ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

妙義山お宝探し・第2日

2009年06月09日 | 大会レポート

☆☆☆妙義山お宝探しの写真はこちらから☆☆☆

0609_myougi01さて、2日目の朝、外は快晴!これだけでも十分な感じ。
宿を7時に出発し、本日のスタート&ゴール地点、横川の「峠の湯」駐車場へ。0609_myougi02
2日目は裏妙義にステージを移し、日帰り参加の皆さんも交え、賑やかに朝8時スタート。制限時間は8時間。
0609_myougi03 【スタート1分前、トイレに駆け込む御仁も】

  
0609_myougi04【スタート!】

0609_myougi32 
この日もスタートは背中合わせのように別れます。ハリ天、昨日の疲れがやや残る感じで、「今日こそはゆったりトレランモードかな」と、コースの吟味に頭が働かず。前夜の懇親会の時に仕入れたmakotoさん情報から、あえて怖そうな「丁須の頭」をはずし、前日同様一気に最遠部までロードで移動、戻りつつポイントを取るというパワー作戦でいいや。
・・・と、いきなり2つ目のポイント取りの作戦ミスにより、急坂を無駄に走ってしまい一瞬萎える。
で、後から来たお馴染みリキちゃんと合流。朝から気温うなぎ登りですでに暑いし、これはロードを行くより、早く山へ入ろうと(成り行きで)臨機応変計画変更。これも面白い。こんな感じでゆらゆらしながら予定変更&意志決定をしていくのがなんとも楽しい(性に合っているのかも)。
0609_myougi05前を行っていたかどさんに追いつき3人で楽しくアップ、アップ、アップ!0609_myougi06
途中からは鎖場の連続。突然のようにポッカリと空いた空間は噂の「丁須の頭」0609_myougi07
宿泊した国民宿舎の階段に貼ってあったポスターでは、突き出た岩の上にも人が乗っている。しかし、これだけは止めておけとmakotoさん。降りる時に宙づりになるとか。言われなくても絶対に登りません。見上げるだけでもお尻がキュン。0609_myougi08
しかし、絶景。来て良かった。2日目獲得ポイントの中では一番の思い出。
0609_myougi11 【完全に作り笑いだ】↑↓

0609_myougi09 【かどさん曰く「ここで十分」】

0609_myougi10 【見上げると、こんな感じ】

0609_myougi12 【リキちゃん、さらに下で十分】

さて、いったん国民宿舎(宿泊先)まで岩場を下ります。ここで3人のユニットも解散。
かどさんが真っ先に、続いてハリ天、リキちゃん。
「国民宿舎の全景を写真に撮る」ことがポイント条件だけど、ハリ天、わざわざ中に入れてもらい「丁須の頭」のポスター撮影。
それにしても恐ろしげなポスター。0609_myougi13

さて、三方境を経て本日最高ポイント地点「谷急山」へと向かいます。0609_myougi14
この上りから、またまた突然スイッチオン。しっかり走って上ります。まさに絶好調って感じ。レースだったらさぞ盛り上がりそう。

ちょっとピストンで1カ所のポイントもゲット。さっき行ってきた「丁須の頭」が飛び出している。0609_myougi15 後から来ていたかどさん、谷急山直行だったためここでまた前後することに。
すでにスタートから4時間近く経過。水は合計2リットル持ち、沢の水500mlも追加。それでも水人間には足らない・・な。後のことも考えてちょっとケチっていたら、急激に足が鈍ってきて、鋭いギザギザをなめるように上り下りするうちに、さらにスピードダウン。0609_myougi17
・・と、上から昨日1位のakihageさんとロゲイニング帝王の山羊さんを破ったこともある強豪TWさんが一緒に駆け下りてきた。元気だなぁ。頂上まであと2時間ですよぉ(んなワケない)・・なんてakiさんは腹黒な笑いを浮かべて走り去る。0609_myougi16
続いて丁須の頭をパスしていた小虫ちゃん。そしてかどさんも。かどさんはピストンポイント取り忘れだった模様。0609_myougi19
何カ所かの小ピークからは妙義エリア独特の山様がニョキニョキ。迫力満点!0609_myougi18
頂上でお稲荷さんを食べようと算段していたのに、360度展望だけど狭い狭い頂上には先客。即下山。
登山者数名とすれ違うが静かな6月の山だ。
滝汗仲間のリキちゃんがヒーヒーと登ってきた。脱水気味~というが、同じく!!0609_myougi20

分岐まで降りてきたがすでに5時間を回っている。ボーッとした頭でさて残すところあと3時間弱の作戦会議。取り敢えず下る。が、どうにも踏み跡が少なく数度にわたりロスト。沢に降りて水をかっくらい、ようやく生き返る。冷たくて極楽の味。
0609_myougi21 【水中から、水を飲む自分撮り】

生き返って一気に下っていると太い林道に。小虫ちゃんが地図と格闘中。何やら戻ってきたとかなんとかかんとか・・・。あ~、どんどん先に行こう!
って、いい気になっていると「ハリ天さん、滝の写真は撮らないの・・・ボソボソ・・ボソボソ」
ハッ、そうだ下る途中にポイントがあったんだ。ウワッ、しゃべりながら見過ごしてしまった。
その瞬間、小虫ちゃん「じゃ、私はお先に~」(もうポイントゲット済み、道の確認に戻ってきていたと、そういえば言ってた)
ク~ッ!!・・・じゃなくて、ありがと。

ダッシュで戻り、滝(牛名の滝)発見。ここで上から降りてきたかどさんと再度合流。
残り時間が少ないと二人かなり焦りつつ、先を急ぐ。が、道はわかりづらい。
舗装路へ出たところで小虫ちゃんとも合流。
この先、頭に描いていたのは75点という高ポイントの「稲村山」を攻めること。3人とも同じ。
が、う~ん。残り時間は2時間をとうに切っている。激しく微妙。
かどさんと小虫ちゃんの師弟コンビも何やら激しく作戦会議。と同時に「稲村山」断念を決断。
ここからはハリ天、二人の自販機補給のお誘いも振り切り(沢の水たっぷり補給済みだったので)、再点火!何だかまたもや元気が出てきてガンガンに横川到着。残り1時間余り。最初に取り残した「丸山変電所跡」目指す。追い詰められると頭もよく回りだし、その後の計算も・・・。
が、(全く、「が、」ばっかだ)ここまで来て道を誤る。上らなくてもいい道を黙々と行ってしまった。なんという無駄走り。アプトの道にようやく出て変電所、そしてゴールの「峠の湯」の裏手をスルー。
難所の坂本城跡へ向かう。碓氷湖へ出たところで、なんと前方よりmakoto奥、ハリマネ、弾の3人組が走ってくる。0609_myougi22
おぉ、朝以来の久々ご対面。けど時間に追われる身だぃ、熱い抱擁もなく声援をもらいつつ別れる。
0609_myougi23 ダムを渡る直前には行き帰りの車中をご一緒させていただいた「ロートル軍団」の面々とも。0609_myougi24
さぁ、最後の急登。ガッツで上るがさて、ポイント見つからずうろうろすること10分。
根っからの欲張りハリ天は、この後1km先のもう1ポイントゲットも狙っていたので焦る焦る。
下りはかっ飛び。メガネ橋目指して坂を上る・・・が、ぜ~んぜんピッチは上がらない。
さて、立ち止まって息を整え算数の時間だ。行って帰って3km。キロ5分半くらいで行ければ可能。さぁどうする。まだまだ登り坂が続いている。
トンネルの中で写真も撮りたかったなぁ・・なんて急に横やりが入ってしまい、決断。ポイントまで500mを残してUターン!0609_myougi25
あとはゆっくりゴールに戻るだけ。なんとか歩いても間に合うだろう。
2日目も最後に来て、バタバタと頑張ってしまった。全くもって欲が深い。ロゲイニングに必要なのは読図能力と判断力、そして何と言っても走力・・・それはよ~くわかったけど、基本は「欲」ですな。
何もわざわざそんなところに行かないでも・・・と思いつつ、そこには「宝」があると言われると、しゃにむに欲しくなる。何とも因果なことよのぉ。
・・・などと感慨にふけりつつ、ゆっくりジョグでゴール地点に。
やぁやぁ、皆さんお待たせでした。何?時間オーバーを期待していたって。
そこはハリ天、我が家では「計算父ちゃん」と呼ばれるくらい、実はしっかり計算しているんですよ(フフッ)。0609_myougi28 と言いつつ、内心ヒヤヒヤの残り1分!0609_myougi26_2
芝生にぶっ倒れの巻でした。0609_myougi29
0609_myougi27

 
成績発表ではチャンピオンTWさん、akihageさんに続き、第3位!!この日も結局ムキになりましたね。頑張りましたね。0609_myougi31

最後になりましたが、成績はともかく、2日間で一番長い時間走ったのが、何を隠そうこのハリ天でありました。なんせ、1日目(制限時間6時間)のゴールは時計との勝負で急坂を駆け下り、制限時間2分前のゴール。
2日目(8時間)はボーッとしながら余裕の(?)ラスト1分前。

表妙義に裏妙義、makotoさんが腕によりをかけた極上のお料理、まさに味わい食らい尽くしたと言っても過言ではありません!
ご馳走様でしたぁ!0609_myougi30_2

ビールが超うめぇ~!!!0609_myougi33_2  

コメント (8)
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