いつもありがとうございます。
この写真は、一昨日撮りました。タンポポの綿帽子?ですか? 勿論、母のお仕事なんかではなく前の空き地で撮ったものですよ。
実は昨日見た時は、もうどっかへ旅立って様子は一変していました。あの時撮ってて良かった。ついてるついてる・・・だよね。
こんな風にタイミング良く出会えたことが、その後の人生観を変えてしまう・・・、そんな体験ってありませんか?
父が病気で動けなくなった直後のことでした。以前から予約してあった富士山を見に行く旅行の日が来たんですね。
私たちは、父がこんな風になってしまったのだから旅行は止めよう・・・、と、そんな雰囲気になっていました。そんな時、父の口から出たのが、
「俺のことはいいから、みんな行って来い。俺もその方が嬉しいから・・・」
でした。それなら・・・と、子供二人との4人で、予定通り出かけることにしました。ということは、もうお分かりですよね。はじめから両親は含まれていなかったんですね。この旅行には・・・。
結局、父の言葉通り、遅れながらも旅行に出発しました
宿泊施設に着いて間もなくした夕食会場での出来事です。私はその光景を見て、自分を深く反省しました。
私が見たその光景とは・・・。
年老いた父親を車椅子に乗せて、食堂に向かう家族連れでした。
この時の私の思いは、その時には誰にも話してはいません。そんなこと話せるような自分の気持ちではなかったんです・・・。自分には、ああまでして親を連れて旅行に来るという気持ちが無かったなんて、とても恥ずかしくて言えませんでしたね。
私はその時、自分を深く反省し、ある決心をしたんです。
これからは例え車椅子であっても親と一緒に旅行しよう・・・と。
もしもあの時、時間がずれてあの家族に出会わなかったら、親に対するそんな気持ちも生まれなかったかも知れませんね。そう思うと実にラッキーでした。ついてるついてる・・・なんですね。
母は今日までショートステイです。夜迎えに行きます。今回は今迄で一番長かったですね。施設の皆さん本当にありがとうございます。
明日は、河口湖へ母と一緒に旅行に行った時のものすごく感動したお話をご紹介させていただきます。それは、ディズニーランドでの感動した話をまとめた本、「最後のパレード」に載ってもおかしくないような温かいお話なんですよ。また覗いていただければ嬉しいです。
さあ、今日も一日ついてるついてる・・・で行きましょうかぁ~!
お読みくださりありがとうございまぁ~す。 (toshi)