本日、ある強豪トレイルランナーが治療に見えておりました。
彼は距離が長くなればなるほどいいと口にしていて、典型的な遅筋タイプ・長距離型です。
私も短距離はちょっと待ってくれという方で、出来れば(というか、絶対に)距離は長い方がいいですね(遠征レースの時は特に。短いと損した気分←今はそういう話ではないですけど)。
・・とそんなこんなで話は色々に盛り上がって行き・・・。
とある女性の患者さんで、女子体育大の陸上部に所属していた頃に伺っていた話を思い出しました。
彼女はいわゆるスプリンター。100m、200m、走り幅跳びの選手でした。年末、その年の最後の練習というのが100mを100本!(1分サイクルで繰り返すのだそうです。15秒で100mを走ったら45秒休憩出来る。20秒で走れば40秒の休み・・・っていう感じ)。スパイクを履き、ランパンで本気モードだそうです。頭がクラクラしてきて、自分では何本目だか数えられなくなるなんて言ってました。聞いているだけで足がジンジンして来たもんです。
100mかける100本ということは、合計1万メートル。つまりは10km。マラソンはまっぴらゴメンと話していた彼女に、100mを100本やるなら青梅マラソンの10kmなんて軽いじゃないと持ちかけると、とんでもない100mを100本の方がいいと。それでもその後、卒業記念にと地元の青梅マラソン10kmに参加したけど(結構速かった)、やっぱりもう2度と出ない決意だそうです。
ハリ天なんて、心臓バクバクでスタートラインに立って、100mを息止めてガツガツ走るより、10kmを10本走れっていう方がいいですけどねぇ。
(なら、100kmになっちゃいます。やっぱ大変だ)
【本日のトレーニング】
・8.5km_trail-walking&jog/78min.