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頂妙寺


写真は、仁王門

観光寺院ではない日蓮宗の寺院です。

アクセス
場所は川端二条周辺です。
川端二条の交差点を斜めの二条通に沿って東へ少し進んだ右手に裏口があります。
表門は一本南の仁王門通にあります。

仁王門通から入り、石畳の参道を歩きます。
正面に大きな仁王門があります。
この仁王門があったから、前の道は仁王門通なのです。

仁王門の左手には多聞天像、右手には持国天像がお祀りされています。
また安土宗論以降日蓮宗は弾圧されていましたが、秀吉時代に許しが降りました。
門の正面上にはその際の前田玄以からの許状が扁額としてかかっています。

仁王門の奥には本堂があります。
本堂の右手には祖師堂と大黒天堂が、左手には手前から妙見堂、鬼子母神堂、鐘楼があります
拝観は無料ですが、いずれも外部からの拝観です。
毎月
8日は鬼子母神堂で、
12日は祖師堂で、
15日は妙見堂で、
甲子の日は大黒天堂で
14:00から法要があります。
妙見堂は約25分でしたが、祖師堂は約45分でした。
しかし祖師堂は4/12の正月命日でしたので、そのため長かったのかもしれません。

本堂の裏手の庫裏に寺務所があります。
ここで御朱印が頂けます。
御朱印を頂くと本堂内部でのお参りを案内して下さいます。
本堂の裏側から入ります。
須弥壇は結構高いです。
正面に日蓮上人像。
その後ろに多宝如来、釈迦如来像。
日蓮上人像の両脇に、普賢と文殊菩薩。
多宝如来、釈迦如来像の両脇に、上行・無辺行・浄行・安立行の四菩薩像。
さらに大外に四天王像がお祀りされています。

本堂の左手には開山の日祝上人像がお祀りされています。

かつてここ頂妙寺へ大晦日の0:00過ぎに通りかかったら、除夜の鐘を撞かせてもらい、柳箸まで頂きました。

2015年1/10~3/18まで京の冬の旅で、内部が公開されました。
拝観料は600円です。
庫裏から入り、まず右手の渡り廊下から本堂へ。
説明の後、庫裏の奥の部屋へ。
そこには重文の牛図(期間前半が立っている牛、後半が座っている牛)、蓮紙織画、三十番神像や京都十六山会合文書箱などが展示されていました。
その後、仁王門で門の説明。
最後に仁王門に向かって右手の墓地にある、伝俵屋宗達のお墓お参りしました。

祖師堂
内陣中央に日蓮上人像、右手には外から豊臣秀吉公像、日常上人像、開基の細川勝益公像が、左手には日祝上人像や日常上人像がお祀りされていました。

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2014 2/8の拝観報告6(頂妙寺)


写真は、内陣

本能寺から徒歩で御池通→川端通→仁王門通と進みます。

到着したのが頂妙寺です。
ここも最近マイブームの(笑)、日蓮宗寺院です。

御朱印を頂きに本堂裏の寺務所に行きました。

この日のために鳩居堂で御朱印帳を1つ買い、”日蓮宗専用”にしました。

御朱印を頂くと本堂内部でのお参りを促して下さいます。

拝観の詳細は明日の本編に掲載しますが、内陣の構成は典型的な日蓮宗の様式ですね。

もちろん僕1人なのですが、暖房もちゃんとつけて下さり、ロウソクやお線香も点けて下さりました。
日蓮宗は、こういうところをちゃんとされている寺院が多いように思います。

いや、でもこの日は13:00から法要があったので、暖房はそのためもあったでしょうね(笑)。

今後も日蓮宗寺院も探索していきます!

12:45頃に頂妙寺を出ました。

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日野誕生院


写真は、回廊と本堂

先の日野氏の菩提寺である法界寺は真言宗のお寺です。
しかしここは、かの浄土真宗の開祖親鸞聖人の生誕の地でもあります。
当然浄土真宗も気になります(笑)。
そこで日野誕生院が出来たわけです。

法界寺の門を出て左折します。
道なりに左折すると左手に保育園があります。
正面に日野薬師のバス停が、左手の石段の上に日野誕生院の表門があります。
位置的には、法界寺の裏手になります。

拝観料は無料で、伽藍内拝観はありません。
石段を登った正面に回廊式の本堂があります。
通常は本堂の外からお参りします。
内陣の中央には本尊の阿弥陀如来像がお祀りされています。

2015年11/28、11/29に開催された文化財特別鑑賞会で、内陣に上がれました。
内陣の左手後方の厨子には、親鸞上人の父 日野有範像がお祀りされていました。

本堂の回廊の外の右手には親鸞聖人御誕生地の石碑があります。

往路で通過した保育園の法界寺寄りに親鸞産湯井や、へその緒を埋めた胞衣塚(えなづか)がある一角があります。
保育園の中ですので、通常は入れないことが多いです。
こちらも2015年11/28、11/29に開催された文化財特別鑑賞会で、11:00と14:00に公開されました。
門を入った右手に胞衣塚が、左手に親鸞産湯井がありました。

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2014(平成26年) 京都春季非公開文化財特別公開の速報


写真は、千本釈迦堂の本堂(国宝)と満開の阿亀桜(2013/3/29撮影)

さてGWの春の非公開文化財特別公開のラインナップです。
ほとんどは4/26~5/6です。

いつものように公開頻度分類をします。
頻度の分類
A:普段から拝観しており、寺宝の特別公開
B:1年で3回以上、特別拝観があるところ
C:1年に2回は定期的な特別拝観があるところ(主に春と秋)
D:1年に1回は定期的な特別拝観があるところ
E:数年単位でしか特別拝観がないところ

拝観エリアの分類
1:通常拝観と同じ
2:通常拝観では入れない一角が公開される
3:普段は全く拝観謝絶

上記2つを組み合わせて分類します。
よって
A-1は寺宝公開のみで、E-3は普段は非公開で定期的な拝観もないところです。

A-1 妙蓮寺
E-2 本隆寺
A-1 千本釈迦堂
B-2 上賀茂神社 
C-3 大徳寺 本坊
A-2 大徳寺 瑞峯院
D-2 浄福寺
B-2 下鴨神社
D-2 寂光院
B-2 知恩院 三門
E-3 知恩院 大方丈・方丈庭園 4/27~5/6
A-2 尊勝院
B-2 東寺 五重塔
D-2 仁和寺 金堂・経蔵
A-1 直指庵
E-2 伏見稲荷大社 荷田春満旧宅御茶屋
E-2 宝塔寺
D-2 石清水八幡宮
A-1 浦嶋神社

浦嶋神社・・・この中で唯一未訪問です。
ですから拝観分類は推定です。

知恩院の大方丈は通常は見られないですし、方丈庭園は御影堂の工事の余波で非公開が長らく続いていました。

さらに珍しいのは、本隆寺や宝塔寺などの日蓮宗寺院ですね。
しかしこのブログのコアな読者なら、アレって思われたでしょうか。
本隆寺は2013/10/13の御会式法要で、宝塔寺は2013/11/13の寺宝虫干しで、我らが開拓済みのところです。
もしかして主催者側は、このブログでマニアのトレンドを調べているのか(笑)!
なんてね(笑)。

万一そうなら、次は光清寺をお願いします!
それに次回予告をよく読むと、秋は「平成26年度 第50回記念京都非公開文化財特別公開」とありますね。
さらに調子に乗ってリクエストするなら、
・大徳寺 龍光院(公開するなら、この秋がラストチャンスでしょう)
・大徳寺 三門(もうそろそろ知恩院から替えようか)
・西本願寺 黒書院(2012秋の奇跡をもう1度)
・仁和寺 薬師如来坐像(公開期間が1日でも可)
・東寺 大師堂 不動明王像(公開期間が1時間でも可)
これぐらい”記念”して欲しいものです(笑 というかこの5つだけでも可)。

話しを春に戻すと、この春もなかなか忙しくなりそうですね(笑)。

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法界寺


写真は、阿弥陀堂(左)と薬師堂(右)

藤原氏の末裔にあたる日野氏の菩提寺です。
日野氏と言えば、銀閣寺で有名な8代将軍足利義政の妻、日野富子がいます。
しかし日野氏には、もう1人有名な人がいます。
親鸞聖人です。
この地で親鸞聖人は生まれたそうです。

アクセス
地下鉄東西線の石田駅で下車し、2番出口から出ます。
地上に出た正面の道が外環状線です。出口を左折してすぐに、日野通との交差点があるので、ここを日野通へ左折します。
駅から約1.5kmあるので、京阪バスの8を利用してもいいですが、1時間に2本程度です。
歩けば15~20分ですので、待つか歩くかは状況次第です。
日野通をひたすら直進します。
右手に“なごみの里病院”を過ぎると、本道が道なりに右折します。
法界寺の案内もあるので、道なりに右折します。
しばらく歩いた左手に法界寺があります。

表門を入って左手の事務所で拝観料500円を納めます。
境内はそれほど大きくはないです。

正面左手に国宝の阿弥陀堂、正面右手に本堂の薬師堂があります。
阿弥陀堂内は拝観可能です。
中には国宝の阿弥陀如来像があります。

本堂の薬師堂も一応中には入れますが、外陣と内陣の間に格子があります。
格子から中を覗けますが、お厨子は閉まっています。
本尊の薬師如来は秘仏で、御開帳の予定はないそうです。
この薬師如来の内部に最澄作の胎内仏があったことから、安産の御利益があると云われています。

特別公開
2016年4/29~5/8の春の非公開文化財特別公開で、薬師如来像が御開帳されました。
1965年以来だそうです。
本堂(薬師堂)の正面から下足して上がります。
内陣中央に薬師如来像のお厨子がありますが、正面の扉は閉まっていました。
左右の脇壇には十二神将像(重文)がありますが、頭の上にそれぞれ十二支の獣の像が付いていました。
内陣の右手を回り込み、お厨子の右側から本尊の薬師如来像(重文)と日光、月光菩薩像にお参り出来ました。
本堂の裏から出て、縁側を反時計回りに外周を回り、正面から帰りました。

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2014 2/8の拝観報告5(天性寺、本能寺)


写真は、本能寺の本堂

さて12薬師霊場の御朱印を頂いた後は、再び寺町通を北上します。

最初に矢田寺の北にある天性寺へ。
本堂でのお参りは出来ませんが、御朱印は頂けました。
しかし・・・由緒書きを・・・切らしていると!!!

現地ではなんとか立っていましたが、心の中では膝から崩れ落ちていました(笑)。

ゆ、由緒書きが貰えない・・・なんて。

今後どなたか時間を空けて御朱印を貰って来てください。
そしてその際に由緒書きが復活しているが教えてください。
その翌日に再訪します!

そしてそのまま本能寺へ。
ここも久しぶりの訪問です。

まずは本堂内部でお参り。
最近は日蓮宗の内陣も見慣れてきたので、行ってみました。
しかしここは遠いのと布がかかっていて、日蓮上人像と多宝、釈迦如来像ぐらいしか見えませんでした。

そして・・・勘のいい方はお気づきでしょう・・・ここの宝物館に今まで
入ったことがない
のです。
行ってみました(笑)。

予想通りのラインナップでした。
日蓮宗関係と信長関係に大きく分けられます。

鎧兜があったのですが、それは”津田家”に伝わるものと。
織田信長には自ら手を下した弟がいるのは結構知られているのではないでしょう。
信長のドラマで必ず出てくるシーンです。
弟の名は、織田信行といいます。
その信行には子供がおり、信澄といいます。
この信澄の名乗りが”津田家”なんですが、その津田家なのかなと思いながら見ていました。

ここで既に12:00を過ぎていたので、次へと急ぎました。

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長建寺


写真は、桜咲く境内(2013/4/4)

賤ヶ岳の七本槍の1人、脇坂安治の下屋敷があった場所に出来た寺院です。

場所は伏見の中書島です。
京阪電車の中書島駅で下車し改札を出て1番右の道に進みます。
左手にファミリーマートを通過し、4つ目の交差点(突き当たる1つ手前)で右折します。
すると宇治川派流に突き当たります。この左手角に長建寺があります(簡易地図)。

紅殻の唐風の竜宮門が印象的です。
門を入った石畳の正面に弁天堂があり、本尊がここに祀られる八臂弁財天です。
弁天堂の手前には伏見の名水に挙げられている“閼伽水”があります。
山門の左手には鐘楼もあります。

お正月の1/1~1/15までは宇賀神将の公開があり、1000円で本堂内に入れます。
また7月第4日曜日には弁天祭もあります。

本尊の八臂弁財天は巳年には開帳されていましたが、2013年はGWの春の非公開文化財特別公開で公開されました。
竜宮門前で受付をして、まず右手に進みます。
右手の広くなった場所に護摩場があります。
ここに不動明王像や役行者像があり、その解説がありました。
右手から反時計回りに回って本堂へ。
本堂内部の内陣奥に八臂弁財天と宇賀神将、左手には弘法大師坐像、右手には竹内栖鳳の蛇の掛け軸が展示してありました。

2016年4/29~5/8の春の非公開文化財特別公開では、八臂弁財天、宇賀神将と共に、堂内から新たに発見された10cm程度の小さな宇賀神将像2躯、飯綱大権現像と役行者像もお祀りされていました。
また北門の右手には、キリシタン大名の高山右近邸から移されたというマリア灯籠がありました。

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2014 2/8の拝観報告4(西光寺、蛸薬師)


写真は、蛸薬師の内陣

さて宝蔵寺を11:30頃後にしました。

そのまま蛸薬師通まで南下して、この機に蛸薬師 永福寺と寅薬師 西光寺で、京都12薬師霊場の御朱印を頂きました。
これらで9つなので、残り3つです。
両寺院ともかつて来ているのですが、その時は御朱印を集めていなかったもので・・・。

そして当日は2/8でしたので、お薬師さんの縁日です。
蛸薬師ではご覧のように法要をされていました。
正面のお厨子が開いていますが、あれはお前立。
次回のご開帳は、2016年の10/8だそうです。
先代によると1週間ぐらいご開帳されるとのことでしたが、2016年10/8は土曜日ですし、さらに薬師院(こぬか薬師)もご開帳ですので、10/8がいいのではないでしょうか。

あとは・・・忘れないだけ・・・です(笑)。

さて僕もBの本を3冊ぐらい読んだので、そこそこ詳しくなりました。
そうするとたまに「アマ氏、B派に転向か!」的な発言が聞かれることがありますが、それは違います(笑)。

僕としてはB自体が面白いというよりは、目の前にあるBについて何もわからないことにイラ立つのがイヤなのです。
どうせ見るのなら、背景を知ってみたいですよね。

それなりに分かり出すと特別拝観と同じで、”珍しいもの”が見たくなるのは人情でしょう(笑)。
というわけで、最近ご開帳がマイブームです(当然 京都限定!)。

Bの本を見ていると、秘仏が気になりますね。
仁和寺の薬師如来坐像や法輪寺の虚空蔵菩薩。
スーメテさま説では、法界寺の薬師如来像も挙がりました(笑)。
そして横綱はやはり、
東寺 御影堂(大師堂)の不動明王像
でしょうか。
この辺りと比較すると清水寺の十一面千手観音立像がかわいく思えますし、六波羅蜜寺の十一面観音立像は昨年から大サービスでしたね。

こういう事情が分かるだけでも楽しいものです。

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鍬山神社(丹波散策2)


写真は、紅葉の二ノ鳥居。

鍬山神社(くわやまじんじゃ)は、亀岡市にある神社で紅葉がきれいなようです。

アクセス
国道9号線を西へひたすら進み、亀岡市内に入ります。
下矢田の交差点で左折します。
途中の右手にムツミ病院が見えます。
下矢田の交差点から約1km進むと道が2手に別れます。
左手が本道ですが、ここを右に進みます。
分岐点に石の一ノ鳥居があります。
この側道の少し先の右手に鍬山神社があります。

709年の創建で、伝承があります。
かつて亀岡盆地は湖でしたが、神々が保津峡を切り開いて水を流したことで、この亀岡が肥沃な農地になったそうです。
そしてその際に使用した鍬(くわ)が山積みになったため、鍬山神社となったということです。

手前の駐車場に車を停めて、道沿いに少し先に進みます。
通常は拝観無料ですが、紅葉時はここで拝観料300円を納めます。
先に進むと右手に朱塗りの二ノ鳥居があります。
二ノ鳥居をくぐった左手に社務所、右手には稲荷大明神などの摂社があります。

石橋を渡った正面に拝殿、右手は池のある庭園です。
拝殿の奥の石段を登った左手に本殿、右手には八幡宮があります。

拝殿右手の庭園は中央に大きな池があり、池の中の島には厳島神社の小さなお社があります。
この池の周囲の紅葉が秋はきれいなようです。




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2014 2/8の拝観報告3(宝蔵寺)


写真は、本堂

さて長仙院を出たのが11:00頃。
そのまま南へ。
到着したのはもちろん、宝蔵寺。
2/6~2/12の寺宝特別公開です。

さてここは2012年の11/1~11/4にも若冲の画などが公開されました。
今回は前回と比べてどうだったのか気になったので、例のファイルを紐解きました。
そうするとやっぱり目録がきれいに保管してありました。
以下が比較です。

2012/11/1~11/4ーーーーーーーーー2014/2/6~2/12
本堂
群鶏図屏風(伊藤若冲)ーーーーーーー仏涅槃図
釈迦三尊図(高橋静意)
釈迦十六善神図(高橋静意)

書院
像之図(伊藤若冲)ーーーーーーーーー出山釈迦図(旭応岳陽)
髑髏図木版画(伊藤若冲)ーーーーーー髑髏図木版画(伊藤若冲)
毘沙門天図(伊藤若冲)ーーーーーーー松双鶴図(松林桂月)
栗鼠図(伊藤若冲)ーーーーーーーーー当麻曼荼羅
鶏之図(伊藤若冲)ーーーーーーーーー蟹図(処沖)
海老図(伊藤若冲)ーーーーーーーーー竹に雄鶏図(伊藤若冲)
川蝉之図(伊藤若冲)ーーーーーーーー龍頭観音図(照山元瑤)
童子遊之図(伊藤若冲)ーーーーーーー山水図(谷文晁)
仁王尊 阿形像(伊藤若冲)ーーーーー仏来迎図(木村徳応)
仁王尊 吽形像(伊藤若冲)ーーーーー山水花鳥人物図巻(円山応震)

枇杷鷲猿(伝 呂紀) ーーーーーーーー枇杷鷲猿(伝 呂紀)
芭蕉鶴(伝 呂紀) ーーーーーーーーー芭蕉鶴(伝 呂紀)
虎図(伝 牧谿) ーーーーーーーーーー虎図(伝 牧谿)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー-楊谷観音図
ーーーーーーーーーーーーーーーーー-盤空厚岸上人有倫老和尚像

前回の方が若冲一色だったようですね。
一応、前回の本編はコチラです。

しかしなんでも資料として取って記録しておくと、なにかの役に立つものですね。
山科言継、太田牛一や上井覚兼も、僕のような体質の人だったのかなと勝手に親近感を持っています(笑)。

また今後も開催されるような感じでしたので、見つけ次第このブログでお知らせ致します。

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楽々荘2 庭園 洋館 主屋(丹波散策4)


写真は、庭園。

玄関を入ります。
入ってすぐが新しくきれいに改修された玄関棟。
左手に進むと洋館、さらに奥に主屋があります。

右手の廊下があるのでそれを進みます。
左クランクに進むとお手洗いがあります。
このお手洗いの先の左手から庭園に出ることが出来ます。

庭園に出た右手にお茶室の其中庵があり、苔のきれいな露地庭園のようになっています。

砂利道を少し進んだ右手に大きな庭園が拡がります。
庭園は7代目小川治兵衛の作庭です。
手前は芝生になっており、松も生えています。
庭園はすり鉢状に中央が低くなり中池で、中央の島には土橋が架かります。

玄関の右手を進みます。
すると廊下の右手の洋館があります。
1階は2室あり、1室は折り上げ格天井で暖炉が右奥にあります。
階段で2階に上がります。

1階の廊下に戻ります。
廊下突き当りの奥には主屋の大広間があります。
ここからお庭がよく見えます。
さらに廊下を奥に進むと、右手に6畳の次の間に10畳の本間に縁のある広間、正面奥には8畳間があります。




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2014 2/8の拝観報告2(長仙院)


写真は、安倍晴明坐像など

仏陀寺から徒歩で河原町今出川へ。
市バスで河原町今出川から京都市役所前へ。

徒歩でまずは本能寺に入ります。

ここで10:00になりました。

そこで4月分の「そうだ 京都、行こう」の予約電話をしました。
これが予想通り、つながらない、つながらない。
春と秋(4月分と11月分)は異常ですね。

結局10:25まで連続でtryしてもダメだったので一旦やめて、10:30に予約した長仙院に向かいました。

ここはくろさまがコメントで紹介して下さいました。

詳細は今後の本編で。

本堂の阿弥陀三尊像と安倍晴明坐像など3体の像、そして書院の庭園などが見どころです。

ここもお寺の方が非常に親切でした。

庭園は元々はもっと大きくて、当初は小堀遠州の作庭だったとか。
しかし境内の縮小に伴い庭園も縮小され、現在のような小さな庭園になったそうです。

たしかに元々は大きな庭園だったのかなと思わせるのは、庭園に使われている石が大きいんですね。
庭園の面積と比すると、明らかにアンバランスです。

恐らく当初はもっと大きな庭園に置かれていたと考えるのが普通ですね。

こちらは30分程度で失礼致しました。

出てから再度「そうだ 京都、行こう」にTELすると、つながったのですが既にキャンセル待ち9番目でした。
しかしそこはアマ会です。
同行者3人で確保に走ったので、Hitoさまが2人確保、2人キャンセル待ちの大仕事をして下さっていました。
キャンセル待ち1番なら2人ぐらいキャンセルがでそうですね。

この場をお借りして、Hitoさまがありがとうございました。

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楽々荘1 アクセス 食事(丹波散策3)


写真は、洋館の2階。

楽々荘は、山陰本線の産みの親である田中源太郎の生家を改築した邸宅です。
玄関、洋館と主屋が国の登録有形文化財に指定されており、庭園は京都府の名勝に指定されています。

アクセス
国道9号線を西へと進み、亀岡市に入ります。
加塚の交差点を右折します。
右手に亀岡市役所を見ながら約300m進み、2つ目の信号を左折します。
道なりに右にカーブしながら約300m進んだ右手に楽々荘があります。

2017年まではイタリアンのお店でしたが、2018年の3月からがんこ京都亀岡楽々荘として経営しておられます。

内部は玄関を入ると、入ってすぐが玄関棟。
左手に進むと洋館、さらに奥に主屋があります。
右手奥に進むと庭園への出入口があります。
食後にお願いすると、洋館や庭園を拝見出来ます。

特に玄関棟はきれいに改装されました。
食事は懐石のセットなど多種におよび、特別やわらぎ弁当は2700円とリースナブルです。
がんこになってからは、外国のツアーの昼食などでも利用しており満席が多いです。
事前に予約された方がいいでしょう。




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2014 2/8の拝観報告1(仏陀寺)


写真は、重文 阿弥陀如来坐像

この日は拝観日ですが、みなさん覚えておいででしょうか。

関東が大雪になった日です。
幸い京都は朝でも積もっておらず、降ってくるのも雨でした。

さて当日の予定の軸は、2/8限定のものが2つ、予約が2つでした。

当初は自転車で行くつもりでしたが1日雨ですので、市バスの1日乗車券に変更しました。

市バスで河原町今出川で下車し、9:00前に到着したのが仏陀寺です。
以前hytさまがコメントして下さった件です。

詳細は今後の本編でご紹介します。

ご住職が非常に親切丁寧に対応して下さいます。
まずは書院で簡単な説明の後、本堂へ。

本尊で重文の阿弥陀如来坐像は、高い須弥壇の上ですので見上げるなければならないのですが、踏み台まで出して下さいます(笑)。
それに「よかったらお写真もどうぞ」と。

さらに書院に戻って、温かいお茶まで出して下さいます。

由緒書きも頂きましたよ。

さすがにここまでして頂いたので、500円を志納してきました。

9:40に仏陀寺を後にしました。

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神蔵寺(丹波散策5)


写真は、紅葉の寺務所前の前庭

神蔵寺(じんぞうじ)は本尊の薬師如来像は重要文化財で、西国49薬師霊場の43番札所です。

アクセス
穴太寺の前の道を道なりに左に曲がり約800m進むと、国道372号線と交差する亀岡運動公園前の交差点に差し掛かります。
ここを国道372号線へ左折します。約1.7km進むと右手にローソンがある交差点に着きます。
ここを湯の花温泉方面の左へ進みます。約700m先の左T字路を左折します。
突き当たりまで進み、T字路を右折します。
この突き当たりに神蔵寺があります。

拝観
左手に駐車場、右手の石段の上に表門があります。
表門を入った右手に寺務所があり、真っ直ぐに石畳が続きます。
正面には中央に石段、その両脇は石垣のようになっており、この石段を登った正面に本堂があります。
本堂の前は苔と石組の枯山水庭園になっています。
本堂前には“結縁の大賽銭箱”があります。
これは明智光秀が本能寺へと進路を変えた場所にあった桜の幼木がやがて巨大になり、1990年に伐採されることになりました。
この木でつくられた賽銭箱だそうです。

本堂の左手から裏にまわりこむと、収蔵庫の東方閣があります。
その名前のように、重文で本尊の薬師如来坐像がお祀りされています。
しかし通常はお厨子の中で、1/1~1/3、4/8、9/12だけ開帳されます。
通常はお厨子の脇に日光、月光菩薩がおられ、正面には掛け軸が掛っています。

4/8 聖天さん例祭
花まつりの日は夜に、聖天さん例祭があります。
この日は本堂も開け放たれています。
内陣には薬師如来像のお前立ちがあります。
19:00からこの内陣の裏の部屋で法要が、20:00からは本堂で夜桜コンサートがあります。
少なくとも19:00前には、東方閣で重文の薬師如来像が御開帳しています。

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