ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

東北みやぎ復興マラソン2023

2023年11月08日 | 日々奮戦

【気負いはないけど不安はいっぱいのスタート前】

ロードシーズンを迎え、練習再開から1週間。
11月5日(日)、今、フルなんてちゃんと走れるのか⁉️と疑心暗鬼で迎えた「東北みやぎ復興マラソン2023」(3月にエントリーしていた)。
朝ジョグでようよう5分台に突入出来るようになったが、最長距離は12kmほど。
走り込んでいないととにかく自信が持てない。妻にどれくらいでと聞かれれば、最初は無理せずキロ6分かな。途中からかなり上げていかないとサブフォーも厳しい。これが現実であり本音だった。
当然のことながら変な緊張はなく、ただただ不安だけが渦巻いていた。が、スタートしてみると、そうだ心拍を見ながらいつもレースしていたんだと思い出す。そんなことまで忘れていたのか。ホント忘れっぽいとか言うレベルじゃないな。とにかく急に安心感に満たされる。そうそう、オレにはこれがあったのだ。
さて、140拍以下が理想的な展開のはずだ(これも思い出した)。Garminと睨めっこが続く。ビビっていたがキロ6分は軽々クリア、5分半もクリア。5分ちょっとで大丈夫そう。あ、こんなで走れるのか。さらに安心して140拍前後を目安に淡々と前に進む。ありがたいことに1km毎の表示がすぐに現れる。あっという間に妻が電車で先回りした10km付近へ。元気に通過。


【10km付近で】

130台には落ちずに145未満とちょっと高めだがペースは至って安定。ハーフ地点もすんなり。フルの時に目安にする「30kmまでは知らん顔」を維持出来るか。
横を同年代と思われる選手が抜いていった。小柄だがしっかり前傾姿勢を保ちストライドが大きい。視界に入ったゼッケン、おや、なんと続きナンバーだ。エイドで前後し、隣になった時に声をかけてみた。同じ60台でサブスリーランナーだった(病気をされて復帰中とか)。すっかり意気投合で色々話をしながらのランになったが、もちろん想定外にペースが上がってしまい当然心拍も急上昇。26km付近でギブアップして先行してもらう。


【携帯を携帯してたので62歳ランナーと並走記念写真】

が、蛍光オレンジのウエアは超目立つので最後の最後まで(100m以上離されもしたけど)ペースの目標にして走らせてもらった。
さて、30km通過。ここから上げられるか否か。先ほどの御仁の前傾姿勢を手本に心拍はほぼ気にしないことにして頑張る。それでも徐々にペースが落ちてしまっているように感じていたが、実は30〜35kmのラップが一番良かったのを後で知ってびっくり。
さてさて今日のお気楽ペースならそんなに苦しい思いを味わわずにゴール出来るかと踏んでいたが、、、とんでもない。やっぱり苦しくなって来た。エイドではボラの皆さんありがとうなのに、逆に「来てくれてありがとう」の連呼を受ける。胸に沁みる。頑張れ、自分。


【名取市の震災慰霊碑横で】

ただ、残り7kmとか5kmとかの距離感は、普段の練習コースを頭に浮かべて予測が立てられるのでなんとか踏ん張れる。ガーミンコネクトを確認したら最速ラップを達成した後の36km付近(2時間56分あたり)でなんとスタミナ曲線が終了していた。佐渡トライアスロンに続き、まぁよく粘ったこと。


【これをなんとかしたい】

久々のフルマラソンでのネガティブスプリットも達成でホッと一安心。最後は心拍爆上がりで苦しかったけど(最近見たこともなかった175をフィニッシュ地点で)これがマラソンだ。


【これはかなり上出来の部類】

良い方の「まさか」でなんとかロードシーズンの幕を開けることが出来た。さぁ、ここからが本番だ。



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