昨日は「厄除けわらじ」に頭の中が終始していたけど、今日になってある患者さんとの会話から急に気になりだしたのが、昨日のメイン行事だった「十王堂祈願祭」。
ある患者さんとは都心からこちら田舎方面に越されてきたご婦人で、ちっちゃな昔の出来事や神事・地域行事等のエピソードにえらく食いついてこられるのだ。
ちょこっとお話しをすると、いつも面白い面白いとはやし立てて下さるものだから(おだてに滅法弱い)、今日もまた昨日珍しい行事があったんですよ、、、と始めたら、すごい食いつき振り。色々突っ込まれ、思わず興味津々が移ってしまった。
ちょっとネットで調べてみたら
「十王」とは、冥土で亡者の罪を裁く十人の判官のことで、この十王様をお祀りしているのが十王堂である。
とか
人は死ぬと生前の行いによって地獄や極楽に行くのであるが、それを決めるのがこの十王である。
とか。
そしてそしてとんでもない記事を見つけた。ハリ天が住む「谷野地区」では・・・
谷野のほぼ中央にある十王堂には、むかし子供達が蹴飛ばして遊んだと伝えられる、全国的にも珍しい木製の「蹴飛ばし地蔵」が今も安置されている。
そう言えば、一つ年下の自治会長が、小さい頃蹴飛ばして遊んでた云々(家が十王堂のすぐそば)と誰かに話していた。だからあんなに削れているんだ。急に現実味を帯びる歴史。
調べているうちに「十王堂」と共に出ていた単語が「焔魔堂(えんまどう)」「六地蔵」。そういやみんなあるぞ。