やはり、あの学校じゃネ

2009-03-28 11:34:49 | 塾あれこれ
先日散歩をしていて角を曲がったとたん
すぐ向こうから大きなマスクをした男性が歩いて
こられました。
向こうも散歩の感じです。
目が合ったような、合わなかったような。

勝手に憶測するに「マスクしているから分らない」と
知らんぷりを決め込まれたようです。
近くの私立高校のN先生でした。
重要なポストにいらっしゃる方だし利発そうな顔立ち
は目立ちますね。

私をご存じないはずはありません。
二十人程度の集まりで何度も同席し、学校側を代表し
て私の質問に答えられたことも多くあります。

まあ、気がつかなかったのでしょう。
決して私に挨拶がないと怒っているのではありません。
そんなことは業界では日常茶飯事ですから慣れっこ。

ただ思ったのは、私立の学校ですから先生方も常日頃
から営業を念頭に置かれた方が・・ということです。

私が今回気づいたのは5m先、そして20cmくらいで
すれ違ったのです。
会社員なら気づかなかったでは済まないでしょう。

たかが弱小塾にであれ「営業の挨拶」をすべき立場の
方ではないでしょうか。
まあ、学校の先生にはよくみかけることです。

なるべく塾とは口をききたくない。
分ります。それ。
校長がいうから仕方なく営業をするけどホンネは・・

でも今時、それで学校大丈夫なの?
今のスベリドメのままで良いのかしら。
弱小塾に顔をむけなくても構わないかもしれませんが
普段の姿勢がいずれどこかでマイナスを生むのです。
校長や営業担当の方は一生懸命ですけれど。

昨日の広電と正反対ですね。


で、あんたはどうなの?挨拶しないでいいの?

そういう声が聞こえます。
誠に申し訳ないのですが「営業」する気がありません。

自宅で塾を始めてから名刺すら持ちません。

向こうも無視したい塾から声をかけられ挨拶を強要
されるのは不愉快なことでしょう。

ですからこちらから先には動きません。
相手の様子により態度を決めております。
いつも人の顔を見て歩きますね。近くなれば目。

繰り返しますが、腹を立てているのではありません。

学校全体で盛り上がれば違うのに、とオセッカイにも
思うだけなのです。


これもつい先だっての話です。
今度は生徒。先の学校とは違います。

通勤通学の朝の電車です。

背中に特大のスポーツバッグを持つ女の子三人です。
通路に横一列でしきりにおしゃべりをしておられる。
後ろを何人も苦労して通り抜けるのに気づかない。

ふと見ると三人の前の椅子は何人分か無人です。
つまりブロックしている!少なくとも結果的に。

学校の名前が入ったものを着ているのにと思うと
いっそう「ニブサ」が気になります。

オジサンも相手がオバサンなら露骨にならない程度で
注意もできるけれど、若い子にはできません。
何と思われるか、言われるか。
尋常に話が出来る反応が見込まれませんからねえ。

背中の特大鞄にはアクセサリーでしょうか人形が幾つ
もぶらさがっています。
まるで(ヒロシマタロウ)なんだよね。
え?
彼は広島の中心街で良く見かけるレゲエのおじさんです。

もちろん悪意でのマナー違反ではないでしょう。
でも、悪意でないから、気がつかないから
却って良くないのです。
自分をコントロールできないことだから。
大人になっていないわけです。


学校は教師も生徒も努力しておられます。
女子高だからシツケも大切と。
しかしこういうのに出くわすと「やはりね」と
思ってしまいます。

学校の努力を知らない世間の人は私以上に
固定観念をもっているかもしれません。
懇談でその学校を勧めてもロコツなことを言われる
大人もまだ多いのです。

将来はあの三人にも「~出身」が戻ってくるのに。


もっと偏差値の高い学校、評判の良い学校の生徒でも
結構みかけることです。

しかしダメージが違うのですね。
「やはりネ」というのはきついし永続的です。

そう見る世間の目が良いとは言いません。
しかし現実はそうなのです。
そういう社会が待ち構えているのです。

全人教育を謳う学校は月謝を頂く手前、もっと
成果のでることを求められているようです。


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