外村宇兵衛邸に到着
東京・横浜・京都・福井などに支店を有し呉服類の販売を中心に商圏を広げた豪商の家です
明治時代には全国長者番付に名を連ねるほどの商家でした
3館(外村繁邸・外村宇兵衛邸・中江準五郎邸)の中でも一番大きく、庭園は作庭当時神崎郡内一番の庭とも言われていたそうです
入口を入ると、すぐ右手に用水を引き込む水場があります
生活用水として、洗濯場として利用されたのでしょう
「あらいと」と名付けられていたそうです
往時には母屋や納屋、米蔵など10数棟の建物があったそうです
その後屋敷の一部は取り壊されてしまったのを、明治期のすがたまで復元し今日観光名所として復活しました
建物に入ると、まずは大広間がお出迎えしてくれます
あちらこちらにひな壇が飾られていて華やかでした
ちょっと変わった絵巻風のひな壇もありました
雛人形は一般的に、親王飾り・三段飾り・五段飾り・七段飾りと順に大きくなっていきますが、段にこだわらずに人形を飾っている雛人形もあり屋敷の中は華やいでいました
こんな変わり雛もあります
竹筒にお手製の雛人形
かわいいです
逆光になってしまいよく判らない写真になってしまいましたが、舞台雛もありました
でも、一番のひな壇は2階にあった8段飾り
パフォーマンスで創る巨大ひな壇ではなく、あくまで往年の盛況を誇って作られたひな壇です
眼前にすると、感無量でした