ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

第6回古河はなももマラソン

2018年03月12日 | 大会レポート


【20km手前付近。Thanks 良子さん】

かなりの自信を持って迎えたはなももマラソン。気負いもおごりもなく今そのままの自分でスタートラインに立てた。これは本当に嬉しい出来事。
気温低め、太陽は隠れていてほぼ無風。言い訳無用の絶好の条件が整った。
さて、待ち望んでいたスタート。1km手前までがプチ渋滞でジョグ状態。これが後でガツンと効いてしまったとは。

1km過ぎでしっかりとペースが出来て波に乗る。しかも青梅の時より心拍もうんと低めで進行。最高だぜ。
3km付近で右ふくらはぎの違和感を覚える。実は青梅の後、スロージョグ中に違和感が出て気をつけていたのに、刺激をもらった東京マラソンの翌日スピード練習開始直後に電気走って真っ青になっていた。1週間、自分治療と走らずにバイクで代替トレ。実は疲労抜きも兼ねつつ心拍も刺激できたローラートレがかなり良かったのだ。4日前には全く問題なくなり安心して当日を迎えていた。のに、またか?ちょっとスピードを落として様子見したらOK。ホッとした瞬間でもあった。
心拍150台前半を目安に、周囲を見渡してペーサーになりそうな選手を見つけ出す。適正心拍キープして順調な滑り出し。目安の4分10秒より速いけど心拍数が低めなのでOKだ。何としてもサブスリーをと改めて誓う。


【18.3km応援団前】

15km1時間2分台と上出来。
18.3kmの応援団の前も快調に痛快。ハーフは1時間29分台(ネットタイムでは1時間28分、1月のハーフと同じくらいのタイム)。余裕はまだまだ十分。
すれ違いで友人と声をかけあう以外はひたすら頭を無にして進む。25km付近では呼吸を全くしていないかのような楽な感覚。行ける。
スタートで一緒だった緑鬼くんの背中を追いかけて30kmで追いつく。

30kmも青梅マラソンとほぼ同タイムの2時間06分でええじゃないか。30km過ぎの最後の折り返し以後はスイッチ全開に。行くぜ!
4分10秒くらいをキープして踏ん張る。周りも同じような選手ばかり。いい流れに乗っていると楽になる。
楽なはずだ。ふと時計をみるとみんなでペースが落ちている。慌ててスピードアップ。これをこの後何度も繰り返すことになった。人を頼ってしまって無駄な上げ下げは大いなる反省点。

35km過ぎ、気力充実もペースが落ちてきている。踏ん張りどころなのは重々承知だけど、だけどだけど、徐々に徐々に落ちている。
残り3kmほど、ギリギリなのはわかっていたけど、細かい計算が出来なくなっている。


【37km付近、青梅トレラン部応援団の前。Thanks J子さん】

40km、超踏ん張りどころなのに辛くて泣きそう。叱咤しながらとにかく体を前に前にと進める。
競技場正面、妻たちの熱烈応援に応えてカーブするとこの日初めてのぴくぴくが!そんなことやってる場合じゃないのに。なんとか持ちこたえてロングスパート。が、勢いが失せている。



あと1kmで残り4分?届かないのか。競技場のトラックに突入。行けるか?いや行くのだ!せめてネットタイムを頼りに食らいつく。カーブ一つ勘違いに泣きそう。サングラスをとって力振り絞る。応援団の大声援にも答えずダッシュだ。


【残り100m!Thanks カニさん】

そして最高心拍で通り過ぎたゴール。動けない。多分数秒オーバーしてしまったことはわかっていた。
ようやく記録証をもらう。グロス3時間00分29秒、ネットタイム3時間00分02秒。

たかが2秒、されど2秒。今シーズンのチャレンジは武勇伝的ネタで幕引きだった。ま、よくやったよ、オレ!

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする