このブログで何度も書いていることですが
私は塾で仕事をする以前、31まで普通のサラリーマンを
していました。
とある限られた仕事を一筋です。
現場から書類が上がってきたものの内容をチェックし
権限者の決済を得る仕事です。
現場からは承諾を得べく、気を使い表面をとりつくろった
ものが上がってくることもあります。
万が一、そういうものがあれば、それにメクラ判を押すのでは
仕事になりません。
虚偽があるかないかを常に判断していねばならず
性悪説で日々をおくらねばなりませんでした。
それでは心身が持ちませんから、仕事とプライベートとでは
スタンスを変えようとしていました。
自分の時間では性善説。
区分けが成功していたかどうかは分かりませんが。
○
普通の会社勤めを辞め、塾に入って暫くのころです。
塾に出勤する途上で、女性に声をかけられました。
現在の佐伯区役所の裏あたりです。
「~に行きたいのだがバス代がない。貸して下さい」
このテの声かけをときおり受ける私です。
人が良さそう(この場合は、甘い人間)に見えるのかもしれません。
ぼ~っと歩いていますからねえ。
彼女はホームレスさん風にも見えず、本当にお困りかもしれない。
サラリーマンの仕事上での判断なら性悪説をとってお断りすべき
でしょう。
迷いましたが、言われた一部分のお金を「貸し」ました。
永久貸与ですね。
もちろん、お名前とか連絡方法とかの確認はいたしません。
塾に到着して仕事が始まる前、この(貸し)の話になり
「あんた、人が良いねえ」と笑われてしまいました。
後に塾が潰れた時の責任者です。
私としてはもう少し多額を「お貸し」した方が良かったかと
いう気もしています。
もちろん私が偽善者の顔をしたいというのではなく
怪しいなあ、とは思っていました。
ただ、できるならば人を疑ってかかる事はしたくありません。
気分が落ち込みますから。
でも今、自宅で塾をするようになった後は、お金その他の
お申込みをされても応えられません。あしからず。
○
いつものことですが書いている途中で話が曲がります。
会社の仕事でウラをとるということでした。
怪しい書類が上がってきたとします。
慣れてくると読まないでも一瞥でピンときますが、
カンだけで仕事を決定するわけにはいきません。
論理や証拠などに矛盾がないか、しっかり読み込みます。
裏もとります。
この3段階でほぼ判断が下せますので、書類作成者と
連絡をとり、対応をきめてゆきます。
ただ、本当はウラを取るだけでは不十分。
いつも怪しい書類が多い営業所やそういう人物の場合には
ウラをとると予想して書類を作成してくる事もあるのです。
数学の軌跡の問題で最後に「逆」を行って求めた式を
確定しますね。
私もそれと同様のことをしなくてはなりません。
今、初めて明かしますが、あえて「カマをかけて」いました。
わざと相手のごまかしにだまされた風を装って
「分かりました。だったら~になるのですよね」などと誘導すると
案外乗ってくるものです。
そういう「嘘が分かった」書類は返却。
再提出を求めます。
○
「それで現場には?
もちろん何度か行かれて。。。それでね、決めた?ハイ。」
心では「嘘つけ!」
現場に行ってないことは調べてあります。
ウソだとは言えないので別にリクツをつけて返却します。
「電話で~と言ったが後で○○ということもあると分かり・・・」
嫌われる仕事でした。
○
私が威張りたかったという話ではありません。
正しい情報を上げて相談があれば「正解」は出るものです。
のちのち、相談を受けて私が「指南」しなくてはならなくなり
その様々な中にはストレスのかかるモノもありました。
競争社会の中での会社ですからねえ、性善説は通りません。
実はそれが厭で会社を辞めることになってゆくのです。
私は塾で仕事をする以前、31まで普通のサラリーマンを
していました。
とある限られた仕事を一筋です。
現場から書類が上がってきたものの内容をチェックし
権限者の決済を得る仕事です。
現場からは承諾を得べく、気を使い表面をとりつくろった
ものが上がってくることもあります。
万が一、そういうものがあれば、それにメクラ判を押すのでは
仕事になりません。
虚偽があるかないかを常に判断していねばならず
性悪説で日々をおくらねばなりませんでした。
それでは心身が持ちませんから、仕事とプライベートとでは
スタンスを変えようとしていました。
自分の時間では性善説。
区分けが成功していたかどうかは分かりませんが。
○
普通の会社勤めを辞め、塾に入って暫くのころです。
塾に出勤する途上で、女性に声をかけられました。
現在の佐伯区役所の裏あたりです。
「~に行きたいのだがバス代がない。貸して下さい」
このテの声かけをときおり受ける私です。
人が良さそう(この場合は、甘い人間)に見えるのかもしれません。
ぼ~っと歩いていますからねえ。
彼女はホームレスさん風にも見えず、本当にお困りかもしれない。
サラリーマンの仕事上での判断なら性悪説をとってお断りすべき
でしょう。
迷いましたが、言われた一部分のお金を「貸し」ました。
永久貸与ですね。
もちろん、お名前とか連絡方法とかの確認はいたしません。
塾に到着して仕事が始まる前、この(貸し)の話になり
「あんた、人が良いねえ」と笑われてしまいました。
後に塾が潰れた時の責任者です。
私としてはもう少し多額を「お貸し」した方が良かったかと
いう気もしています。
もちろん私が偽善者の顔をしたいというのではなく
怪しいなあ、とは思っていました。
ただ、できるならば人を疑ってかかる事はしたくありません。
気分が落ち込みますから。
でも今、自宅で塾をするようになった後は、お金その他の
お申込みをされても応えられません。あしからず。
○
いつものことですが書いている途中で話が曲がります。
会社の仕事でウラをとるということでした。
怪しい書類が上がってきたとします。
慣れてくると読まないでも一瞥でピンときますが、
カンだけで仕事を決定するわけにはいきません。
論理や証拠などに矛盾がないか、しっかり読み込みます。
裏もとります。
この3段階でほぼ判断が下せますので、書類作成者と
連絡をとり、対応をきめてゆきます。
ただ、本当はウラを取るだけでは不十分。
いつも怪しい書類が多い営業所やそういう人物の場合には
ウラをとると予想して書類を作成してくる事もあるのです。
数学の軌跡の問題で最後に「逆」を行って求めた式を
確定しますね。
私もそれと同様のことをしなくてはなりません。
今、初めて明かしますが、あえて「カマをかけて」いました。
わざと相手のごまかしにだまされた風を装って
「分かりました。だったら~になるのですよね」などと誘導すると
案外乗ってくるものです。
そういう「嘘が分かった」書類は返却。
再提出を求めます。
○
「それで現場には?
もちろん何度か行かれて。。。それでね、決めた?ハイ。」
心では「嘘つけ!」
現場に行ってないことは調べてあります。
ウソだとは言えないので別にリクツをつけて返却します。
「電話で~と言ったが後で○○ということもあると分かり・・・」
嫌われる仕事でした。
○
私が威張りたかったという話ではありません。
正しい情報を上げて相談があれば「正解」は出るものです。
のちのち、相談を受けて私が「指南」しなくてはならなくなり
その様々な中にはストレスのかかるモノもありました。
競争社会の中での会社ですからねえ、性善説は通りません。
実はそれが厭で会社を辞めることになってゆくのです。
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