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kan-haruの日記

大森町界隈あれこれ 大森町商店街 京急高架化関連で変貌する大森町駅周辺の商店街その1

2011年10月31日 | 大森町界隈あれこれ 商店街
kan-haru blog 2011 大森町商店街通りの建替え中の商店
    
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大森町駅周辺の高架化関連の道路事業
京浜急行電鉄の高架化工事が進み、現在下り線の高架化工事が行われています。この高架化工事の関連で大森町駅周辺では東京都市計画道路事業が行われ、その1は大田区画街路第3号線(事業認可 大田区 平成14年3月27日 東京都告示第341号)により、大森町駅東側の商店街通りの延長63mが、幅員13mに拡幅されます。その2は京急付属街路第1号線 (事業認可 大田区 平成14年3月27日 東京都告示第342号) のうち、大森町駅前周辺のほのぼの通りの延長約144mの道路幅員が6メートルから13メートルに拡幅されます。
これに伴う、大森町駅周辺の商店街の変貌を追って記録していきます。

 東京都市計画道路事業(再掲)
 
・大森町駅東側商店街通り閉店の商店
これにより、大森町駅東側の商店街通りに14軒あった商店店舗は、順次閉店取壊しが始まり、ラーメン屋の元三光軒が2006年に最初に立退き、以下大衆酒場の元大森町銘酒コーナーと薬局の元ホケン堂が2007年に、和菓子店の元青柳、クリーニング店のCLEAN BLUE、和食の元大森食堂、東京キッチンが2009年に閉店して取壊されました。
2011年に入り、東京キッチン跡地が京急高架工事の仮ヤードとなり、とんべつ跡のクリーニング仮営業店、はな屋TULIP TREE、すきやが入居の東日ビルと次々と閉店して取壊わされ(「大森町界隈あれこれ ニュース 建替えが進む大森町駅周辺の商店街(2011.7.17号)その1」参照)ました。
・大森町駅西側ほのぼの通り閉店の商店
また、大森町駅西側のほのぼの通りでは、2007年にまずゑびす市場、100円ショップと三吉野が閉店して解体されました。2008年にはナンカ堂B館の南隣の商業建屋が取り壊され、2009年には丸忠行川商店とコマツヤ靴店に、ほのぼの通り突き当りの池田医院の右隣のマンションが取り壊され(「大森町界隈あれこれ ニュース 建替えが進む大森町駅周辺の商店街(2011.8.18号)その2」参照)ました。2010年には旧大森町駅西口改札口隣のナンカ堂A館が取り壊され(「大森町界隈あれこれ ニュース 建替えが進む大森町駅周辺の商店街(2011.8.21号)その3」参照)ました。

 閉店前の大森町駅周辺商店街図

・大森町駅の変貌
京浜急行の高架化は、上り線が完成して2010年5月16日から開通し、上り線高架ホームへの通路は、西口改札口を入り左折すると、ほのぼの通り東側の元ナンカ堂A館から北方の元ゑびす市場などの取壊し跡地に造られた仮ホーム通路を使用します。この仮通路は、上り線高架駅ホームの階段、エレベータおよびエスカレータと繋がっており、下り線の高架化工事が完成して、高架駅橋下に駅舎が完成するまで使用されます。これにより、旧上りホームと上り線線路は撤去され(「大森町界隈あれこれ ニュース 建替えが進む大森町駅周辺の商店街(2011.9.11号)その5」参照)ました。
2011年2月に入ると、下り線大森町高架駅の高架化開通に向けての工事のため、在来下り線の駅舎とホームの撤去を要するため、旧在来上り線線路跡に地上下り線仮ホームが築造され、同5月には上り線高架ホームへの仮通路の南側に仮大森町駅舎と改札口が作られ、旧西口改札口は撤去され(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合下り線高架化工事編(第16回その1)」参照)ました。同6月には、旧在来上り線線路跡に地上下り線仮ホームが開通し、同ホームは仮大森町駅舎の改札口と結ばれ、旧中央口改札口は閉鎖されました。

 大森町駅新上り改札口と閉鎖の旧西口改札口(:仮大森町駅上り改札口開通、:閉鎖された大森駅西口0514)

大森町駅周辺商店街の変貌
東京都市計画道路事業による道路拡幅で立ち退いた商店跡は、建替えられたビルや建て替え中のビル店舗により、新たな商店が登場しております。
大森町駅東側商店街通りでは、元ホケン堂跡から大森食堂跡地の間にマンションが建立され、1階には以前から営業を行っていたクリーニング屋さんが戻り、新たにから揚げ屋さんが入居しました。なお、元とんべつ跡のクリーニング仮営業店が入居していたビルは、道路の拡幅分だけバックして3階ビルが建築中(地図まる1参照)で、はな屋TULIP TREEが入居していた商店もバックして建て替え中(地図まる2参照)です。
ほのぼの通りでは、元コマツヤ靴店跡にマンションが建立され、1階には新たに「ほねつぎおおなみ整骨院」が開業して、商店街では新旧商店の入れ替えが行われています。なお、ナンカ堂南隣のビルも建て替えが完了して営業中です。また、ほのぼの通り突き当りの池田医院も建て替え中(地図まる3参照)です。

 変貌する大森町駅周辺の商店街地図

・新たな商店の登場
東京都市計画道路事業による建替えビル等に入居した、新登場の営業・商店の新しい顏を紹介していきます。
○ 最初は、最も新しい9月12日開店の「からあげ専門店福のから」(地図白抜き丸1ホームページ)を訪ねてみました。福のからは、大森町駅旧中央口前の商店建替えの新築マンション(WEST SQUAR OMORI)の1階の東側の店舗で開業しました。福のからは都内で笹塚店、大泉学園店と共に3店目の出店です。

 からあげ専門店福のから(:回転ののぼり、:大森店マスター、:福のから全景)

お品がきには、お好みのからあげが7種類、お弁当が5種類の他、からあげの皿盛りが各種あります。福のから揚げの特長は、醤油味をベースに、衣はサクパリで、中はジューシーで、温かくても冷めても美味で飽きのこないから揚げであるとうたっています。開店日の集客を見てみました。

 開店日の福のから店頭(:17時頃、:17時10分頃)

○ 次は、ダイヤモンドマンション1階北側店舗に入居して、本年1月6日に本開店した、こだわりのハンバーガーとタコスのお店「ロコフィ」(地図白抜き丸2)に行ってみました。ハンバーガーは、18種類もありポテト付きです。ハンバーガーの種類によってはソースを選べます。さらに、トッピングの種類も非常に多く、メニューを選ぶのに時間を要します。タコスも6種類あり、ポテトがつきます。サイドメニューもナチョスを初め沢山あり、ソフトドリンクとアルコールもある本格的なハンバーガーのお店です。
注文したハンバーガーの高さはかなりあり、食するにはなかなか骨がおれます。なお、TAKE OUTも可能です。

 ハンバーガーとタコスのロコフィ(左上:ロコフィ入口、中上:ロコフィのマスター、右上左下:カウンター、中下:座席、右下:ロコフィ案内図)

○ 3番目の紹介は、大森町駅西側のほのぼの通りの中程にある、旧こまつ靴店跡に建設されたマンションの1階で開院しているのが、10月16日に開院1周年を迎えた「ほねつぎあおなみはり・きゅう整骨院」(地図白抜き丸3)で、関西からの初登場です。開院1周年の16日には、ハンドマッサージもしくは足裏マッサージの無料サービスを行い、17日には各種商品や無料マッサージのサービス券が当たるくじ引きが行われました。明るい店内の治療ベッドに、若くて元気なスタッフにより治療するマッサージとはり・灸は、健康保険が使えて年長者にとっては躰の疲労の回復に人気で、投稿者もお世話になっています。 

 ほねつぎあおなみはり・きゅう整骨院(左上中上右上左下中下右下写真拡大)

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毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております(10月分掲Indexへ)
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大森町界隈あれこれ ニュース 建替えが進む大森町駅周辺の商店街(2011.9.11号)その5

2011年09月11日 | 大森町界隈あれこれ 商店街
kan-haru blog 2011 在来上り線線路が撤去された大森町駅構内   

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高架化開通の上り線大森町駅高架ホーム
2010年5月16日は、上り線高架化開通の日です。上り線大森町駅高架ホームへは、西口改札口を入り左に曲がるとその4で記述の高架駅への仮通路です。仮通路を直進すると高架ホーム階段への上がり口とで、右側にあるエレベータでも高架ホームへあがれます。

 上り線高架駅ホームへの仮通路(:在来西口改札口、:高架ホームへの仮通路、:正面が高架ホーム階段上がり口で右がエレベータ)

階段登り口の仮階段をあがり右に進むと、踊り場が2段付いた高架ホームへの階段です。階段を登るとホーム北部に出られ、ホームを南方に進むとエレベータがあり、北側扉から乗り降りします。

 上り線高架駅ホームへは階段またはエレベータで(:上り線高架橋階段、:上り線高架橋階段で高架ホームへ、:高架ホーム上のエレベータ)

上り線高架駅ホームのエレベータ後ろの南側ホームには待合室があり、さらにその南方には未着工のエスカレータの工事囲いが見られます。

 新高架駅には待合室がありその先には未着工の上下エスカレータが付く(:待合室、:未着工のエスカレータ工事囲い)

上り線の大森町高架駅ホームの壁面には丸窓が付いていて、完成当初は透明ガラス窓から眺める景色は素敵な大森町風景が見られましたが、現在は不透明ガラスで外は見られません。

 丸窓が特徴の大森町高架駅(写真拡大)

開通時に上り線の大森町高架駅ホームの丸窓から、ほのぼの通りの街並み風景が見られました。

 大森町高架駅ホームの丸窓から見たほのぼの通りの街並み(:TSUTAYA、:ナンカ堂B館と田肥電器に挟まれた新築オフィス、:ナンカ堂B館) 

上り線の大森町高架化の後12月6日になると、高架駅への仮通路の脇に、トイレ等の駅設備が築造されました。

 上り線高架ホーム仮通路脇にトイレ等の駅設備が築造(:駅設備築造前、:駅設備築造後)

年明けて2011年2月15日になると、下り線大森町高架駅の高架化開通に向けての工事のため、在来下り線の駅舎とホームの撤去が必要になります。そのため、旧在来上り線線路跡に地上下り線仮ホームの築造が開始されました。

 地上下り線仮ホームを旧上り線線路上に築造(写真拡大)

同時に、仮駅舎棟が高架駅への仮通路の手前の大森町商店街通りに面して、ほのぼの通りと大森町第1踏切の間に築造されます。

 大森町駅西側の高架駅への仮通路の手前に仮駅舎築造が始まる(左上中上右上左下中下右下)

2月28日の大森町駅周辺の商店街の街並みは、ほのぼの通り東側は大森町駅の駅舎棟が築造され、同通り西側では2棟の商店が建替えられ、駅東側商店街通りではクリーニング屋さんが駅前の新設マンションに入居し、仮営業をしていた店舗は壊されました。

 大森町駅周辺地図

2011年2月の時点でのほのぼの通り東側商店街は、南のTSUTAYAから始まり、北に向かって建替えのマンション1階には「ほねつぎおおなみ整骨院」が開院し、田肥電器は元の店のままで営業し、その北側はオフィスビルを建て替えて入居待ち、大森町駅のA館は取り壊されてB館のみの営業となり、A館にあったカラオケ店もB館に移転して営業を続けています。

 TUTAYAから北のほのぼの通り商店街(左上:元丸忠行川商店跡の有料駐輪場、中上右上:旧コマツヤ靴店跡のマンション1階にはほねつぎ店が開院、左下:従来店舗で営業継続の田肥電器、中下:建替えられたオフィスビル、右下:B館1棟だけとなったナンカ堂)

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大森町界隈あれこれ ニュース 建替えが進む大森町駅周辺の商店街(2011.9.9号)その4

2011年09月09日 | 大森町界隈あれこれ 商店街
kan-haru blog 2011 上り線高架化前夜の大森町駅   

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前回その3では、大森町駅西側の京急付属街路第1号線のうち、大森町駅前周辺の約144mの通称ほのぼの通りが、道路幅員が6メートルから13メートルに拡幅される過程の2010年1月頃までのほのぼの通り状況、東側に残るナンカ堂A館の取壊しと、同通りから見た東側の空き地を利用して京急大森町高架駅の工事が進む様子を追いました。今回は、その続編でほのぼの通りの現在の状況までを見ていきます。

2010年2月頃のほのぼの通り
ナンカ堂A館の取壊された跡の空き地のほのぼの通り東側は、京急高架工事が進む間は北部に設けられた自転車の駐輪場以外は、高架工事用地として駐輪場隣にゑびすヤードが確保され、臨時改札口の南側は大森町駅高架ホームへの通路などの仮駅設備用地となります。一方、ほのぼの通り西側のナンカ堂B館と田肥電器に挟まれた建屋は取り壊され、跡地には新たな建物の建築がはじめられてります。西側のコマツヤ靴店、丸忠行川商店と、北端の旧山谷旅館跡のマンションは取壊されました。

 10年2月17日j時点のほのぼの通りの北側近辺(:ゑびす市場跡のゑびすヤード、:ゑびすヤード脇の駐輪場100401、:ほのぼの通り北部商店街100217)

4月に入ると、ナンカ堂A館の取壊し跡地に上り線高架駅への通路の建屋の築造が始まり、ナンカ堂A館跡の大森町上り高架駅ホームの外壁の取り付けが行われました。

 上り線開通に向けて駅仮設備の築造が進む(:上り線開通に向けてホーム通路の築造が進む、:上りホーム駅舎棟壁面の取付が完了100409)

4月20日頃には、臨時改札口南の上り線高架駅への仮通路駅舎棟は、屋根と壁板が取り付けられ、月末には床板が張られ完成しました。

 上り線高架駅への仮通路駅舎棟が造られる(写真拡大)

引き続き、臨時改札口の北側にも上り線高架駅への通路駅舎棟の築造が行われ、5月9日頃には完成しました。

 臨時改札口北側にも仮通路駅舎棟の築造が進む(:臨時改札口北側にも仮通路駅舎棟築造開始、:北側仮通路駅舎棟が完成100509)

5月9日には、在来上り線に設けられた午前7時から9時まで開いていた臨時改札口を同14日より閉鎖すると通知案内が掲示されました。

 上りホーム臨時改札口閉鎖のお知らせ

平日7~9時のみ開く臨時改札口は同13日まで運用された後、同14日に閉鎖されました。同15日には、臨時改札口を挟んで南北に築造されていた、上り線高架駅への通路駅舎棟は連結され完成しました。

 臨時改札口の閉鎖と南北通路棟連結(:平日7~9時のみ開く臨時改札口100510、:閉鎖の臨時改札口100514、:南北通路を連結して仮通路駅舎棟が完成100515)

また、同15日の在来上り線ホームは、上り線の地上走行運転の最終日となりますので、記録写真を撮影しておきました。

 運行最後の日の在来線上りホーム(:撤去される在来線上りホーム、:電車運行最後の日の大森町駅在来上り電車)

上り線高架化開通に備えて、大森駅西口改札口から上り線高架駅への通路は完成しています。

 大森町駅の上り高架駅ホームへの通路(:大森町駅西口改札口、:西口改札口左側の壁の先が仮通路入り口、:西口改札口左壁から仮通路に接続)

上り線高架化開通
5月の上旬には、「5月16日(日)から大森町駅上り線ホームを高架化いたします」の案内通知が表示されました。

 大森町駅上り線高架化の案内

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大森町界隈あれこれ ニュース 建替えが進む大森町駅周辺の商店街(2011.8.21号)その3

2011年08月21日 | 大森町界隈あれこれ 商店街
kan-haru blog 2011 ナンカ堂跡の大森町高架駅ホームの工事  

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前回までのその1では、大森町第1踏切東側から第1京浜国道までの商店街通り(大田区画街路第3号線延長63m)を幅員13mに拡幅の変遷を追い、同商店街道路北側の商店が全て壊されるまでをみました。その2では大森町駅西側の京急付属街路第1号線のうち、大森町駅前周辺の約144mの通称ほのぼの通りが、道路幅員が6メートルから13メートルに拡幅される過程にあり、丸忠行川商店とコマツヤ靴店の取壊しと、同6月には旧山谷旅館跡のマンションが取り壊されるまでをみてきました。
今回は、ほのぼの通り東側に残るナンカ堂A館の取壊しと、同通りから見た東側の空き地を利用して京急大森町高架駅の築造が進む様子を追います。

ほのぼの通り東側跡地利用
2008年7月17日から大森町駅商店街のほのぼの通りの東に面したゑびすヤードの幅を縮小して、ほのぼの通り北端から臨時改札口までの間に、大森町駅前臨時自転車駐車場がオープン(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第21回その1-2)」参照)し、2時間以内は無料で利用できるようにました。

 大森町駅前臨時自転車駐車場開設

2008年10月には、大森町高架駅橋はほのぼの通りのナンカ堂B館付近まで築造が進み道床のコンクリート打ちが行なわれ、2009年4月には南に延びる高架駅橋築造工事のため、臨時改札口の上に高架橋工事の足場が組まれました。

 ほのぼの通り東側商店街跡での高架橋工事1(:高架橋築造がナンカ堂B館付近まで進む20081008、:臨時改札口の上に高架橋工事の足場が組まれる20090416)

2009年7月には大森町高架駅橋の築造は、駅舎ホーム棟の屋根・壁面骨格の組立が開始(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合編(第3回その2)」参照)されました。

 築造中の上り線大森町高架駅ホーム舎棟(写真拡大)

・ナンカ堂A館閉館
同7月17日にはナンカ堂A館の閉館を告げる看板が、ほのぼの通りの角に掲げられA、B館で閉店セールが行われ、12月31日で閉店となりました。

 ナンカ堂A館の閉館でA、B館の閉店セール(左上:ナンカ堂A館閉館の看板、中上右上左下:ナンカ堂A館閉店セール、中下:ナンカ堂B館閉店セール、右下:ナンカ堂A館閉館)

2010年1月には上り線側の大森町高架駅橋の築造は、ナンカ堂A館の建物までの駅舎ホームの壁面が完成(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合編(第11回)」参照)しました。

 ナンカ堂A館まで完成の上り線大森町高架駅壁面(写真拡大)

1月14日になると、閉館したナンカ堂A館の取壊しが始められました。

 ナンカ堂A館の取壊しが始まる(写真拡大)

また、同時にナンカ堂B館と田肥電器店に挟まれたところに商店ビルの建設が行われ、旧コマツヤ靴店の跡にもビル建設の基礎工事が始まりました。

 ほのぼの通り西側商店の再建が始まる(:ナンカ堂B館と田肥電器店間に建設の商店、:旧コマツヤ靴店跡のビル建設)

1月半ばから始まったナンカ堂A館の解体は、2月に入ると建物の姿は無くなりました。

 ナンカ堂A館の解体が進む([100126]・[100131]・[100203]写真拡大)

ナンカ堂A館跡地は同14日には更地となり、高架工事完了時点までの仮区用地を確保しました。ナンカ堂の建物のため出来なかった、大森町駅ホーム駅舎棟の壁面の取付け工事が同12日に始まりました。

 ナンカ堂跡では高架ホーム駅舎壁面取付工事開始と仮区用地確保(:ナンカ堂A館跡地100222、:ナンカ堂跡ホーム壁面取り付け工事100312、:ナンカ堂跡地の区用地確保100314)

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大森町界隈あれこれ ニュース 建替えが進む大森町駅周辺の商店街(2011.8.18号)その2

2011年08月18日 | 大森町界隈あれこれ 商店街
kan-haru blog 2011 旧山谷旅館跡の都市計画整理地 

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前回の2011.7.17号その1では、東京都市計画道路事業の大森町駅第1踏切から東側の第1京浜国道間の大田区画街路第3号線の商店街通りの商店街の変遷を追いました。今回は、同道路事業の大森町駅西側の通称ほのぼの通りについてみていきます。

東京都市計画道路事業京急付属街路第1号線のうち大森町駅前周辺
今回は、大森町駅西側の京急付属街路第1号線のうち、大森町駅前周辺の約144mの通称ほのぼの通りが、道路幅員が6メートルから13メートルに拡幅される過程にあり、現在までのほのぼの通り近辺の商店街の変遷を追います。

 東京都市計画道路事業(再掲)

大森町駅周辺の商店街は、三光軒が2006年10月に立退く (「大森町界隈あれこれ 大森町商店街 京急高架化で大変貌 ラーメン屋さん閉店第一号」参照) までは、ほのぼの通りの東側には、ゑびす市場、100円ショップ、三吉野、ナンカ堂A館が並んでいました。

 2006年移転取壊し前の大森町駅周辺商店街図

2007年に入るとほのぼの通りの東側商店は、まずゑびす市場の取壊しが行なわれ、3月になるとその南に隣接の100円ショップと三吉野の閉店解体に入り、ナンカ堂A館のみが残りました。

 2007年のほのぼの通り東側商店街(左上中上:ゑびす市場取壊し、右上:100円ショップも取壊しが始まる、左下:中下三吉野も閉店する、中下:、右下:ほのぼの通り東側の商店はナンカ堂A館のみとなる)

取り壊された商店跡は整地され、同年5月21日に大森町商店街踏切の混雑緩和のために、大森町駅臨時改札口が開設されました。

 東側商店取壊し跡に大森町駅臨時改札口開設(写真右上:商店取壊し跡、右中:整地された取壊し跡、右下:臨時改札口開設)

ほのぼの通りの西側の商店街は2009年に見ると、北からナンカ堂B館の一軒おいて、田肥電器、コマツヤ靴店、丸忠行川商店、TSUTAYAと並んでいました。なお、ナンカ堂B館と田肥電器に挟まれた商店は、2008年8月に閉店し更地(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第21回その1-2)」参照)となっていました。

 2009年のほのぼの通り西側商店街(左上中上:ナンカ堂B館、右上:田肥電器店、左下:コマツヤ靴店、中下:丸忠行川商店、右下:ツタヤ)

2009年3月には、丸忠行川商店とコマツヤ靴店の取壊しが始まり、同6月には旧山谷旅館跡に建設されたマンションが取り壊されました。

 ほのぼの通り商店街取壊し(写真左上:丸忠行川商店取壊、左中:コマツヤ靴店取壊、左下:マンション取壊)

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大森町界隈あれこれ ニュース 建替えが進む大森町駅周辺の商店街(2011.7.17号)その1

2011年07月17日 | 大森町界隈あれこれ 商店街
kan-haru blog 2011 大田区画街路第3号線商店街通りの北側の商店は全て解体された

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京浜急行の大森町駅の高架化工事は旧下り線ホームが閉鎖され、旧上り線線路上に下り線ホームを仮設し、旧中央口と旧西口は共に閉鎖されました。

東京都市計画道路事業
高架化関連工事による東京都市計画道路事業は、1つは大田区画街路第3号線(事業認可 大田区 平成14年3月27日 東京都告示第341号)の大森町駅東側の商店街通りの幅員を13mに拡幅するもので、2つは京急付属街路第1号線のうち、大森町駅前周辺の約144m(事業認可 大田区 平成14年3月27日 東京都告示第342号)のほのぼの通りは、道路幅員が6メートルから13メートルに拡幅するもの(「大森町界隈あれこれ 大変貌の大森町商店街 京急高架化で商店閉店と店舗取壊しが相次ぐ」参照)です。

 東京都市計画道路事業(再掲)

・大田区画街路第3号線
かっての大森町第1踏切から第1京浜国道間の延長が63mの商店街通りには、14軒の商店店舗が軒を連ねていました。

 大田区画街路第3号線商店街図

これまでの大田区画街路第3号線の事業による、商店街通りでの店舗の立退き取壊しの経緯を見ると、ラーメン屋の元三光軒が閉店第1号で2006年10月1日に閉店(「大森町商店街 京急高架化で大変貌 ラーメン屋さん閉店第一号」参照)して取り壊されました。
続いて大衆酒場の元大森町銘酒コーナーが2007年8月下旬に閉店(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第9回)」参照)し取り壊されました。
薬局の元ホケン堂は、店舗が同12月31日をもって閉店(「大森町界隈の風景 大森町駅付近のゆく年の風景」参照)となり取り壊されました。

 大田区画街路第3号線商店街1(:大森町駅東側の商店街通、中左:三光軒、中右:銘酒コーナー[右]、:ホケン堂)

その後2009年2月3日から、和菓子店の元青柳、クリーニング店のCLEAN BLUE、和食の元大森食堂が順次取り壊され(「大森町界隈あれこれ 大田区ニュース3月号 商店街が大きく変貌、区政功労者表彰式外」参照) ました。同年12月には、大森町駅隣の東京キッチンが閉店して店舗が取り壊され京急高架工事の仮ヤードとなり、商店街通り南側の和菓子店のあった青柳跡から大森食堂跡地にマンションの建設(「大森町界隈あれこれ ニュース 変貌する大森町駅周辺の商店街(2010.1.26号)」参照)が始まりました。

 大田区画街路第3号線商店街2(:青柳、中左:クリーニングCLEN BRUE、中右:大森食堂、:東京キッチン)

2011年に入り、2月には東京キッチン跡地が京急高架工事の仮ヤードとなり、とんべつ跡のクリーニング仮営業店の取壊しが始まり(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合下り線高架化工事編(第13回その2)」参照)ました。

 東京キッチン跡地の仮ヤードとパブハナ跡地(:東京キッチン跡地の仮ヤード、:旧パブハナの取壊し、:パブハナの跡地)

3月にははな屋TULIP TREEの立ち退き、取壊し(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合下り線高架化工事編(第14回その3)」参照)が行われました。

 はな屋店と銘酒コーナー跡地(:はな屋TULIP TREE、:表面土部はなや店の跡地、:はなや店と銘酒コーナー跡地とすきや入居ビル)

6月に入ると、すきやが入居の東日ビルの取壊しの準備が始まりました。

 大森町商店街地図

東日ビルの取壊しは、18日に見ると大型の重機がはな屋店と銘酒コーナー跡地入り、ビルの西面の窓部から壊しはじめました。

 すきや入居の東日ビルの取壊しが始まる(:すきや入居の東日ビル、:東日ビルの取壊しが始まる0618、:大型重機で東日ビルの取壊し)

6~7月と複数の各種大型重機を稼働してビルの解体が進み、7月13日には終了して大田区画街路第3号線商店街通りの北側の、京浜急行大森町線路側から第1京浜国道間の商店は全て取り壊されました。

 東日ビル取壊し(:6~7月と複数の各種大型重機を稼働してビルの解体が進む、:東日ビルの解体が終わる0713)

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大森町界隈あれこれ ニュース 変貌する大森町駅周辺の商店街(2010.1.26号)

2010年01月26日 | 大森町界隈あれこれ 商店街
kan-haru blog 2010

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大森町駅周辺の商店街の変貌
新年を迎え早くも26日を過ぎました大森町駅周辺の商店街は、日々変貌しており、1月前のニュース(「大森町界隈あれこれ ニュース 大森町周辺の師走の出来事(2009.12.26号)」参照)から後を追って見ました。
現在、大森町駅東口の商店街通り南側のマンション建築現場(地図青色①)は、線路側から元ホケン堂薬局、元和菓子店青柳、元クリーニング店のCLEAN BLUE、元大森食堂の跡地です。

 変貌する大森町駅周辺商店街地図

これらの商店は、京急の高架化工事と大森町第1踏切東側から第1京浜国道までの商店街通り(大田区画街路第3号線延長63m)を幅員13mに拡幅するため、2007年に閉店の元ホケン堂薬局が2008年12月に取壊しから始まり、3軒の商店は2009年1月から3月までの間に順次取壊されました。このうちクリーニング店のCLEAN BLUEは、通り向かい側の焼肉店とんべつ跡に移転して仮営業(地図1)が始まりました。

 大森町駅東口駅前商店街通り(:第1京浜国道から見た駅前商店街通り、:東口駅前マンション建築現場、:駅東口隣商店跡地)

商店街通り駅前のマンション建築現場の東側では、パチンコ商品引換え所T-U-C SHOP(地図2)、みどりや文具店 (地図3) 、喫茶店CHIK(地図4)、たばこ屋 (地図6)がそのまま営業を継続しています。
商店街通り北側では、元東京キッチンが閉店(地図白丸抜き①)して今年暮れには跡地が平地となり囲い塀で閉ざされており、クリーニング仮営業店およびはな屋TULIP TREE(地図5)と東日ビル1階のすき屋のみが営業継続をしています。

 駅東口大森町商店街通りの営業中のお店(:T-U-C SHOP、みどりや文具店、喫茶店CHIK、:花屋TULIP TREEと東日ビル1階すき屋、:たばこや)

大森町駅の西口に隣接のナンカ堂大森町店A館(地図白丸抜き②)は47年間も営業しており、京急高架化工事で立退きのため昨年の大晦日に閉店し、現在取壊し中で養生シートにより全館が覆われています。

 閉店取壊しのナンカ堂合成(写真拡大)

また、ナンカ堂A館の2階にあったカラオケドルフィンは、ほのぼの通りのナンカ堂大森町店B館(地図緑色)の2階に移り営業中です。ほのぼの通りでは、ナンカ堂の外田肥電器(地図7)との2店の営業となりました。ほのぼの通りで閉店したナンカ堂B館と田肥電器店に挟まれた商店の跡地(地図青色②)と丸忠行川商店跡とコマツヤ靴店跡地では、マンションの建設(地図青色③)が行われています。

 ほのぼの通りの商店街(:ほのぼの通りでは田肥電器1軒のみの営業、:行川ビル建設現場、:田肥電器隣りの建設現場)

ほのぼの通り角地のTSUTAYAでも大森町駅前広場にかかるため、東側壁面の後退工事が行なわれます。角地にあるみずほ銀行のATM小屋も移転を要します。工事が軒並みの商店街では、TSUTAYAの隣のマクドナルドも外壁の化粧直しの工事が始まりました。

 大森町西口商店街も工事が始まる(:TSUTAYAの外壁後退工事が始まる、:みずほ銀行ATMも移動を要す、:マクドナルドも外装工事が始まる)

さらに、ほのぼの通り北側の池田医院隣のマンションMiレジデンス(地図白丸抜き③)は、大森町駅前広場が出来るので立退きとなり、養生シートを掛けて取壊し中です。さらに、マンションから1軒置いた先でもマンションの建て替え建築(地図青色④)が行われており、大森町駅を中心とした商店街は建設のラッシュです。

 駅前広場設置によりマンション取壊し(:マンションMiレジデンスの取壊し、:マンション建替え工事)

京急高架化工事関連側道整備交通計画説明会
京急高架化工事に伴い関連側道が内川南岸(大森西3-5)から梅屋敷商店街通り(大森西6-15)の京急本線西側沿いに、新たに幅員6mの関連側道を整備して設けられます。
この道路は地域の生活道路を主体とする観点から、幹線道路からの車体の抜け道となるのを防ぐように、平成21年から警視庁本部、大森警察署と協議して交通規制案を作成しており、この規制案を住民に対しての説明会が2月9日19時から大田区大森西特別出張所で開かれます。

 京急高架化関連側道地図

大森町付近の幹線道路は、南北を結ぶ第1京浜国道と産業道路は幅員があるので渋滞混雑は他と比べると比較的少ないのですが、東邦医大通りは現在幅員拡幅の工事をしており混雑が見られます。ただ、大森町の東西を結ぶ幹線道路は環7通りのみで、JR東海道線を横断する幅員の広い道路がないのが実情です。そのため大田区の東西幹線道路の環7および環8通りは常時渋滞状態です。その主たる要因は、京浜急行の踏切での遮断の長さにありますが、今年の上り線高架化開通と環8通りと第1京浜国道の立体交差化が完成することにより改善が期待できます。特に環8通りは上り線高架化により、下り線も現在の仮上り線高架橋を利用した高架交差化が行われますので、大幅な改善が期待できます。

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大森町界隈あれこれ 大変貌の大森町商店街 京急高架化で商店閉店と店舗取壊しが相次ぐ(その2)

2009年09月05日 | 大森町界隈あれこれ 商店街
kan-haru blog 2009 

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東京都都市計画道路事業により大森町商店街の閉店取壊しと建て替えがはじまる
京急大森町駅周辺の商店街では、京急蒲田駅付近連続立体交差事業の高架化工事のため、それに付随する東京都市計画道路事業により、大田区画街路第3号線と都市高速鉄道京浜急行電鉄本線付属街路第1号線(京急付属街路第1号線)の道路が拡幅および新設されるため、商店の閉店と店舗の取壊しが相次ぐと共に、取壊し店舗が共同で建て替えの再開発ビルの建設工事が始められました。

 東京都市計画道路事業(再掲)

これにより、大森駅周辺の商店街は大きく変貌しつつあります。

 大森町駅周辺商店街立退・取壊しによる変貌図

・大田区画街路第3号線の道路拡幅
東京都市計画道路事業の大田区画街路第3号線(事業認可 大田区 平成14年3月27日 東京都告示第341号)は、大森町駅東口から第一京浜国道までの大森町商店街通りの延長63mを、幅員13mに拡幅するものです。
前回記述(「大森町界隈あれこれ 大変貌の大森町商店街 京急高架化で商店閉店と店舗取壊しが相次ぐ」参照)時点では、商店街変貌図に示す理容店(図④)と駅前のホケン堂薬局(図⑤)のお店が1月に取り壊されて平地となりました。また、大田街路第3号線の並びの和菓子店の青柳(図⑨)、クリーニング店のCLEAN BLUE(図⑩)、和食の大森食堂(図⑪)と向かい側の焼肉店のとんべつが同時に閉店し、クリーニング店は閉店した焼き肉店とんべつ(図赤⑩)に移り仮開店しました。店舗閉鎖の3店は、2月に取壊しの準備が始まりました。

取壊しの始まった3店舗は3月には取壊しが完了し、先に取壊された2店舗の跡と共に平地となりました。また、取壊し5店舗の裏側の工務店(図⑫)オフイスも、7月に取壊しが始まりました。

 大田街路3号線の商店街店舗の取壊しが進む(左:閉店3店舗の取壊し完了0305撮影、中:取壊し5店舗の跡が平地となる0307撮影、右:工務店の取壊しが始まる0717撮影)

7月下旬には工務店の取壊しも終了し、大森町駅東口前の大田区画街路第3号線商店街通りの南側で再開発ビル第1号の建設が始まりました。

 店舗取壊し跡には早くも再開発ビル建設のつち音(左:工務店の取壊しが完了0724撮影、:取壊し跡は再開発ビル建設の準備が始まる0828/0307撮影)

7月に入ると大森町駅東口の隣りの並びの店舗で営業中の東京惣屋キッチン(図⑬)が、7月31日を持って閉店する通知を張り出して店を閉め、それまで2階で営業を行っていた理容師店が一足早く閉店していたので、店舗は完全に閉ざされました。

 閉店の東京惣屋キッチン(左:閉店日の東京惣屋キッチン0731撮影、中・:閉店後の東京惣屋キッチン0806撮影)

8月21日に見ると、東京惣屋キッチンが営業していた3階建てのビルの解体工事の通知が張り出され、同28日には解体が始まりました。

 大森町駅東口隣接店舗ビルの解体工事が進む(:解体工事のお知らせ0821撮影、中・右:解体工事が始まる0828/0903撮影)

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大森町界隈あれこれ 大変貌の大森町商店街 京急高架化で商店閉店と店舗取壊しが相次ぐ

2009年02月03日 | 大森町界隈あれこれ 商店街
kan-haru blog 2009 

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東京都市計画道路事業により大森町商店街で相次いで閉店
京急大森町駅周辺付近は、京急蒲田駅付近連続立体交差事業の高架化工事のため、それに付随する東京都市計画道路事業により、大田区画街路第3号線と都市高速鉄道京浜急行電鉄本線付属街路第1号線(京急付属街路第1号線)の道路が拡幅および新設されるのに伴い、周辺の大森町商店街で相次いで閉店と店舗の取壊しが行われています。
2009年に入ると次々と閉店が相次ぎ、1年前に閉店中の駅前の薬局ホケン堂が取壊され、隣の和菓子店の青柳、クリーニング店、大森食堂などの取壊しが始まりました。この記事は、大森町商店街の変遷を示す記事で記録に残ります。

 東京都市計画道路事業(再掲)

・大田区画街路第3号線の道路拡幅
東京都市計画道路事業(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第9回)」参照)の大田区画街路第3号線(事業認可 大田区 平成14年3月27日 東京都告示第341号)は、大森町駅東口から第一京浜国道までの大森町商店街通りの延長63mを、幅員13mに拡幅するもので、この拡幅により閉店第1号は中華料理店の元三光軒(図白抜き①)が2006年10月1日をもって30年間開業していた店を閉じ(「大森町界隈あれこれ(M32) 大森町商店街 京急高架化で大変貌 ラーメン屋さん閉店第一号」参照)店舗が取壊されました。

 大森町駅周辺商店街地図

・京急付属街路第1号線の道路拡幅
京急付属街路第1号線のうち、大森町駅前周辺の約144m(事業認可 大田区 平成14年3月27日 東京都告示第342号)のほのぼの通りは、道路幅員が6メートルから13メートルに拡幅されるもので、この拡幅により2007年3月に元ゑびす市場、三吉野と100円ショップ(図白抜き②)が続いて閉店第2~4号(「大森町界隈あれこれ 大森町商店街 京急高架化でラーメン屋さん閉店第一号のその後 (2)」参照)となり、閉店し取壊されました。取壊された空き地は、現在京浜急行のえびすヤードとして、大森町駅構内の高架化工事に活用されています。
2008年8月には、ほのぼの通りのナンカ堂北店と田肥電器店に挟まれた商店(図白抜き⑤)が閉店(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第21回その1-2)」参照)して取壊され、また、並びのコマツヤ靴店の隣の「のり・乾物」の丸忠行川商店(図⑤)も同時期に閉店しました。

・相次ぐ閉店と店舗取壊し
2007年には閉店が相次ぎ、8月には大田街路第3号線の第1京浜国道を入り2軒目の大衆酒場の大森町銘酒コーナー(図白抜き③)が閉店し取壊(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第9回)」参照)され、その後に通りから奥まったところの理容店(図白抜き④)が続いて取壊され、同年12月には大森町駅前の薬局ホケン堂(図白抜き⑥) が閉店(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第11回その1)」参照)しました。
閉店してから1年後の2008年12月になるとホケン堂店舗の取壊しが始まり、年明けの2009年1月にはホケン堂跡は平地となりました。この跡地は、街路の拡幅と京急の高架化工事建設の双方にかかっていました。

 ホケン堂取壊し(:081219撮影、:0127撮影、:0203撮影)

ホケン堂の取壊しの12月には、大田街路第3号線の並びの和菓子店の青柳(図①)、クリーニング店のCLEAN BLUE(図②)、和食の大森食堂(図④)と向かい側の焼肉店のとんべつが同時に閉店しました。菓子店の青柳は、閉店と同時に店舗の取壊しが開始されました。

 並びの3店同時閉店(:同時閉店の3店、:閉店の大森食堂、:和菓子店青柳の取壊し開始)

クリーニング店のCLEAN BLUEは、2009年1月27日まで営業を行い、向かい側の焼肉店とんべつ跡の店舗(図③)に仮営業のクリーニング店を同30日から開店しました。仮開店の店も、近い将来取り壊しとなります。

 閉店して暫定仮開店したクリーニング店(:閉店したクリーニング店、:閉店の焼肉やで仮開店のクリーニング店)

閉店した、菓子店青柳の東隣に並ぶクリーニング店、大森食堂の3店舗は、2月3日に見ると、3件一挙に取壊しの準備を行っていました。

 独立3店舗一挙取壊し準備(写真拡大)

京急高架化に伴い大森町駅周辺の商店街は、今後ナンカ堂などの商店が取壊されて新開発されます。現在、100年の経済不況に翻弄されておりますが、景気の回復が予想される2010年には、新生の大森町駅周辺の商店街はどのように変貌していくのか、大きな関心があります。

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大森町界隈あれこれ 大森町商店街 旧東海道ふる里祭り

2007年10月20日 | 大森町界隈あれこれ 商店街
kan-haru blog 2007

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旧東海道の三原通りの北町商店会、仲町商店会、みはら南商店会と、羽田街道のするがや通り商店会をあわせて四つの商店会が合同で行う、第九回旧東海道ふる里祭りが10月14日に行われましたので、見てきました。

三原通り
旧東海道の三原通り(「大森町界隈あれこれ(N31) 大森町風景 旧東海道(三原通り) その1」参照)は、各商店会の地域の北原、中原、南原をまとめて三つをまとめて総称したものであり、現在は美原通りと呼んでいます。

 旧東海道石碑   三原通り石碑   三原説明石碑   大田区文化財旧東海道説明

美原通りに絡む三商店会が所属する町会(大森本町北町会、大森本町二丁目仲町会、大森東一丁目町会)では、よく合同でのイベントが行われ、三町会に大森本町二丁目新地町会と大森東一丁目団地自冶会が加わり、美原通りを中心にして大森神社(寄来神社)秋の例祭(「大森町界隈あれこれ 大森町の社寺 大森神社2007年秋の例祭 その1」参照)が9月14日から16日にかけて行われました。

また、戦前の美原通りは大田区では大変賑わった繁華街であり、映画館が3館もあり毎晩縁日が開かれ通りの両側にはぎっしりと夜店が並びました。美原通りで四代続いている洋品店「木村屋」さんの話では、昔は特殊鋼の会社があったので夜店は大変の人で混雑したと懐かしんでおりました。

 老舗のりの松尾 菓子老舗大黒屋        洋品老舗木村屋

戦後の夜店は、6の日に縁日を開くようになり、現在も持続してますが出店の数も少なく、現在ミハラ通り仲町商店会と北町商店会の主催で、ミハラ通り夜店フェスティバル(「大森町界隈あれこれ(M31) 大森町商店街 ミハラ通り夜店フェスティバル」参照)が行われております。

するがや通り
するがや通りは羽田街道の通称であり、美原通りの内川橋たもとを左に曲がり「六郷の渡し」までつながっていた道で、平間寺(川崎大師)までお参りする人の裏道でした。

 内川の第一京浜側を望む    内川の海側を望む   1年前撮影の内川の海側

するがや通りには、歌舞伎 「浮世塚比翼稲妻」(鶴屋南北作)で有名な旅籠 「駿河屋」があったところと云われております。

するがや通り石碑 内川橋を左に曲がるとするがや通り      するがや通り

旧東海道ふる里祭り
旧東海道ふる里祭りの各商店街のイベントは、北町商店会が模擬店・フットサル、仲町商店会が粋・江戸前の味、みはら南商店会が模擬店・フリーマーケット・江戸下町職人の会、するがや通り商店会が模擬店・フリーマーケット・輪投げゲームを行います。
また、恒例の「くすのき連」の阿波踊りが、するがや通りを12時30分にスタートして、美原通りを南原から北上して中原を通り北原まで練り歩きます。

     第九回旧東海道ふる里祭りポスター        ふる里祭りお囃子

それと今回の目玉のイベントとして大田観光協会の主催で、今年の4月にオープンした「大森のふるさとの浜辺公園」から出航する、大田区の水辺を巡るクルーズで、いつもと違う視点から、いままで気づかなかったまちの魅力を再発見しましょう!!、と屋形船観光クルーズ(船宿丸八)が13時発、14時30分発の2便が出ます。乗船希望者は、9月末までに申し込み、各回40名が抽選での乗船です。

祭りの見物に、昼食後の13時ころ自宅から徒歩で美原通りに向かい、南原から通りを北上すると、「くすのき連」の阿波踊りが丁度内川を渡り切るところで追いつきました。
昔三木屋という古くからあった本屋の付近の南原の中央で、阿波踊りのいろいろな形の演技の披露があり、それを見て中原へと向いました。

                地域密着の「くすのき連」の阿波踊り

南原から中原にかけての模擬店・フリーマーケット・江戸下町職人の会の出店を見ながら散策しました。北原には、3か所にフットサル競技場を仮設して、子供たちが親の声援を受けながら試合を行っていました。

      羽子板屋          釣りしのぶ屋          木工具屋

北原からは、美原通りを折り返し、昔からある呉服店と洋品店で買い物をして、コーヒー挽き店でコーヒーを飲み、遠い過去の想い出を振り返りながら、するがや通り商店会の八百屋さんに寄り道し、買い物をして帰宅しました。

      バザール        掘り出し物はないかな    フットサルの熱戦

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大森町界隈あれこれ 大森町商店街 京急高架化でラーメン屋さん閉店第一号のその後 (2)

2007年03月25日 | 大森町界隈あれこれ 商店街
kan-haru blog 2007 写真:ゑびす市場

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大森町付近の京急高架化工事
京浜急行の大森町付近の高架化工事は、第Ⅱ期工事として平和島から雑色までと、京急蒲田から大鳥居までの主に北側をすべて高架化したうえで、環八先行立体の本設化も含め高架化(「大森町界隈あれこれ(P30) 京浜急行 京浜急行の高架化(その1)」、「大森町界隈あれこれ(P32) 京浜急行の高架化 京急蒲田駅付近(第1回その1~3)」参照)が進められております(高架化工事の区間説明図の赤色部)。また、区間説明図の緑色で示されている、本線付属街路第1~5号線(京急本線西側沿い)と空港線付属街路第1、2号線(京急空港線北側沿い)の幅員6mの新設道路の付帯工事も含まれます。

大森町駅付近の京急高架化工事の進捗状況


大森町駅近傍の京急高架化関連工事は、京急本線の高架化工事に必要とする拡幅部は緑色で、本線付属街路第1号線部(内川から放射34号線道路間、区間説明図参照)は青色で、大田区画街路第3号線(第一京浜国道から京急本線踏み切りまでと、京急本線西側大森町駅スペース部分)は朱色で示してあり、これらの色に係る部分の箇所の土地および建物は徴発されます。
これにより、次の再掲図に示された緑色に係る借家、アパート2棟と元ラーメン屋さんの建物は壊されました。この他、再掲図に見られる元アパートの隣接の物置も、現在は壊されております。
さらに、再掲図に示す借家の区道を挟んだ北側の線路脇に沿った3棟の住宅も緑色に係り、そのうち2棟は取り壊して建て替えを行い、残る1棟も建て替え工事中です。

再掲図 商店街の閉店が続く大森町駅近傍 朱色は取り壊しが行われた商店

・高架化による大森町商店街の閉店2~4号
京急本線西側に沿った大森町商店街は、本線付属街路第1号線部の工事に係り、再掲図に示す元ゑびす市場が取り壊し商店第2号となり、元三吉野と100円ショップが続いて取り壊しの準備を進めております。

     ①(拡大写真)            ②(拡大写真)            ③(拡大写真)
  説明:①~③元ゑびす市場の取り壊し

元ゑびす市場は、戦後間もない頃には野菜、魚介、肉屋、乾物、惣菜、お茶、花屋や日用品などの小売業者が集まり、駅前の便利な場所に店を出して販売する形態で、近所の住民は一箇所で惣菜などが集まるため便利に利用され、一時は人気の小売方式でありました。その後、規模の大きい小売店、コンビニ、スーパーなどの品揃えの豊富な小売店の登場により、人気が離散し閉店状態にありました。
元三吉野と100円ショップも、市場と同様にお惣菜やおにぎりの販売でしたが、駅近くの便利な場所柄で、一時は人気があり繁盛しておりましたが、市場と同様に新たな小売形態に押されぎみになりました。

     ①(拡大写真)            ②(拡大写真)            ③(拡大写真)
  説明:①~③元元三吉野と100円ショップの取り壊しとその掲示

大森町駅の高架化工事の進捗模様

   ①(拡大写真)            ②(拡大写真)            ③(拡大写真)
  説明:①②大森町駅北方の部分的な高架橋、③踏み切りの電線跨線のゲート  

大森町駅の高架化工事も、周囲の立ち退きにより工事準備が進んでおります。先ず、大森町駅北方には、部分的に高架橋が出現しております。高架化工事は、電車を動かしたまま行いますので、駅ホームの隣接部分の工事の準備として、ホームは板張りとして、下部は支え部以外を空洞としてあります。これは、ホーム周囲の工事を、深夜の電車運転が休止の時間帯に、ホームの板と周囲壁を取り外し、線路側から工事車と工事材を搬入して工事を進めるために行われるのです。

     ①(拡大写真)            ②(拡大写真)            ③(拡大写真)
  説明:①大森町駅停車の下り電車、②大森町駅停車の上り電車、③ホームは板張りで下部は空洞

次に、電車運行に必要な電力線や各種の電線を、踏み切りと交差させるため、ケーブルの橋渡しのためのゲートが建てられました。また、電車に電力供給のき電線を吊るす、既存の電柱ポールは、高架橋を建てるのには適した場所にはありません。そのため、工事の邪魔にならない位置に、電柱の移設準備が進められております。

     ①(拡大写真)            ②(拡大写真)
  説明:①②在来のき電線ポール(緑色)は工事の妨げになるため移設ポール(金属無地)が設置された

これから、高架化工事に伴う周辺の変化と、工事の方法に関しての記録のため、随時にルポして行きます。

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大森町界隈あれこれ 大森町商店街 京急高架化でラーメン屋さん閉店第一号のその後 (1)

2007年03月23日 | 大森町界隈あれこれ 商店街
kan-haru blog 2007 閉店第一号のラーメン屋さんは取り壊されました

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現在、大森町駅付近の京浜急行電鉄高架化工事(「大森町界隈あれこれ(P30) 京浜急行 京浜急行の高架化(その1)」、「大森町界隈あれこれ(P32) 京浜急行の高架化 京急蒲田駅付近(第1回その1~3)」参照)も急ピッチで進められております。
閉店のラーメン屋さんのその後は、商店建屋のオーナー宅も京急に隣接しており一部が立ち退きのためマンションを新築することになりました。そこで、大森町商店街に連なっていた元ラーメン店跡の建物を取り壊し、マンション一階の商店への入り口として使用する形に変貌し、その関連工事が現在進行しております。

京急高架化工事のため、大森町近傍の商店立ち退きの取り壊しが第二号、第三号と続いており、大森町駅西側に近接している「ゑびす市場」の取り壊しがほぼ終わり、隣接の個人商店「三吉野」などが閉店して、近々取り壊しにかかるようです。
今後、高架化工事により変貌していく京浜急行電鉄沿線と第一京浜国道の拡幅ならびに立体化の模様を随時記録していきます。

ラーメン屋さんの閉店から取り壊しまで
今回は、ラーメン屋さんの閉店からそれに続く大森町駅付近の商店取り壊し第二号と京急大森町駅の立体化工事の模様をルポしてみました。

     商店街の閉店が続く大森町駅近傍 朱色は取り壊しが行われた商店

・元ラーメン店建屋オーナーのマンション建設
元ラーメン店建屋オーナー私宅が高架化工事のため一部が削られるため、敷地(地図青色枠)にマンションを建てその上階に住むこととなり、そのためオーナーの敷地内にあったラーメン店三光軒(「大森町商店街 京急高架化で大変貌 ラーメン屋さん閉店第一号」参照)、アパート、借家の取り壊しが行われ、現在マンションの建設が始められております。
オーナー保有の敷地は、南北に細長い形態で東面に接している区道の幅員が1.8mと狭いため、マンション建築のため建材、機材の運搬には幅員3.6mの大森町商店街通りを利用する必要から、そこに占めていた元ラーメン店建屋の撤去が行われました。

     ①(拡大写真)            ②(拡大写真)            ③(拡大写真)
  説明:①元三光軒、②元長沼不動産、③元三光軒跡地

・オーナー所有敷地内の建物撤去

     ①(拡大写真)            ②(拡大写真)            ③(拡大写真)
  説明:①元長沼不動産と区道、②・③元アパート

敷地内の建物の撤去は4棟あり、私宅の北側の借家の軽量鉄骨の建屋から取り壊し始め、南側のラーメン店建屋、アパート2棟は木造でしたので、全て壊し終えたのは殆んど同時でした。建屋は無くなりましたが、敷地東南端の大森町商店街通りに電柱があり、これを移動しないとマンション建設の工事車が入れません。そこで、電柱を西寄りに移設しましたが、その工事は想像していた以上に大変なものでした。

     ①(拡大写真)            ②(拡大写真)            ③(拡大写真)
  説明:①取壊される元アパート、②取壊し建屋の廃材除去、③整地された取壊し終了の跡


  ①(拡大写真)       ②(拡大写真)            ③(拡大写真)
  説明:①取り壊し中の貸し家、②・③取り壊しがおわった貸し家

・電柱の移動工事
電柱の移動には、電力と通信で共用されている電柱であるので、準備には柱状変圧器の取り付けと第一京浜国道の地下化配電線からの接続が行われ、電柱を使用している電話線、光通信ケーブル、ケーブルテレビの同軸ケーブルや宣伝・伝達用の放送ケーブルなどの移設工事が必要です。次に、新たな電柱へ電気を止めないで配電線を移すことの準備が、交通量の少ない深夜に行われます。

  ①(拡大写真)       ②(拡大写真)       ③(拡大写真)       ④(拡大写真)
  説明:①元三光軒角にあった電柱、②電柱移動の準備工事、③金属製新電柱を設置、     ④元のコンクリート製電柱の撤去準備工事  

全ての電線が新たな電柱にすげ替えが完了したところで、電柱の撤収作業を日曜日の昼間に行なわれました。電柱の周囲に穴を掘りましたが、商店街通りの狭い場所のため長い電柱のままでは、クレーンで引き上げてそのまま横にすることは出来ません。
そこで、電柱を切断して移動しやすくするため、地上2.5mほどの位置で電柱の周囲をハンマーで叩き、全外周のコンクリートを除去して電柱の鉄筋を露出し、ガスバーナーで切断してから電柱の上部を撤去し、下部はクレーンで引き上げ電柱の移設は終了です。
この間の作業日数は、昼夜間で5日程要し撤収費が相当額かかることが分かりました。

  ①(拡大写真)       ②(拡大写真)       ③(拡大写真)       ④(拡大写真)
  説明:①~④コンクリート製電柱は切断して除去されました

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大森町界隈あれこれ(M33) 大森町商店街 大森町ウインターフェスティバル!

2006年12月12日 | 大森町界隈あれこれ 商店街
大森町商店街(共栄会)では、クリスマスが近ずいた12月10日(日曜日)の15j時から18時にかけて、恒例の大森町ウインターフェスティバルを開催しました。
大森町商店街(地図再掲)では、7月16日の日曜日と8月3日の金曜日に夏のイベントとして毎年、大森町サマーフェスティバル(「大森町界隈あれこれ(M30) 大森町商店街 大森町サマーフェスティバル」参照)を開催しております。

ウインターフェスティバルには、15時少し前に出かけてみました。
普段購入しているお茶やさんの小坂園でモリモ券を2枚頂き、さらに協賛金で何枚かのモリモ券を得てフェスティバルを覗いてみました。
モリモ券とは、馴染みの商店で貰うか、協賛賛助で百円に付き一枚のモリモ券と呼ぶ、ウインターフェスティバルで当日限りに使える金券で、イベント、食べ物や飲み物の購入に必要とするものです。

大森町ウインターフェスティバルの目玉
今年の大森町ウインターフェスティバルの目玉は、やはり豪華商品が当たるお楽しみ大抽選会で、モリモ券で参加でき1人に付き一枚の番号札を貰えますので、2人で行きましたので黄色の1番と2番の番号札と交換しました。抽選会は、17時30分からです。
もう一つのウインターフェスティバルの目玉として子供たちに配るサンタのお菓子くばりです。サンタクロースからのプレゼントの整理引き換え券の配布は、さわやか信金前などの5ヶで配られますが、大人気で15時前には長い行列ができておりました。

飲食・ゲームコーナー
15時のフェスティバル開始は、オープニングのぬいぐるみの練り歩きからのスタートです。
先ずは、店を開いたばかりの飲食コーナー(おでんその1その2、ソフトドリンクその1その2ポップコーン焼そばなど)とゲームコーナー(射的、輪投げ1輪投げ2くじ引きなど)を覗きながら、大森町共栄会館前の餅つき大会のコーナーへと足を延ばしました。
飲食コーナーの店員は、商店街会や町内会方々の他、ゲームコーナーやフェスティバルのサービスには、大森学園高等学校(「大森町界隈あれこれ 大森町学びや もりこう会の集い(その1~4)参照」)から多数の生徒がきびきびと活動しておりました。
これは、生徒が社会との係わりについての学習と学校を知って貰える、このような地域活動は大変に良いことと思います。


大勢の人込みで賑わう大森町商店街
共栄会館から戻ると、急に人出が多くなり、プレゼントの整理引き換え券を貰った人の交換に長い行列ができ、お菓子の交換が始まりました。
この頃、大森町ウインターフェスティバルはピークに達し、さわやか信用金庫 大森西支店の大森町商店街通りの四つ角は、開闢以来の人出となりました。



ストリートジャズオーケストラ演奏
16時40分から、大東京信用組合 大森支店前の商店街通りで、フェスティバル恒例の明治大学のNew Wave Jazz Orchestra (「イベント(8) 明治大学 ホームカミングデー(その1~2)」参照)によるフレッシュで軽快にクリスマスにちなむ演奏が、ジャズの好きな聴衆を前にして行なわれました(演奏風景その1その2その3その4その5)。


お楽しみ大抽選会風景
ストリートジャズオーケストラの演奏を聴いている内に、大抽選会が行われる17時30分となりますので、抽選会場の大森町共栄会館前へと向かいました。
すでに、抽選場前には沢山の人が集まっており、豪華商品の当たりを待ちかねておりました。予定時間になって、末等商品からの抽選が開始され、抽選箱から引き出した番号札が読みあげられていきました。
周辺から、一番違いだ!、色違いだ!の声が上がり、次々と当たりくじを持った人が商品を貰って喜んでおりました。やがて、「黄色の2番」の声がしたので、番号札の一枚が末等の洗剤セットが当たりました。次々と当選番号が決まって行きましたが、番号札がもう一枚残っておりましたので待っていると、「黄色の1番」の声がしたので2枚とも当たったので嬉しくなりました。

今までのこの種の抽選会では、テッシュペーパーが関の山でしたので、人間って単純なもので、商品が当たると嬉しいものです。しかし、未だ抽選の商品は、末等商品であり、豪華商品の抽選はこれからであるので、人間って勝手なものでもっと後で当たれば良いのにとの思い苦笑してしまいました。寒くなってきましたので、抽選会の盛り上がりを横目にしながら帰宅しました。

ニュース! 大森町商店街オリジナルの秋田純米酒
大森町商店街のオリジナルラベルで、中身が秋田県大森町備前酒造製造の純米酒が数量限定で発売(戸島屋酒店、セブンイレブン大森町店、スリーエフ加賀屋)されました。味はやや辛口で、価格は、720ml 1200円とのことです。
オリジナルラベルのデザインは、大森町の流し踊りと大森町商店街キャラクターのもりもチャンがレイアウトされたもので、他では手に入らない物です。

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大森町界隈あれこれ(M32) 大森町商店街 京急高架化で大変貌 ラーメン屋さん閉店第一号

2006年10月03日 | 大森町界隈あれこれ 商店街
大森町商店街では、京浜急行電鉄の高架化工事で駅周辺の、特に駅から東側の第一京浜国道までの商店は、商店通りの道幅が6mから13mに拡幅されるため、店舗建屋をセットバックして建て直しをする必要があり、そのため同通り商店街で30年間開業していた中華屋の三光軒が10月1日をもって閉店第一号となりました。
大森町駅から東側の第一京浜国道までの商店街の商店通り(約63m 地図空中写真参照)は、京急高架化工事関連の都市計画事業の大田区画街路第3号線により拡幅されるもので、完成すると今までの一方通行から両方向通行となり、駅前にタクシーの駐車場が設けられるようにする計画です。



高架化工事前の商店街町並
このため、商店街商店通りの両側の店舗10棟は、道幅が倍に拡幅されることで、店舗を建て替えることになり、将来商店街は大変貌を遂げることとなります。
工事により大きく変わる商店街の町並みを見て、現在の姿を記録に残すため探索してみました。
大森町商店街(「大森町界隈あれこれ(M30) 大森町商店街 大森町サマーフェスティバル」参照)は、第一京浜国道の大森町駅入り口商店通りから東邦医大通りまでの約700mのまっすぐなショッピングストリート(地図緑色参照)です。
第一京浜国道から見た商店通り は、手前の国道(東側)西側の東邦医大通り方向への一方通行で、夕方の買い物客が多い時には車輌の通行止となります。この商店街通りが町の境界線で、道を挟んで南側が大森西5丁目、北側が大森西3丁目となります。



間もなく姿を変える第一京浜国道から京浜急行踏み切りまでの商店街南側店舗には、「たばこや」さんから始まり、以前の第一京浜国道拡幅工事により国道に接するようになりました。路地を挟んで喫茶店「CHIC」、文房具店「みどり屋」、以前レストラン「ルミナス」の後に入った景品交換所「T・U・C SHOP」が続き、中華「大森食堂」、クリーニング店「CLEAN BLUE」、御菓子司「青柳」と並び、路地を隔てて薬局「ホケン堂」があります。
反対の商店街通り北側の店舗には、丼物チエーン店「すき家」の入居ビルの上階にはオフイスがあり、続いて酒場「大森町銘酒コーナー」、花屋「TULIP TREE」、路地を挟んで不動産の「長沼不動産」と同建屋の中華料理「三光軒」とその2階にはマージャン荘「伸芳」が営業しておりましたが、店舗取り壊しの予定でここで閉店となりました。
その隣が韓国料理「ハナ」と2階には「パブ」と続き、弁当惣菜「東京キッチン」と2階が美容室「Rope」から成る商店街です。

大森町駅近接周辺の高架化関連工事
大森町駅近くの京浜急行電鉄高架化の工事は、駅東側の大田区画街路第3号線(大区街3)の道路拡幅工事の他に、駅西側の線路沿いの道路を拡幅する都市高速鉄道京浜急行電鉄本線付属街路第1号線(鉄京本付1)で、「大森町界隈あれこれ 京急高架化 沿線の都市計画事業道路工事」(掲載予定)にて大森町の変貌振りを追って行きます。
今回の記事関連の大区街3の道路拡幅工事は、6mの道幅を13m(歩道3m+車道7m+歩道3m)にして、車を両方向通行とするものです。

今後工事は、朝晩ラッシュの通勤客と夕刻の買い物客による混雑、日中の車輌交通に合わせて開かずの踏み切りによる人と車の滞留の中、店舗の取り壊しや改築工事と道路自体の拡幅工事に、さらには高架化工事が同時進行しますので、各種の工事にはいろいろな問題が想定されます。
これらの問題を解決しながらの工事の進行には、大変な関心があります。今後のブログに取り上げて行きます。

懐かしの味
閉店した近隣の三光軒の中華料理やラーメンには、30年の長い間の馴染みの味となっておりましたので、閉店前の9月29日の夕食に想い出の味の食べ収めをしました。
閉店サービスによる2割引の別れの味には、一抹の寂しさを感じました。

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大森町界隈あれこれ(M31) 大森町商店街 ミハラ通り夜店フェスティバル

2006年09月11日 | 大森町界隈あれこれ 商店街
学校の夏休みも終わり近くなった8月26日の午後5時30分から開かれた、旧東海道の美原通りで開催の「第15回夜店フェスティバル」を見に行きました。
美原通りは、昔昭和30年代以前には大森町近辺では、大変賑わいをみせた商店街であり、6の付く日には夜店が出て夕食後の散歩をかねての見物で、混雑していたことが想い出されます。

美原通り
1918年(大正7年)の第一京浜国道建設工事では、 旧東海道を拡幅して国道を敷設しましたが、当時の旧東海道の三原通りは商店街でありましたので、ここの道幅を拡張するのを避けて脇に通りを新設しましたので、現在も旧東海道のおもかげを残しており、通りの名前は美原通りと改称されました。この旧東海道(美原通り)は、1976年(昭和51年)2月25日に大田区文化財として指定されました。
なお、旧東海道(三原通り) のおもかげについては、「大森町界隈あれこれ(N31) 大森町風景 旧東海道(三原通り) 」に記載してあります。

美原通りのある場所(美原通り地図赤線参照)は、美原通り南端の第一京浜国道(国道15号)との分岐点は、京急大森町駅傍の大森警察署付近の国道15号と産業道路(国道131号)の国道三叉路に接した四叉路の形態(大森東1-4付近)で結ばれております。美原通り北端の第一京浜国道(国道15号)との分岐点は、京浜急行の平和島駅から約400m北の東京マラソン大会の折り返し点近くの、大森第五小学校通学路付近(大森本町2-1付近)で結ばれており、美原通りの延長距離はおよそ1000mほどです。

ミハラ通り夜店フェスティバル
第15回夜店フェスティバルは、昔からの恒例で6の付く日の8月26日の土曜日の午後5時30分から9時まで、ミハラ通り仲町商店会と北町商店会の主催(後援:大森本町北町会、大森本町二丁目仲町会、夜店フェスティバル実行委員会)で開催され、かって商店街として栄えた時代の夜店の郷愁と夏休みの想い出のため、沢山の人が見にきておりました。
地名の美原通りは、旧東海道時代には三原通りと読んでいたため、商店会ではどちらの名前でも通じるように「ミハラ通り」と称しているのでしょうか、美原通りの街頭にはカタカナ名で表示されてます。
京急の大森町駅から美原通り(美原通り地図参照)へは、駅から第一京浜国道に出て立体交差の終端の交差点を渡り、国道を北上して大森警察署前を通過すると産業道路との国道の三叉路に出ます。この国道三叉路の第一京浜国道右側の延長上に、幅員の狭い美原通り(旧京浜国道)が四叉路上に接しているのが見えます。産業道路を渡ると、大森町駅からはおよそ5分で美原通りの入り口です。

夜店フェスティバルの開催されているミハラ通り仲町商店会と北町商店会(ミハラ通り北町・仲町商店会地図参照)は、美原通りのほぼ中間を横断している環七通りより北側にあります。
この商店会には、京急平和島駅から第一京浜国道を横断して、路地を進むと1分で北町と仲町商店会の中間点に出ます。

夜店フェスティバルでの買い物は、予め前売り券を購入しておき(若干の当日売り券有り)、その券で購入する仕組みとなっています。
夜店で購入できる食べ物には、ジュース、ポップコーン、ラムネ、綿あめ、かき氷、いそべ焼き、アンズ飴、フランク、みそおでん、チョコバナナ、ソース焼餅、焼トーモロコシ、焼そば、お好み焼きなどが並んでおりました。
また、購入できるオモチャやゲームには、ヨーヨー、穴あけ、お菓子つり、おもちゃすくい、スーパーボールすくい、ボール当て、風船わり、射的輪なげ、ストラックアウトなど盛りだくさんで子供を中心に群がっておりました。


夜店は、南北のゲート間で開かれており、端から端を見て帰りましたが、地域の子供たちにとって夏休み最後のイベントで楽しい思い出となったことでしょう。
最近、繁華街は別として、地域や地方では町中を沢山の子供が歩く姿が見られなくなりました。少子化や老齢化の影響と思われますが、子供も大人も容易く集まれる健全なイベントや海浜公園などの場所の確保が必要なようです。

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