新薬登場。ピカ新？ゾロ新？

連続神社お参り21日＋8日。

朝ウォーキングは85分で9,957歩。452.4キロカロリー消費。

雨のため、途中で打ち切りました。


さて…。昨日の投稿で「プラザキサ」について触れました。この薬は、ワーファリンに比して「特殊な血液検査（PT-INR測定）を必要としないこと」「相互作用が少ないこと」「食べ合わせに気を使うことが少ない」という利点があるそうです。

じゃあ、ワーファリンの役目が終わったのか…というと、そうでもないようです。

なぜかというと、旧薬（新薬に比してという意味です。）には、「副作用が知り尽くされている」「薬価が安い」という利点があるからです。

つまり、新薬は旧薬よりも優れている場合が多いのですが、長期の経験には欠けます。新薬には「まだ、出ていない結果」がある…と言い換えるとわかりやすいでしょうか。

それと、薬価。長期連用の必要な薬は、安い方が患者さんの「財布」に優しいですよね。


標題の件。

ピカ新というのは、新薬の中でも「医療自体を変えるもの」「効果が改良されたもの」「新しい作用を持ったもの」を言います。

例をあげるとH２ブロッカー（シメチジン等）でしょうか。この薬が出たことによって、胃潰瘍の手術適用が激減したと言われています。

また、ACE阻害剤（カプトプリル等）もピカ新の例でしょうか。降圧剤に新しい分野を開拓した薬です。


一方、ゾロ新とは、新薬の中でも他剤をちょっといじっただけで発売される薬です。昔は、販売するのが簡単でしたが…。今は、なかなか審査が厳しいようです。


「プラザキサ」は「ピカ新」ぽいですが…。重篤な副作用が出ないことを祈ります。