ついてるついてる ハッピーライフ! ~どんな時も笑顔といっしょ~

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豚汁という名の 「 おでんちゃん(^_^メ) 」

2009年09月27日 | 我が家の泣き笑いストーリー

masaです。

認知症の症状には 「物忘れ」 がありますが、この時期を飛び越すと、普段できていた事が出来なくなります。

この時期になると、周りの人は心配になり、「どうなってしまったのだろう」 と混乱することになります。

特に、女性にとっては、今までできていた料理などが出来なくなることが多いようです。

主婦の多くは毎日の献立を考える時、 「今日は何つくろう・・・」 と悩むことがありますが、その事がだんだん出来なくなっていくトミスケを見ながら、献立を考える事が出来るあたりまえのに感謝しています。

 

あのシイタケが鍋いっぱい! の事件(笑)があってからは、しばらく調子のいい日が続きました。

ある意味、毎日、今日は何が起きるのだろうと、ワクワク、ドキドキしていました。(笑)

そのような中、物がなくなることは珍しくなく、鍋の蓋・フライ返し・しゃもじ・ラップなどがない時は、「ここかな?」「エッ!違う」「じゃあ ここかな?」と、楽しそうにクイズ感覚で探すことが多かったです。

そんな姿を見ていた娘に、「お母さんは、探し物を楽しんでいるみたい。変だね(笑)」と、よく笑われたものでした。

しかし、さすがに中華鍋がなくなった時には、あんな大きなものを入れる場所は限られているし、探しようがなく困りました。

どこで見つけたと思いますか?

ナント 

お布団がガバッと盛り上がっているので、「エェー! まさか」と・・・。(笑)

そっとお布団を剥いだところ、トミスケがベッドの中で、大切に抱っこして寝ていたのです。(笑) 

こんな姿も、本当に、可愛かったです。

  

さて、今日は、豚汁という名の「おでんちゃん」をお届けします。

前回に引き続いて、認知症がすすんだな! と思えた、料理編です。

 

ある日、仕事から帰って台所へ行くとお母さんが、「masaちゃん、今日は豚汁を作っておいたからね」と言ってくれました。

masaは、

「ワー、嬉しい。寒くなったから豚汁はいいね。\(^o^)/ お母さんありがとう」と言って、豚汁の顔を一度も見ないで、メインの料理を作り始めました。(笑)

 

さて、食事が完成。

「みんなご飯だよー。おいでねー」と呼んで、 

「寒くなったから、お母さんが豚汁を作ってくれたよー」と言って、お椀に注ぎ分けようと蓋を取ってびっくり

ナント 大鍋に横たわっているのは、厚さ5㎝の大根・ちくわ・はんぺい・こんにゃく等・・・。ところ狭しとゴロゴロしているではありませんか。

 

名づけて、みそ仕立てのおでんちゃんでした。

 

予想しないものが鍋に入っていたので、一番驚いたのはmasaで、本当は「ギャーと、飛び上がるくらいでした。(笑)

しかし、何もなかったかのように、器をお椀から小どんぶりに変えて、みんなに分けました。(笑)

家族は、「エッ! 豚汁じゃないの?」と、言ったものの、豚汁という名のおでんちゃんを、みんな笑いをこらえながら食べました。(笑)

今、思い出しただけでも笑っちゃいますね。

  

しかし、これですよ。

失敗をした後に落ち込ませない。

悲しい思いをさせない。

自分は幸せと思えることをする。

生きていて良かったと思えることをする。

 

今日の写真のトミスケを見てください。 

とってもおちゃめでしょ! 

この姿を見たら、何も言えなくなりますね。

 

toshiさんと、「私たちは家族だから・・・。しかし、お世話になっている施設の皆さまには、ご心配やご迷惑をいっぱいかけているだろうね。感謝だね!」と、いつも話しています。

いつもお世話いただいている皆さまに、心から感謝いたします。

ありがとうございます。

お読みいただきまして、ありがとうございます。(masa

 

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ギョッ! シイタケが鍋いっぱい! (^_^メ)!!!

2009年09月25日 | 我が家の泣き笑いストーリー

masaです。

お久しぶりです

toshi&masaは、公私ともども大わらわ・・・ わらわ・・・。 (笑)

人様のために動けるがあることに感謝です。

 

昨日友人から、「我が家の泣き笑いストーリーを楽しみにしているぅー! 私も感染したかも・・・・(笑)」と、言われ嬉しい限りです。

こんなコメントを頂くと、更にmasaの目出度さかげんに拍車がかかります。

実際に、家族の物忘れや作話ともいえる思い違いに日々悩まされていて、言わなくてもいい事まで言ってしまって、家族関係がギクシャクしている方も多いかと思います。

 

今日は、ギョッ!とするストーリーから、ホントに認知症が進んだな! と思えた料理!についてお届けします。

その頃の私は夜勤をしていましたので、母は「masaちゃんの助けになりたいから、煮物を一品くらいは作っておくね。若い人は煮物は嫌いかも知れないけど・・・」と、時々煮物を作ってくれることがありました。

masaはトミスケの料理で、お正月に食べる 煮なます が大好きでした。

私が「お母さんの煮なます大好き」というと、「私は、masaちゃんのように洒落た料理を知らんでいかんけど・・・」と言って、煮なます の微妙な味加減をよく教えてくれたものでした。

今思うと、そんな時期はアッ!という間に終わってしまったような気がします。

懐かしさのあまり、今でも涙が・・・。

 

そんな生活の中から、今日は、びっくり仰天した「我が家の泣き笑いストーリー」で、

お料理編 シイタケが鍋いっぱい! をお届けします。

 

ある日、いつものように仕事から帰って来て台所へ行くと、甘辛いいい香りがしてきました。

今日の一品は何かな? とコンロを見ると・・・。

アレー 祭事用の直径40㎝の大鍋が・・・。

そして次の瞬間! 鍋の中を見て・・・、声を失いました。

ナント 鍋いっぱい干しシイタケをもどして、甘辛く煮てあるではありませんか。

すると、お母さんが外から帰ってみえました。

masa は恐る恐る尋ねました。

「お母さん、このシイタケは?」

「masaちゃんが煮ておいてって言ったじゃな~い」と・・・。

「そうだったけ~。ちょっと着がえてくるね」の言葉を出すのが精一杯でした。

 

そして、驚きとパニックを解消しようと、鏡の前に立って、口を大きく開けて『エェー!!!』と、大声で叫んだのです。(笑)

すると、masaの後ろで「おかあしゃん?ナニやってんの?」と、下の娘がけげんそうな顔をして立っているじゃありませんか。

あっ! しまった! 見られた!(笑)

そこで娘に、「大きな声を出して、すっごいお顔すると気持ちがいいよー」と言って、娘を抱っこして、二人で『エェー!!!』と、何度も何度も大声で叫びました。(笑)

何も知らない娘は、キャッキャッと言って無邪気に笑ってくれました。

それを見て、あ~!この笑顔に癒され、この笑いに救われたなと思いました。

そして、何もなかったように台所にもどり、煮シイタケの アレンジ料理 を数種類作りました。(笑) 

あとに残った大量のシイタケさん達は冷凍庫で、休んでもらいました。zzz(笑)

 

この時も思いました。 

「アンタはえらい!」 と・・・。(笑)

 

 認知症の人に接する時の心得

どのように自分の心を操るか?

いかにプラスの心にチェンジするか?

カギは、自分のにあると思います。

 

忘れて思い出せないことは、混乱するので聞かない。

失敗をした後に落ち込ませない。

悲しい思いをさせない。

自分は幸せと思えることをする。

生きていて良かったと思えることをする。

 

 写真は、シイタケ ではなく、見栄を張って『マツタケ』で~す。(笑)

 お読みいただきまして、ありがとうございます。(masa 

 

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あっ!びっくり! ヨーグルト3社契約 (^_^メ) !!! 

2009年09月13日 | 我が家の泣き笑いストーリー

masaです。

今日は、 忘れること  についてお話します。

 

母が忘れることが多くなった頃、私たち家族は、驚きと戸惑いから、この先どうなちゃうの (-_-メ) !!! と、不安に思うことが多々ありました。(笑)

認知症を患うということは、本人にとっても家族にとっても、つらく悲しいことです。

それもあって、以前にも書いたように、今まさに 認知症の介護で途方に暮れ、悩んでいる方の一助になればいい と思って、このブログを立ち上げました。

母(トミスケ)も、この20年の間には、それはそれはいろいろな事がありました。(笑)

 

認知症の症状にどう向き合うのか? ということが介護のポイントであり、私たち 家族の心の安定 と、人としての成長 に繋がるものだと思います。

それは、認知症の症状に対して 、 ある対応をする ということが出来るかどうかだと思っています。

かつては忘れっぽくなった母に対して、父は「さっきから何度も、同じことを言っている! いい加減にしろ!」と腹を立てたり、私たち家族は「だいじょうぶ~?」「おいおい! いいか~?」などと、対応していました。

そんなときの母は、忘れてしまったことに対して、それを認めたくない気持ちや叱られる辛さ、何よりプライドがズタズタにされたという思いから、悔しい気持ちが高まっていき、ドンドン表情が硬くなっていったのです。

 

母が認知症になってから、私たち家族で意識的に行った事がいくつかあります。

同じ話を初めて聞いたように何度でも聴く。

忘れて思い出せないことは、混乱するので聞かない。

失敗をした後に落ち込ませない。

悲しい思いをさせない。

自分は幸せと思えることをする。

生きていて良かったと思えることをする。

 

心配するな! 楽しめ!

これが、masaの「介護の原点」です。

 

それでは今日の「我が家の泣き笑い感動ストーリー」 

『あっ! びっくり! ヨーグルト3社契約』  をお届けします。 

それは、母は忘れっぽくなって、自分の行動を悔やむようになっていた時期でした。

数年前の朝早く、玄関のチャイムが鳴ったので出ていくと、そこには3人の女性が立っていらっしゃいました。

驚いたことにそれぞれの手には、ナント ヨーグルトを入れる箱とヨーグルトを持っておられました。

 

そして、

「Mの○○です。今日からヨーグルトをお取り頂きまして、誠にありがとうございます」

「私は、Yの○○です」

「私は、mの○○です・・・・」

そこで驚いた私は、「皆さま申しわけありません。母は忘れることがありまして・・・。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」とお詫びしました。

するとその中のお一人が、「おばあちゃんが、『家のものが、牛乳やヨーグルトを食べさせてくれない! ここしばらく食べていないのでヨーグルトを取りたい』と言われて契約を結びました」と・・・。

他のお二人も、その言葉に頷いていらっしゃたのです

 

偶然とはいえ、3つの業者が同じ日になってしまったこと。 

契約したことを忘れ、3つの業者と契約してしまったこと。

ヨーグルトは、いつも食べているのに・・・。

などと考えていたら、契約ができたことに対して、おかしいやら担当の方には申し訳ないやらで、笑えてきました (笑)

さっそく業者の方には、母の状態を説明して丁重にお断りをしました。

その時の皆さんは快く承諾をしてくださり、とても有り難かったですね。

 

こんな時も、

母には一切言わず、何もなかったように振舞いました。

悲しい思いをさせない。

自分は幸せと思えることをする。

生きていて良かったと思えることをする。

ということに徹していました。

 

そういえば、以前は高額なマッサージ機が2台届いたこともあったっけ。 (笑)

その時も、解約後には何もなかったように振舞っていました。

 

心配するな! 楽しめ!

 

母とどう向き合ったのかは、『私たちのです。

認知症の人に、忘れたことを自覚させることほど、酷なことはないと思います。

目出度いくらいに、 愛ある反応をする  ことと、心配するな! 楽しめ!に徹することで、皆がハッピーになりますよ。

 

今日の写真は、ヨーグルトの三者契約ができていた頃の『お茶目なトミスケ』です。

 

こんな母を、いつもお世話いただいている皆様に感謝です。

 お読みいただきまして、ありがとうございます。(masa

 

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トミスケとの旅 ~夜勤交代の巻~

2009年08月29日 | 我が家の泣き笑いストーリー

masaです。

toshiさんが定年退職を迎えて半月がたちました。

毎日、楽しそうで羨ましいです。(笑)

「やりたい事はいっぱいあるけど、思うように進まないものだね」

というtoshiに、

「生きているだけでも素晴らしい! 自分で歩けて・・・、自分で食事ができて・・・。 思うように進まなくてもいいから、身体を大切にして無理しないでね」と答えるmasaです。

すると、toshiが、「masaにそう言われちゃ何も言えないよ。(笑) masaは本当にこうていペンギンだね」と笑います。

 

楽しかった退職お疲れ様ツアーも、感謝と感動のなかで終わり、本当に思い出に残る旅行となりました。

旅館では、トミスケを真ん中にして3人横に並んで、仲良く川の字になって寝ました。

子供たちが幼い頃は、旅行に行くと川の字で寝ることはありましたが、トミスケとの川の字はとても新鮮。そんな川の字に安心したのか、トミスケは「スー、スー」と寝息をたてて・・・。 

トミスケは、なんとも可愛いです。

 

さて今日は、これまた富士山への旅行で展開された、「我が家の泣き笑いストーリー」で、

トミスケとの旅 ~ 夜勤交代の巻 ~をお届けします。

 

数年前、富士山がきれいに見える河口湖の旅館で、5人で泊まった時のお話です。

大月インターを出て河口湖へ向かうころ、大歓声とともに神々しい富士山が迎えてくれたことを思い出します。

お天気に恵まれて、観光地をあちらこちら回った後、旅館に着きました。

toshiさんは、一人だけの運転でしたので、夕食のお酒が効いてか、ぐっすり熟睡!(笑)

その後、二人の娘とmasa夜勤体制に入ることなど、誰も思っていませんでした。

 

皆が眠りかけたその時、トミスケがガバッ!と起き、「お米をかして、ご飯を炊かないかんわ。どこにお米が・・・」(笑)

エーッ ウソーッ 出ました

「ここ家じゃないからね。もう寝なきゃ・・・」と話しかけるも、全く耳をかそうとしません。(笑) 

ひたすら、玄関に行って外へ出ようとされるのではありませんか。 

どうしよう? 凄い力だし・・・。

toshiさんは寝させてあげないといけないし・・・。

その時、「あっ、そうだ アレがある」 とある事を思いだしました。

 

危険予知能力が高い(笑)masaは、旅行に「鈴付きゴム紐」「タオル」「ガムテープ」の、徘徊 三種の神器を持って来ていたのです。(笑)

早速、玄関のノブにタオルを巻きガムテープでぐるぐる巻きにして、「鈴付きゴム紐」を付けました。

そして、座卓をバリケードにして、そこを通ると熊ちゃんよけぐらいの大きな音が出るように、「鈴付きゴム紐」をセットしたのです。

 

さあ~、これで完璧と思ったのもつかの間・・・。

大きな鈴が、鳴るの鳴るの・・・。(笑)

母はジィーッとしている事が出来なくて、「ご飯を炊かな・・・」と言って動こうとする母に、

「お母さん、もう寝ようね」と、寝るように勧めるのですが・・・。

そんな会話を聞いて目を覚ました娘が、「おばあちゃん寝よ」と言っても、効果がない状態です。

娘たちに、「私はもうお母さんに付き合うから、あなた達は寝なさいね」と言うと、「私たちも、交代におばあちゃんを見るから声かけてね」と言ってくれました。

ナント 頼もしい言葉! 感動しました。

そして、そんなことなど何も知らないで寝ているtoshiを眺めて、3人で大笑い

「お父さんは、運転で疲れているから休ませてあげよう。」ということに・・・。

 

11時から続いた炊事騒動も、外が白々して来た頃にはトミスケも眠くなり(笑)、ゲームオーバー!

すっかり疲れた私たちが完全に眠りについたのが、朝の5時頃でした。

「オ ヤ ス ミ  zzz 」 

すると、6時になって、何も知らないtoshiが、 

「みんな起きろー! 富士山がきれいに見えてるぞー!」と嬉しそうな大きな声。(笑)

「エエーッ!」(笑)

「・・・・・・」

今思い出しても、本当に笑ってしまいます。

 

トミスケとの旅 ~ 夜勤交代の巻 ~も、きれいな士山と共に、我が家の楽しい思い出です。

 

お読みいただきまして、ありがとうございました。(masa

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母と行く旅は、いつも感動がいっぱい! 定年退職ツアー最終回

2009年08月26日 | 我が家の泣き笑いストーリー

ありがとうございます。

今回が定年退職ツアー報告の最終回です。

写真は、今回宿泊させていただきました 「湖山亭うぶや」 さんの部屋から見た、早朝の富士山です。

今回の定年退職ツアー は、この旅館の皆様のお陰で、一生忘れられないものとなりました。

「湖山亭うぶや」 の皆様、大きな感動を有難うございました!

  

母と行く旅行は、いつも感動がいっぱい!

認知症、そして足の動きがちょっと困難・・・。

そんな母と行く旅行では、masa の負担がとっても重くなります。

それが十分わかっているだけに、正直、息子の私としてはかなり複雑な思い。かなり迷う時もありますね。

実は、決して楽に行ける旅ではないだけに、とっても大きな喜び、感動を味わうことも事実です。

いつもあるのは、masa と母との様子を見て、親身になって手助けして頂ける人が現れること。これって、いつも感心しています。その都度、私たちもこのような人間になりたい・・・って思いますね。

今回も、お風呂場のスタッフの方に本当に良くして頂いたそうです。その方もでしたが、そういう人達って、とっても笑顔が素敵なんですよね。助けていただいた私たちも、その笑顔で救われます・・・。

 

「私も、今度は母を連れて来ます・・・」

この言葉は、今回の旅行で masa と母の様子を見ておられた人が、その場で言われた言葉だそうです。

大変そうな二人の様子を見られて、そんな言葉を masa に伝える人の話、もう何回も聞きました。旅行に出掛ける度に耳にしている感じ。そのほとんどが大浴場の中らしいのです。(笑)

それほど母の入浴は大変なんでしょうね・・・。

masa の母を連れた入浴光景を見られた人が、ご自身の親に対する考え方を変えられる・・・

実際、そんな人がおられることに私たちは感動しています。

それはきっと、masa が、大変な中にも楽しそうに母に対応していることが大きいと思います。

私自身は、そんな masa を凄い!と思い、尊敬しています。

 

かつては、私がそうでした・・・。

大変そうな家族連れを見て、自分もそうしよう!・・・と思われる人の気持ちって、私にはよく分かります。

実は、かつては私自身が、そんな光景を見て気持ちが変わった一人なんですから・・・。

子供を連れてキャンプへ行くようになって以来、家族旅行とは、私たち夫婦と自分の子供が行く旅行だったんですね。

それが、ある旅行先で、夕食の場に現れた家族連れの光景を見た時、大反省をしたことがありました。そのご家族は、歩けないお父様を車椅子で連れて来られていたのでした。そんな発想などなかった私は、そのご家族を見て、ある意味大きなショックを受けたのです。

その時以来、家族旅行は、例え車椅子に乗せてでも親を連れて・・・、という考えが私の中に生まれたようです。

ですから、一緒に行ける間は、なんとか連れて行きたいですね!

 

トミスケあっぱれ!! 旅先でも 「母のお仕事」 健在!

旅館の部屋に落ち着いてからトイレに入っていた時、ガチャッという何かの物音がしました。

トイレから出て来ると、何と、母一人では立ち上がれないと思っていた低いソファに座っていた母が、自分一人で立って、結構歩いた先にある部屋の入口のドアを開けようとしているではありませんか・・・。

「あれあれ~、出てっちゃだめだよ~!」

と言いながら、すぐに部屋の中まで母を連れて来ました。

大浴場の確認に行っていた masa が部屋に入って来た時、

「あっ、見つけた!」

と言って、入口のカウンターに置いてある急須の蓋を発見したのです。masaは急須の蓋がどこかへ行って、困っていたようでした。

なんと、母は、旅先でもやっていたんですね。「母のお仕事」 を。(笑)

こちらが手を添えると途端に動きがスローになるのに、自分の意思で動く時は結構スムーズ。とっても調子がいいみたいです。(笑)

旅先でも活発で、ちょっと考えさせられた 「母のお仕事」 でしたね。 

 

一生忘れられない感動の旅

masaの企画した今回の「toshiさんお疲れ様会」定年退職ツアーは、多くの感動と出会った、一生忘れられない旅行となりました。それと同時に改めて思ったのは、いつも母をお世話くださる皆様への感謝の気持ちでした。

本当にいつもありがとうございます。

ついてる話、ハッピーな話など、まだまだいっぱいありましたが、この辺で・・・。

お読みいただき、ありがとうございまぁ~す。 (toshi)  

 

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