一応、腰痛分類最終回です。
腰痛持ちの人からよく相談を受けるのが、「(腰の痛みが)内蔵から来てるってことはないですかねぇ」ということ。
確かに心配な点ですね。
不安がある時は、しっかりと病院で精密検査を受けることをお勧めしますが・・・
単なる腰痛なのか、はたまた内臓に問題があっての腰痛なのか、鑑別する視点があります。
1)内臓等の影響で腰が痛い場合
例えば胆石などが暴れている、内臓に炎症がある、最悪では癌が骨盤転移しているなどの場合です。
この時は動いても、じっと安静にしていても(横になっていても)、常に(変わらない)同じ痛みが持続しています。つまりこうしていれば楽、という姿勢がないのです。
ここが痛いとはっきり特定できないというのも特徴ですね。
2)筋肉・関節等の運動器が問題の場合
痛めている場所によっても違いは出ますが、この場合は、例えば
座っていれば大丈夫、
寝ている時は痛みなし、
動くときだけ痛む、
・・・と言うのが大きな特徴。鍼灸が大いに活躍するパターンです。
1)の場合は急を要することも多いので、是非とも精密検査を!
2)の場合は、必ずなんとかなりますのでご安心を!
【本日のトレーニング】
・non(多忙)