行雲流水

ボランティア活動を中心に記録する

24節気夏はいつまで?

2020-09-04 11:11:07 | 日記
 朝日新聞、野の花あったか話 徳永進氏より
とにかく暑いのである。・・・立秋を過ぎてからがひどい。残暑とは立秋後の暑さ、数十年前から残暑は猛暑である。秋を蹴っちゃいたい。お盆を過ぎれば暑さはやわらぐかと思いきや、これまた裏切られる。汗、タラタラ。8月23日は処暑。暑さもとどめがささり、処置されるころ。どっこい、その日から最高気温は36度、37度、38度と上昇し、暑さに溺れそうになる。
 日本二十四節気緊急委員会(笑)に申し上げたい。「立秋」は「蹴秋(しゅうしゅう)」に、「処暑」は「溺暑(でいしょ)」に変更を。
 8月30日の日曜日も暑かった。外に出るとアスファルトの熱気がムアアと漂う。入院予定の近所のK男さんがこない。8年間、悪性の病気と闘ってきた。もう歩けない。行って戸を開けるとKさん、玄関で白いバスタオルの上に横になって天井を仰ぎ、もがいている。「タクシーは?」と聞くと「まだ呼んでいない」と県外から帰省中の娘さん。2人とも途方に暮れていた。診療所にSOSの電話を掛けた。じょしゅさんが紫色のシートをもって駆け付けた。3人で僕の往診車に運び込んだ。K汗だく。CTに進行した肺の病変。病室のベッドに運ばれたKさん、「ほっとしました。腰の痛みも消えました」とやれやれの顔。・・・・・・