虫歯は感染症の一種であることが分かってきた。口内には300~400種類の菌が存在するそうだが、その中で虫歯菌となるのはミュータンス菌というものだ。
赤ちゃんの口内にはミュータンス菌はいない。では、どこから感染するのかというと、赤ちゃんの周りにいる大人たちの口からという。
日本小児歯科医学会では、「子どものミュータンス菌は養育者から伝播する」としている。虫歯が多い人の唾液には、ミュータンス菌が高濃度に含まれている。特に、親や祖父母など子どもと生活をともにする人に虫歯があると、同じ箸やスプーンで子どもに食べ物を分け与えることでミュータンス菌を広げてしまうのだ。
歯周病も同じように、大人から子どもに伝染するそうだ。日頃赤ちゃんや子どもに接する機会のある人は、うつさないためにも虫歯や歯周病は治しておいたほうがいい。また、風邪の後に起こりやすいヘルペス性歯肉口内炎も、箸やコップ、タオルなどを共有することで感染しやすいというので注意が必要だ。
□南雲つぐみ(医学ライター)「大人からうつる虫歯菌 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年8月22日)を引用
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赤ちゃんの口内にはミュータンス菌はいない。では、どこから感染するのかというと、赤ちゃんの周りにいる大人たちの口からという。
日本小児歯科医学会では、「子どものミュータンス菌は養育者から伝播する」としている。虫歯が多い人の唾液には、ミュータンス菌が高濃度に含まれている。特に、親や祖父母など子どもと生活をともにする人に虫歯があると、同じ箸やスプーンで子どもに食べ物を分け与えることでミュータンス菌を広げてしまうのだ。
歯周病も同じように、大人から子どもに伝染するそうだ。日頃赤ちゃんや子どもに接する機会のある人は、うつさないためにも虫歯や歯周病は治しておいたほうがいい。また、風邪の後に起こりやすいヘルペス性歯肉口内炎も、箸やコップ、タオルなどを共有することで感染しやすいというので注意が必要だ。
□南雲つぐみ(医学ライター)「大人からうつる虫歯菌 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年8月22日)を引用
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