goo

2014 2/8の拝観報告9(上徳寺 世継地蔵大祭)


写真は、大祭の護摩供養

さてFESTA沙羅双樹が終わって時計を見ると、13:50。

市バスの1日乗車券を持っていたのですが、やはり時間は買えないのでタクシーを使いました。

向かったのは河原町五条周辺、富小路五条下がるの上徳寺です。

2/8は世継地蔵大祭。
しかも護摩供養が14:00から。
タクシーなのでなんとか間に合いました。

普通は誰もいない境内ですが、この日は人でごった返しています。
というか、そういうタイミングですもんね。

本堂前の広場に護摩の準備がされています。
最初に山伏装束の和尚さんが、まずは矢を空に射ります。
そして護摩に火が入ります。
小雨が降っていましたが、5分ぐらいで火が付きました。
でも何より”最初の煙がスゴイ”ですね。
尋常じゃないぐらい煙いです。
ちゃんと消防署にも事前に連絡しているんでしょうね
でないと119番に通報されますよ、あれは(笑)。

境内の詳細は本編にあります。

しかし事前情報で分かっていましたが、1年の中で当寺院最大のお祭りの時をしても、書院や本堂が公開されないのは残念ですね。

「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

長仙院(寺町マイナー散策4)


写真は、書院前庭

誓願寺の塔頭で、安倍晴明坐像があります。

アクセス
新京極三条は短い坂になっています。
この坂を下ると左手に大きなMovix京都の建物が2つあります。
これを越えると細い六角通があるので、ここを左折します。
ここから約60m進むと、河原町通までの間に細い裏寺町通があるので、ここへ右折します。
右折してすぐ左手に長仙院の表門があります。

拝観
事前に予約しておくと本堂にお参り出来ます。
表門を入ると前庭があり、ここに“未開紅の梅”があります。
つぼみの頃は紅色で、開花すると白い花が咲くそうですが、つぼみの頃がきれいだそうです。
正面の玄関から入ります。
右手に進んでいくと書院を経て、本堂に入ります。
本堂の内陣には本尊の阿弥陀如来坐像がお祀りされています。
脇侍には勢至、観音菩薩像があります。
この阿弥陀如来坐像は、かつては護摩炊きされていたようで煤で真っ黒です。

この内陣の右手に安倍晴明坐像、延喜帝第四王子道観親王と妙法院少将法印権大僧都の3像があります。
延喜帝第四王子道観親王は蝉丸で、妙法院少将法印権大僧都は妙法院7世の教円ではないかとのことでした。

また書院には小さな枯山水の前庭があります。
元々は大きな庭園で最初は小堀遠州の作庭だったそうです。
しかし次第に境内と共に庭も狭められ、他者の手も加わったとのことです。
奥の立石を滝にみたてて、流れ下ってくるようにみせているのだと思いますが、確かに庭園の大きさの割には石が大きいですね。
元の石材を利用しているからこうなったんでしょうね。

寺町マイナー散策5へ

マイナー散策の索引 

「京都のおすすめ」の総合索引へ

コメント ( 2 ) | Trackback ( )