行雲流水

ボランティア活動を中心に記録する

24節気の清明

2022-04-05 16:33:06 | 日記
 72候で楽しむ日本の暮らし 広田千悦子著 角川ソフィア文庫 表紙の中央に一羽のツバメが羽を広げ飛ぶイラストが描かれている。この書物によると、万物潔斎、すべてが清らかでいきいとしてくる頃。染井吉野が盛りを迎え花見で賑わう。沖縄では墓前清明祭を行う。
 数千キロの旅を終えたツバメが日本に到着する頃です。新年度の始まりの緊張も、低く高く舞うツバメの動きにほぐれていきます。子育てをするためにやってくるツバメにまつわる話で古いものは竹取物語に登場する「ツバメの子安貝」ツバメがお礼に巣の中に残しておく貝のことで、安産のお守りです。九州から北上する初鰹に舌鼓を打つ頃。散る花びらにのって疫病がもたらされぬよう行われる鎮花祭が各地で始まります。
 わが町にも3月27日にツバメが来た。今日は井口明神わくわくランドの幼稚園児(年少)が、ピカピカの黄色い帽子に真っ白な半袖シャツの姿で(写真)近くの公園に出かけて行った。自分たちはその足で井口川沿いのアルクへ買い物、桜並み木が春色を添えてくれていた。