JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

身のほど知れば

2010年01月24日 | m-o

日曜日の今日は、母との約束通り配線アンド電源回りの掃除をしましたが、母も心配するわけです、漏電間近とまでは行かなくともまぁ凄いホコリで、我が繊細な鼻が過敏反応をして、クシャミは出るわ鼻水は出るわ、一足早い花粉症を体験した気分です。

午前中いっぱいかかった掃除も終わり、昼食はたぬきそばなんぞをいただいて、あとは都道府県対抗駅伝に夢中です。
いやぁ、惜しかったですねぇ、我が福島県悲願の初優勝はゴール寸前で兵庫に阻まれてしまいましたぁ。
「コンチクショウ、竹澤めぇ」(笑)
それでもアンカーの佐藤敦史選手をはじめみんなよく頑張ってくれました。感謝感激であります。

「昼の片付けもしないでテレビ見ちゃったけど、これから買い物に行く????」
この言い方は何かを訴えています。
「・・・・・わかったよぉ、ア・タ・ク・シが買い物をしてま・い・り・ま・す。」
空のリュックを背負って、さっそうと自転車にまたがり、いざ出発!
今日はサボろうかと思っていた運動も出来たことですしこれも良しとしますか。

ということで、今週は早くも『料理当番、本日の一品』です。

こちらは、銀杏入りのだし巻き卵です。

これは雪花菜ですね。

本日のメインはこちら、赤次の煮つけです。
えっ?赤次ってなぁ~に?ってですか。
あはははは、そうですよね、赤次なんて呼ぶのはこのあたりだけ、一般的に言うところのキンキです。
キンキ、吉次、そんでもってこのへんでは赤次と、地域で呼び名が違うんです。

呼び名は違っても、東北、北海道では縁起の良い魚とされていまして、正月に良く食べるんですが・・・・・
昔はねぇ、そんなに高い魚じゃなかったような気がするんですよ、それがあ~た、今じゃ高級魚ですよ。しかも正月前になるとさらに値段が上がったりして、我々庶民にはそうそう口に入らない魚になってしまいました。
いえね、今日のこの煮つけだって、良くもまぁこんな小さな可愛い赤次があるもんだってぇのを安く売ってたもんですからね、それで食べられただけで、煮て最も美味しい胆なんて、そりゃもう有るんだか無いんだか分からないような代物でした。

「あ~あ、もっと立派な赤次が喰いてぇよぉ~~~~」
「だれかさんは、何処かで食べてんじゃないの」
・・・・・おっと、墓穴を掘っちゃいけやせん、危なく酒を止められるところを
「いやぁ、自分で作った赤次の煮付けは最高やね」
なんてこと言いながら、いそいで飲み干した片口に酒を注いだバブ君でありました。(笑)

身のほどに合った安酒安魚

それでもいただけるだけありがたい。

さて、今日の一枚は、マンジョーネ兄弟、ザ・ジャズ・ブラザースです。
フュージョンのチャック・マンジョーネではなく、ハード・バッパー、チャック・マンジョーネを聴いてみるのも悪くありませんよね。

以前、彼の単独初リーダー盤「RECUERDO」を紹介しましたので、彼がじつはディジー・ガレスピーに大きな影響を受けたハード・バッパーであったことは紹介済みかと思います。そしてこれはさらにそれ以前の若きチャックを聴くことが出来るアルバムですが、二十歳そこそこの白人ハード・バッパーに多くを望んではいけません。
だからといって、馬鹿にしてもいけませんよ。器用さとそつの無さはまさにこの人の天性なのでしょうか、まとまりが良いんです。

「RECUERDO」で、バックをサム・ジョーンズとルイ・ヘイズ、ウイントン・ケリーというそうそうたるメンバーで固められたのも、後にジャズ・メッセンジャーズに誘われるのも、なるほどとうなずけるところが、このアルバムの魅力だと思います。

SPRING FEVER / THE JAZZ BROTHERS
1961年11月28日録音
CHUCK MANGIONE(tp) SAL NISTICO(ts) GAP MANGIONE(p) FRANK PULLARA(b) VINNIE RUGGIERI(ds)

1.FIRST WALTZ
2.WHAT'S NEW ?
3.SPRING FEVER
4.BROOKS' BROTHERS
5.SOFTLY , AS IN A MORNING SUNRISE
6.NOT TOO SERIOUS