社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

社会保険労務士ブログは早く卒業して、グルメブログにしたいものです。

会社から心が離れていく時。

2005年10月10日 10時42分02秒 | Weblog
 どうせ、世間は連休中。ブログの訪問者も激減しています。それなら、社会保険労務士に関連しないMRシリーズを書いちゃえ…と言うことで…。

 私は、会社に対して不信感を募らせて会社を辞めた口です。けんかをしたわけでもなく、リストラされたわけでもありません。しかし、仕事に対して意地はあっても数字には執着していませんでした。そう言う意味では、営業マン失格だったでしょうね。

 私の同期にTさんと言う人がおられました。どこかの会社を辞めて入社してきたらしく、我々よりは一歳ほど歳上。学歴が京○大学法学部卒業。いかにもエリートコースっぽい。

 それに比べれば、私は三流大学?の経済学部経営学科卒。私には意地と誇りはあっても、世間的には京○大学の方が上であったでしょう。

 私自身、Tさんはいずれかは本社に行くのだろうと。そして出世していくんだろうな・・・と言う感覚がありました。それは、学歴社会である以上、仕方のないことだとも思っていました。

 高卒と大卒。高卒が2年ほど遅れるように設計されている人事制度。通常なら、私と同い年でも、高卒の方は2年ほど後に主任になる。人事考課がよほどいいのなら追い抜きもあるが、通常はそれが在社中に継続される。(ただ、人事考課がほぼでたらめだったけど。) 

 ある日の事。後輩から言われたことが私を揺さぶりました。「Tさんが大学院に行って経営学を勉強しているらしいですね。会社から行かせてもらったようですよ。」

 Tさんは、京○大学の法学部だから。私は経営学専攻でも三流大学だから。そう思うようにしても、何かが私の心に芽生えてきました。当時は、それが何であるかはわからなかったのですが。

 その後、Tさんから年賀状が来ました。「大学院でしっかりと仲間と議論しています。」と書いてあった覚えがあります。その時、私の心の裏で生じていたモノが何であるかわかりました。

 焦燥感。このまま医薬品営業として会社に使われるのか。毎日が同じことの繰り返し。医者に愛想を言って頭を下げて…。

 そして、Tさんへの反感。Tさんが悪いわけでもなく、会社の人事であったのですが、どうしても押さえることのできない感情でした。 

 その後、Tさんに会う機会はありませんでした。案の定、彼は本社勤務。たまに、「経営情報」なる冊子を送って来ました。その内容を見るたびに(あまりにひどかったので。)失望を深め、自分の焦燥感を抑えることができなくなる私。

 そして、決定的な事件が起きてしまうのです。 
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上司を太陽であぶってやった原因。

2005年10月10日 08時21分42秒 | Weblog
 「上司を太陽であぶってやったこと。」に関するコメント、ありがとうございました。

 この上司に関しては、ちょっとばかり腹に据えかねたことがありまして…。復讐するチャンスを狙っていました。

 傘がない事件…某医院から電話が来まして。話によると、「ふとっちょさんのところの課長さんが傘を忘れている」との事でした。傘を返してもらうと、確かに課長の名の刺繍がしてありました。

 課長に電話すると、「間違って持って帰ったらしい。取りに来てくれ。」との事。仕方がないので取りに行ったのですが…。

 なんと、傘を間違えて持って帰った上、刺繍してあった名前を取ってしまっていたのです。それじゃあ泥棒じゃん。

 恥をかいたのは私です。医院まで行って平身低頭でした。

 安くさせます事件…某医院の事。院長は私がいた会社の薬を、かなり使ってくれていました。しかし、病気で倒れられ一時的に息子が帰って来まして…。薬をガラリと変えてしまったのです。

 院長が復帰しても、わが社の薬の量は戻りませんでした。いずれは院長交代を視野に入れているため、息子の処方は替えられなかったのです。

 そこを勘違いした課長殿。「薬の使用量が何故減った。俺が聞いてやろう。」とでしゃばったのが失敗。私が院長に事前に聞いていた理由を言っても聞きゃしません。

 院長と面会。院長は、「ふとっちょ君には問題はない。医院継承のために、息子の処方をないがしろにできなくなっただけだ。」と言ってくださいました。それなのにこのバカ課長「いいえ。それは違います。ふとっちょが薬を安くしなかったからでしょう。そうに決まっています。」「ふとっちょに薬を安くさせますから、薬を使ってください。」 

 院長は「もう、どうしようもならん。」と言う感じになり、面談を打ち切りました。的外れもここまで来ると…。

 そのころ、私のいた会社は価格維持政策を取っていました。そこから見ても、この課長の言動は問題外でした。

 この事件により、私は課長の感覚を疑うようになりました。そして、太陽にあぶられると、少しは感覚が直るかもしれない…と言う親心?で、自動車のキーを抜いたのです。

 残念ながら直らなかったのですけどね。

 「被取締役」さん。
>ガムテープで隙間を塞いで、後部座席に、そっと七輪を置いて、静かに焚いておいたら完璧の「優」がもられます。

 そこまでやったら直っていたかな? それよりも先に、一酸化炭素中毒で帰らぬ人になっていたかも・・・。
コメント (1)
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