ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

ハリーコッチャーのフォトロゲ日の出2018

2018年03月27日 | 大会レポート



ブログで検索してみたら古茶さんとのロゲチーム「ハリーコッチャー」結成は2009年夏のこと。9月の菅平12時間ロゲに出場のための結成でした。なんともう10年近く前のことでうなるばかりの昔話。
あの頃はすっかりロゲにはまり込み、あちこち駆けずり回ったものだった。

時は流れ流れ、たくさん流れ、
①一気に老眼が進んで走りながらの地図読みが苦痛になってきた
②55歳でフル&100km&富士登山競走のPBが出てしまった
③トライアスロン復帰
などなどであんなに夢中だったロゲから遠ざかることになっていた。

そして日曜日、5年ぶり2013年の松代ロゲ以来の「ハリーコッチャー」再結成。
ロゲから遠ざかったハリ天とは逆に、古茶さんはあれよあれよとロゲイニング界では知る人ぞ知る超強豪選手に。街ロゲなんて無敵だし。誰と組んで必ずや上位に名を連ねる。日の出ロゲももちろん優勝狙い。(まさかヤギさんの帝王チーム参戦とは知らなかったのでね)

昔のブログ記事(ロゲ関係)を読んでいると、我らハリーコッチャーはかなり行き当たりばったりでツメが甘かったり、超楽観思考でなんとかなるだろう的な緩い作戦で走り出していた。
ところがどっこい。今回5年ぶりにチーム復活させてみたら、古茶さんのロゲ力が格段に上がっていることを目の当たりにすることになった。
地図上に配置されたポイントを単なる点と点の繋がりで捉えるのではなく、選択ルートを3Dの絵のようにイメージしている、多分。隣でそう感じた。自分はやらないのだけど、囲碁好きの人が碁盤に絵を描くように陣取りをすると言っていたあの感じもかな。
臨機応変は重要だけど行き当たりばったりではなく、なんとかなるだろうという超楽観思考でもなく、タイム管理も読図も相当に緻密だ。昔、ワイワイあーでもないこーでもないとやっていた頃とはもう別人だ。任せた!
オレは走って走って引っ張る。
なんて張り切ってスタートしたけど、序盤はこれが本当にフォトロゲかと目を疑うほどの拮抗した展開。上位チームのつばぜり合いはガチガチのガチンコ、キロ4分。

前週100マイル走破していて、前日には3時間ロゲ。そして体重は10kg増量中と。
これは走れないでしょう。苦しむでしょう。誰もがそう思っていた。
スタートしいきなりのガチ走り展開になり、流石に思いっきり苦しそうで気の毒になった。


【序盤のガチンコ】

ところがどっこいこの相棒はとんでもないポテンシャルの持ち主。昔からそれは感じていたけど久々に改めて思い知ることになる。
重いから下りは有利だとか言って、下りになると別人のごとく飛ばす飛ばす。
先に行かれたライバルチームをムキになって追いかけ追いつく。
山の登りはハリ天が引っ張りまくるがちゃんとついてきてくれる。
3時間過ぎた頃からはギラギラと走れるようになる。
気を抜いてちょっとのんびり給水でもしていたらすぐに前に出る。
4時間過ぎても4分半でゼーハー走れる。
痙攣がきて安全ピン使っても止まらない。
流石に思ったほどペースが上がっていない最後の最後にハリ天が弱気になってポイント飛ばしたけど、行けちゃったなぁ。


【途中で妻たちのチームが隠れていて脅かされた!】


ってな感じで、ほぼスムースに設定ルートをクリアしてハリーコッチャーとしてはかなり珍しい余裕のゴール(総距離41.99km・4時間53分21秒)。
ゴール後判明する結果(男子5時間の部3位)にはロゲならではのドラマがぎっしり。
最後に取らなかった23点(10+13)を頑張って取っていれば2位と同点(しかしゴールタイムで及ばず3位)だったと騒いでいたけど、実は4位とはリアルに同点。タイム差での勝利だった。最後にポイントを取りに行かずにジエンドにしてゆっくりゴールに戻ったが、歩かず走ったのがよかったのだ。わずか1分52秒差だったとはまさに冷や汗。



これら全てゴールしてみないとわからない。
隣で競り合ったのは序盤だけであとは見えざるライバルと戦い続けているのがロゲイニング。
久々のマジロゲだったけど、やっぱりその醍醐味は十二分に味わい尽くせたのだった。あぁ面白かった。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

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