ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

腰痛分類

2008年06月13日 | 日々奮戦

0613_spot 腰が痛いなぁという時は
大雑把に分類すると以下のどちらか。
1)朝起きる時が一番痛くて、動き出すと段々に楽になってくる
2)朝は調子がよいのに、動き出すと段々に痛みが出てくる

1)は昨日の記事の通り、血行不良型の腰痛。
朝は心拍数も一番低く、長い時間休んでいたので(動いていなかった)筋肉中の血流は(特に毛細血管)最も悪い時間。さらに睡眠中は水分補給をしていないにもかかわらず、呼吸等でコップ1杯以上の水分を失っているために血液が濃い。つまりドロドロ血に近い状態。腰部の毛細血管なんてかなり無視されている。そんな状態の時に動かそうとしても酸欠(動くための準備不足)でピンチ。だから痛みを出すことで、急に動かないよう、コントロールしているのです。

2)は腰部の筋肉や関節等になんらかの傷(炎症)がある細胞破壊型の腰痛。
人間は睡眠中に活発に活動してくれる成長ホルモンのおかげで、痛んだ細胞の修復を行っています。朝は最も修復が終わった直後で、いわば一番いい状態。だけど、すりむき傷で例えるならようやく薄皮が出来た所。日中その場所を使うことで、薄皮の部分をこすれば真っ先に痛みが出てしまう。

1)の場合は、血液(酸素)を十分に回してあげることが一番なので、よく温めて動かしてやることがお勧め。
2)の場合は、しっかりと傷を治さないと痛みは繰り返してしまうので、あまり動くことはお勧めできません。

さて、あなたの腰痛はどちらのタイプでしょうか。


【本日のトレーニング】
・10km_trail/60min.

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (8)
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