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「食べ物で感動!」 の思い出でェ~す!

2011年10月17日 | 感動

 いつもありがとうございます。toshiです。

 今日はまず、このお話から・・・。

 

  昭和21年の復員から3か月。俳優の故池部良さんの映画界復帰第1作は島崎藤村の『破戒』だった。ロケ地で出た白米と鯉こくと洗い、キュウリとナスの古漬けを口にした池部さんは思わず落涙した。

 「お前、めしを食ってんのに、何で泣くんだ」。 阿部豊監督に問われた池部さんの答えは 「軍隊での6年間、こんな美味しいお米に出会ったことがなかったんで」。 この白米もロケマネージャーが、警察の眼を盗んで買ってきたヤミ米だった。(『江戸っ子の倅』)  -中日新聞10月16日発行「中日春秋」より抜粋-

 

 上の文章は、昨日の中日新聞朝刊に掲載されていたものです。

 この「中日春秋」というコラム欄は、なかなか上手い文章にまとめられていて、いつも楽しみにしている記事です。この記事の読み始めが先ほどの文章ですが、ここまで読んで思い出したことがあります。

 それは、記事の中で池部さんが泣いておられるシーンと全く同じようなシーンを目の前で体験したことなんですね・・・。

 

 お寿司に大感動!

 もう10年以上も前のことでしょうか。その思い出したことって・・・。

 実はその当時、大変な出来事を経験され、苦労に苦労を重ねながら正に必死で生き抜いてこられた方がありました。それはそれは大変な事だったと思います・・・。

 ある時、その方が我が家を訪ねて来られたことがありました。

 確かあの時は、私とその方だけだったと思います。

 ちょうどお昼時だったので、スーパーで買ったお寿司を用意し、待っていました。丸い大きな容器に入ったお寿司がとっても美味しそうに思えましたね。

 そして、その方が家に来られ、台所のテーブルに置かれたその寿司を目にした瞬間、その方の口から出た言葉が、

 「うわァ~!美味しそ~う・・・」

 文字で書けばこれだけのものでしょうが、実際はすごかったですね。

 言葉も本当に嬉しそうでしたが、それと同時に、そのお寿司を見るその目のなんと丸く大きかったこと・・・。

 もうもう、本当に驚いたような大きな声、そして、こんな美味しそうな沢山のお寿司は見たことない・・・と大感激したように大きく開いた眼。

 私は、感激して大きく開いたその人の眼を見た瞬間、それまでの数年間がいかに大変であったかが、容易に分かりました。

 記事にあった池部良さんと同じように、苦しかったそれまでの数年間、こんなお寿司なんかおそらく口にしたことなんてなかったんでしょうね。それほど苦しく、ただただ必死にやって来た・・・。そんな風に感じました。

 その時の光景は、今でも時々思い出すことがあります。

 それほど私の頭の中には、強く印象付けられているんでしょうね。

 その時に話した内容は良く覚えていませんが、あの時のあの声、あの眼だけは、今でも強く記憶に残っています。 

  それ以後、食べ物を見てあれ程感動した人を私は見たことがありません。

 

 忘れられない思い出!

 このお話は、確かこのブログでも書かせていただいたことがあると思います。それほど私の頭に強く残っているんでしょうね・・・。

 実は、この話に出てくるお寿司を見て感動された方は、私の姉です。

 長い人生には、ほんと、いろんなことがありますからね。

 でも、姉はほんとによく頑張ったと思います。

 あの時のこと、姉は今でも覚えているんでしょうかね。

 まっ、多分、もう忘れてるでしょう。

 少なくとも、私ほどには強く頭に残ってはいないでしょうね・・・。

 私はあの時のこと、きっと、ず~と忘れないと思います。

 とにかく、姉に会えるようになった嬉しい頃でしたから・・・。

 

 うどん」の味が忘れられない!

 こんな話を書いていると、どうしても忘れられないのが、小さい頃に食べた美味しいうどんの味。

 しかも、何も入っていない素うどん?って言うの?

 白いどんぶりの中に、薄茶色の汁、そして白いうどん・・・。

 具は何もなかった覚えです。汁にかつを節が入ってるぐらい・・・。

 これが、ほんとに美味しかったんです。

 この時食べたそのうどんの味が、今でも忘れられないんです。

 しかも、今まで食べたうどんで最高の味、最高に美味しかった・・・と、もう完全に思い込んじゃってる・・・。(笑)

 多治見の駅前のお店で、連れてってもらった叔母さんと食べたうどん。

 これもきっと、ず~と忘れないかも。(笑)

 初めにご紹介させていただいた中日新聞の記事。そこに登場されていた俳優の故池部良さんがまだまだ若くて、「スーパージャイアンツ」 という当時のSF映画で大活躍されていた頃のうどんの思い出ですよ~!

 あ~あ、何もかもが懐かしい~!

 

 写真は昨日いただいた京都のお土産です。

 ご丁寧なお手紙付きで、とっても嬉しいですね~!

 こんなのも、忘れられない思い出の味になるかもねェ~! 

 お読みいただき、ありがとうございま~す。(toshi)

 

追伸で~す。

 池部良さんは、スーパージャイアンツではありませんでした。

 スーパージャイアンツは、宇津井健さんでした。

 ごめんなさ~い!(10月18日)

 

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