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2014 2/15の拝観報告1(転法輪寺)


写真は、鐘楼門

この日は拝観日。
午後からが日程のメインでした。
そして空いた午前中に予約を2つ捻じ込んだのが今回の概要です。

まずは朝8:45に自宅を車で出発。
近所のスーメテさまを拾います。

そして円町駅へ。
9:10頃にあんとん様さまを拾って、仁和寺の駐車場へ。
そこから歩いて向かったのが、転法輪寺です。
9:30頃の到着です。

きゅうり封じの蓮華寺よりまだ奥。
この道をさらに進んで山を登ると原谷苑があります。

ここは電話で予約しておくと本堂にお参りが出来ます。

本堂には7mの阿弥陀如来坐像があります。
坐像で7mですから丈六どころの大きさではありません。

江戸時代のものだそうで、なかなかきれいです。
2/15でしたので、涅槃図もかかっていました。

ここのご住職さん、実は先日のFESTA沙羅双樹の係だったそうです。
この涅槃図も出したかったそうですが、大きすぎて浩徳院に入らず無理だったとおっしゃっておられました。

その「FESTA沙羅双樹というイベントが実は先週ありまして・・・」とご住職がおっしゃられた瞬間、僕とスーメテさまは「行きましたよ!」となって大笑いでした。

また巨大な阿弥陀如来坐像の裏手には、裸形阿弥陀如来立像があります。
これがまたユニーク!
まずは幼児体型で、お腹がぷっくりでています。
そしてお顔。
少し”にんまり”されているんですね。
まあこういう言い方をしてはなんですが、「裸やで。オモロイやろう。」ってドヤ顔されているように見えるんですね(笑)。
是非1度見てみてください。

そして今年の10月に京都の浄土宗寺院が一斉に公開の企画をされるそうです。

こういう普段は要予約の寺院も、その時は予約不要で見られるような雰囲気のお話でしたよ。

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岩屋寺

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写真は、境内

赤穂浪士の大石内蔵助らをお祀りするお寺です。

場所は京都市の東の山科にあります。
阪神高速8号京都線の山科出入口から出てすぐに右折すると大石神社があります。
国号1号線からは、山科に降りてくるカーブの終わりかけに“新大石道”の交差点があり、ここを右折します。
直進し阪神高速8号京都線の山科出入口の前を通過すると到着です。

バスの場合は、JR、地下鉄東西線の山科駅から京阪バス29系統(1時間に2本)にて大石神社前で下車します。
さらに約250m歩くと阪神高速8号京都線の山科出入口の前なので、ここで左折した先にあります。

大石神社前を通過しさらに150m進んだ右手の石段の上に岩屋寺の表門があります。表門の右手には早咲きの枝垂れ桜が咲きます。

門前の右手には良雄邸宅跡碑、遺髪塚や忠誠堂があり、春は周囲の枝垂れ桜やソメイヨシノが咲きます。
石段を登り山門をくぐります。
拝観は無料です。

境内の正面に本堂、左手には毘沙門堂があります。
右手前には大石弁財天、右手奥には大石内蔵助の邸宅の廃材で造られたといわれる茶室 可笑庵もあります。

本尊 不動明王ご開帳
山科義士祭の行われる12/14の9:00から翌年の初不動の1/28までは、本尊で秘仏の不動明王がご開帳されます。
12/14の義士祭で拝観しました。
この日はたくさんの方が朝から準備されているので、8:50には拝観可能でした。
ただし11:00~11:40は法要が、14:00頃には義士仮装行列が到着するので、ゆっくり見たい方はその時刻は避けるべきでしょう。

本堂左手で拝観料300円を納めます。
本堂の正面から入ります。
本尊の不動明王は園城寺を再興した智証大師円珍作と言われ、大石良雄の念持仏になっていたそうです。
須弥壇が高いのと像自体も30cmぐらいですので、やや遠いです。
また左手には地蔵菩薩、右手には聖観音菩薩像がお祀りされています。
本堂右手奥には47士の位牌がお祀りされていました。

本堂の左の部屋には浅野内匠頭の肖像画、大石内蔵助の机などの宝物が展示されていました。
そして渡り廊下から毘沙門堂へ。
毘沙門堂には47士像がお祀りされていました。

また同日は納骨堂である忠誠堂も開扉され、中には大石内蔵助像を中心に3像と骨壺がお祀りされています。



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