山頭火=46

2015-08-20 10:16:51 | 句など
山『ふるさとの言葉のなかにすわる』
井 「久しぶり嗚呼この景色この訛り」

山『しぐれへ三日月へ酒買ひに行く』
井 「三日月も時雨る夕べ酒買ひに」

山『山へ空へ摩訶般若波羅蜜多心経』
井 「般若心経 海へ空へ山へ」

山『しめやかな山とおもへば墓がある』
井 「どのやうな山も墓処の二つ三つ」