ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

UTMFレポ_その1

2012年05月23日 | 大会レポート


【Photo by Mr.Saeki special thanks!!】

【スタート・河口湖大池公園~A1・富士吉田市工業団地】18km/2:18:12(270位)

いつもの山の中のトレイルレースとは違い、ここ河口湖大池公園はトライアスロン会場かと見間違う華やかな雰囲気で満たされている。トップ選手から我々のような一般選手までまず見事に顔が揃っている。否が応でもテンションは上がる一方。
 
スタート時刻が近づけば近づくほどそのテンションはぐんぐんと高まり、ついに5月18日(金)午後3時ちょうど、当初より1年遅れでついにウルトラトレイル・マウントフジがスタートした。強い5月の日差しが燦々と降り注いでいたけど、スタートの瞬間は武者震いするような感覚だった。

 

洋風の建物が並ぶ公園前道路には両側に驚くほどの観衆。ちょっと日本的でない、実に絵になる光景にジーンと来た。さぁ、これから約160kmのぐるりだ。先が読めないレースだけどとりあえずは楽しく苦しんでこよう。

河口湖大橋を渡って北上最初のトレイルに入る。超ウルトラランナーの笑石人さんやニシムラさんと楽しく進んだ。

富士山が輝いている。素晴らしい天気になった。開催にこぎ着けるまでの苦労をチラチラッと伺っていただけに関係者の皆様の嬉しそうな顔も目に浮かぶ。
 
と、いい感じなのだけど手元のガーミンによれば心拍数が高いじゃないか。スタート直後の興奮も収まり、序盤のペースを探りつつだけどキロ6分くらいなのにすでに150台。あり得ない。普段だったら110程のスピードだ。スタート前に興奮しすぎて水を摂っていなかったせいかな。やや脱水気味なのかも。血が濃くなっているってこと。

気にはなったけど、今日はタイムや順位を気にすることはないのだ。まぁ、のんきに行こう。次から次へ現れる知人達とそれこそ次から次へのご挨拶会。みんなこの日を待ち焦がれていたせいか顔が紅潮している。いや、暑いだけ?


【突貫さんはNHKオフィシャル】

林道の登りを終え、アスファルト道路へ。またトレイル経由で住宅地へ。途中大きな富士山がドーンと眼前にそびえ、これから先この富士山を色んな角度から眺められるんだとワクワク感増大。(という期待がものすごく大きかった)
 
今回は試走を一切していないのでどんな景色が現れてくれるのか余計に楽しみなのだ。

最初のエイドへは2時間18分で到着。予定は3時間としていたのでだいぶ早目の到着。ばぶぅ、モロちゃん、かなちゃんがさっそうと手を振って迎えてくれた。junさんにsuuさんも今回はサポート隊と。

 

事前にチャレンジ富士五湖やOTKで試してきたUTMF用作戦は一定の間隔で「歩き」または「足を上げて休ませる」こと。ただ、ロードの大会と違って勾配が急になるトレイルレースでは歩かざるを得ない状況が度々やってくる。なので「一定の間隔で歩く」という作戦はあいまいになる。ならば次、「一定の間隔で足を上げて休ませる」作戦。長丁場のこのレース、2時間おきくらいに作戦を敢行しようかと目論んでいたけど、エイド毎にしよう。で、さっそく補給より前にザックをおろして草むらに横になり足を上げてブラブラ。
さて、このペースが速いのか遅いのかそれともまさにちょうどなのか・・・一切が不明。なんでこんな所にいるのかと言う人もいれば、ブログを読んで下さっていてだいぶ速いんじゃないですかと指摘して下さる方もいた。
鏑木さんがやって来ていて励ましていただいた。押さえて押さえて。

つづく。

※って、こんな調子じゃ終わらないので明日からはもっとはしょります。

コメント (8)
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