toshiです。いつもありがとうございます。
数日前に出かけた介護者の集いで、大変申し訳ないことをしてしまいました。
80分でハッピー介護と笑いヨガの予定でしたが、笑いヨガをしなかったのです。
それも、その場の勢いに流されるまま主催者に相談もせず、toshiが勝手に判断して、結果的に笑いヨガは無しに・・・。
そうなってしまったのは、ハッピー介護のお話を終え、さあこれから笑いヨガを・・・と気持ちを切り替えようとした矢先、大きな声で質問をされたことから流れが変わったのです。
その方、今から思えば苦しい思いがいっぱい溜まっていたんでしょうね。
その様子に、これはこの方の話を伺った方がいい・・・との思いで、まずお話を聞くことにしたのです。
その方が感情をいっぱい出して、苦しい思いを告げられました。
そして、どうしたらいいか答えを求められたので、toshiなりの思いを少しお話したところ、今度はその方の隣におられたお友達と思える方が、更に大きな強い口調で、「そんなこの人を責めるようなことを言わないでくださいよ。こんなに苦しんでいるのに、それをどうしたらいいか何か言ってくださいよ!」
何も責めてなんかいるのではなく、その方の仰ってることでは更に悪い方向に行くと思います・・・ということをお伝えしたかっただけなんですが・・・。
質問をされた方は涙声になられるし、お友達はすごい勢いでtoshiに対して・・・。
こんな状況で、会場の雰囲気が一変しちゃったんですね・・・。
toshiとしては、決してその方を攻める気持ちなどないのですが、その激しい言葉の雰囲気を変えるため、質問された方の前に行って、頭を下げて謝りました・・・。
そのお二人は、この集いに初めて来られたようで、質問された方は、急激に認知症が悪化してきた義母のことで本当に苦しんでおられ、いろんな思いがいっぱい溜まっていたようです。そのことを知ってるお友達だけに、激しいやりとりが・・・。
話は直ぐに終わって、その後で笑いヨガを・・・と思っていたtoshiは、もうこの段階で笑いヨガを行う気持ちにはとてもなれませんでした。
ハッピー介護と笑いヨガが終わって話し合いをすることは多いのですが、こんな雰囲気になったのは初めて・・・。
少し雰囲気が和らいだ頃、参加されていた方が質問された方に対して、ご自分の経験から学ばれたことをお話してくださいました。
途中、「どうしたらいいですか?誰に話をしたらいいですか?」と強い口調でお友達が話された時、「こういう場所を利用されたらどうですか?」とお話した際、主催者の方から、「そういう機会がまだまだ少ないんです・・・」 そんなことをおっしゃってみえましたが、その時ほど、こういった場所の存在を必要だと強く思ったことはありませんでしたね。
徐々に落ち着いた雰囲気になりましたが、始めはホント、凄かったです。
「離婚する気持ちが変わりました・・・」とおっしゃった少し前の会場とは真逆の話し合いになり、toshiの未熟さを痛感しました。
雰囲気が落ち着いてから少し早めに食事に移りましたが、その時、激しいやりとりのあった二人の方が、toshiに「先ほどは申し訳ありませんでした」と、落ち着いた表情で謝りに来られました。
その時には、最初のころの激しい表情や口調は、すっかり消えていたことが印象的でした・・・。
食事の際、ここに座って・・・と言われた椅子は、先ほどのお二人の間でした。その為、特に質問をされた方とはいろんなことを話し合うことができました。
その方、実は遅れて会場に入られた方で、toshiの話は途中から・・・。
で、DVDも終わり頃だけ少し・・・とのお話でしたので、再生用の予備として持っていた1枚を差し上げました。
その方と話しながら思ったことがあるんですね。
実はその方、「私、ぜんぜん笑うってことないです」 と・・・。
まあ、食事の時には、質問された時とは全然違う表情で笑顔も少し出るようになられていたんですが、その言葉を耳にした瞬間、「あ~、こういう方にこそ笑いヨガが必要なんだぁ~。笑いヨガ、少しでもやればよかったなぁ~」という思いが強く出てきたのです。
「いい笑顔じゃないですか、その笑顔、いいですよ」
そんなことをお話するに連れ、ドンドン表情が優しくなり、「今日ここに来て本当に良かったです・・・」 と話してくださいました。
ということで、先ずは良かったのですが、笑いヨガを楽しみにして来られた方には、ホント、申し訳なかったですね。
まさに、神様・・・
今回のことで、反省すべきこと、いっぱいあります。
帰りの車の中での1時間弱、もっぱらそのことばかり考えていました。
今回学んだ多くのこと、きっとこれからの同様のシーンではとっても役に立つことと思います。
少し前の別の会場での話し合いがとっても良かっただけに、toshi、そうじゃないぞ・・・とばかり、ちゃんと反省材料が与えられるんですね。
まさにtoshiには、この方が神様に思えました。
こういう場面での大切なことをいっぱい教えていただいたんですからね・・・。
ホント、このお二人には本当に感謝です。
それと、介護生活の中で笑えない人たちがいっぱいおられ、こういう方たちにこそ笑いヨガが必要だということも改めて痛感させられましたね。
ハッピー介護に意識が向く分、笑いヨガからちょっと気持ちが離れていましたが、そのことの誤りをも強く気づかせていただきました。
まさに、あのお二人は、toshiにとって、ステキな神様でしたねぇ~。
感謝ですよねぇ~。
自分の考えを言う前に・・・
土曜日に、モラロジーの生涯学習セミナーがありました。
今回、はじめて青年対象としてのセミナーで、規模はぐっと小さくなりましたが、やってみてとっても良かったです。やはり、今後は若い方たちにモラロジーを学んでいただけるよう、意識を変える事が必要だと思いました。
その前日、講師と懇談会を行いましたが、そこでの話がまたラッキーでした。
先ほど書いた介護者の集いで質問された時の対応について、toshiの対応は、やはり未熟でしたね。toshiの考えを言う前に、「あなたならどうしたらいいと思いますか? 皆さんならどう思われますか?」 というように言葉を出したらよかった・・・と言うことを、講師の話から学びました。
このことを実にいいタイミングで聞けたこと、これも神様のお計らいかな?
感謝ですねぇ~。
感情の表出・・・
介護者の集いがあったその日の夜遅くに帰宅したmasaに、その日のことを話しました。
反省することがあることを認めながらも、masaが言ってくれたひと言で、toshiの気持ちが癒され、明るい気持ちになることができました。
「その方にとっては、感情が表出できて良かったんだよ。toshiはその方の辛い感情を表出させたんだよ」
言われてみればそうかなぁ~という言葉ですね。
確かに、食事の時のその方の表情は、始めの時とは全く違っていましたからね。あれが感情を表出できた後の穏やかな表情なんでしょうね・・・。
ハッピー介護のお話に、やはり、笑いヨガは切り離せないなぁ~。
そんなことを痛感させられた出来事でしたね。そして、toshiの未熟さも・・・。
長くなりました。お読みいただきありがとうございます。toshiで~す。