行雲流水

ボランティア活動を中心に記録する

月下美人

2017-09-01 10:08:51 | 日記
 今年も月下美人が咲いた。3鉢あるが、1回目は7月下旬に何と1度に10数輪開花し乱れ咲いた。そして8月末の一昨日3輪、昨晩1輪(写真)で2回目は計4輪になった。鉢は玄関前門扉の内側に置いている。
 我が家では、2005年夏に初めて開花し、その時は義母がわざわざ拙宅に泊りがけで足を運び、鉢を室内に持ち込んで妻と一緒に夜遅くまで花を見ながら談笑していた。
 月下美人は「サボテン科クジャクサボテン類の一品種。茎は平らで葉状、夏の夜純白大輪の美しく香り良い花が咲き、4時間くらいでしぼむ」と辞典にある。
 インターネットで調べると、「今の日本にある月下美人は、明治時代の台湾駐在大使の田(でん)氏(田英夫議員の祖父に当たる)が、中国から持ち帰られたものが全国に広まりました。葉を分けていただいたもので自己受粉になって結実しません。姫月下美人は改良されたもので結実の可能性があります」とあった。
 昭和天皇にこの花の名前を尋ねられた田氏がとっさに「月下の美人」と答え、その後この名前が定着されたと言われている。
 一夜限りのためだろう「はかない恋」などに例えられたりするようだ。でも拙宅では、9月3回目の開花が望める、只今花芽がいくつかスタンバイしている。