JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

M・A・D・A・M・I・M・A・・・・?

2010年01月06日 | p-r

どうにも正月ボケがぬけない私ですが、自宅の買い置き日本酒もキレてそろそろアルコール漬けの脳みそも乾いてまいりましたので、来週の月曜日あたりにはなんとか脱したいと思います。
あれ?でも来週の月曜日も・・・・休みジャン(ダメだこりゃ)

ところでみなさんは初夢をご覧になりましたでしょうか?
私はやっと昨夜?いや今朝????ともかく今年初めての夢を見ました。
内容はですねぇ・・・・・
一部ジョンモルダー・ブラウン主演の『青春』のなかで、彼が中年のオバサンに無理矢理抱きつかれたシーンを彷彿とさせるような、なんとも不可解というか、エログロというか、変態っぽいというか、良く言えば恋愛ものというか・・・・・
私は完全に欲求不満なんでしょうか?
それも恋愛とかエッチとかそういったものに対してではなく、自分の肉体、体力に対するコンプレックス的欲求不満みたいな・・・・・
あははは、夢の内容を詳しく言わなくちゃわかりませんよね。
でも、教えない。(笑)

Madam, I'm Adam.

「おう、バブが英語をしゃべった!おいおいひょっとして夢ん中で、てめぇはアダムだったりして」
って、そうじゃなくて、これはいわゆる英語の回文です。

「一富士二鷹三茄子」は、縁起の良い初夢の代名詞ですが、しょせんは駿河の国のお話し。このあたりに住む人の中には未だ富士山をナマで拝んだことがないという方もいるわけで、それを夢で見るなんざぁ無理でしょう。
そこで、いい夢を見るにはどうしたらよいかというお話しでして。

まずは紙に七福神の御名前を書きまして、同じ紙に上から読んでも下から読んでも同じ和歌、
なかきよの とおのねふりのみなさめさめ なみのりふねの おとのよきかな
とまぁこう書きましてね、この歌を3回唱えてこれを枕の下にして寝るといいそうであります。
ぜひお試しいただきたいのですが、


みなさんのために
プリントアウトすればすぐに使える
こんなものを用意してみましたが・・・
えっ?初夢にはもう遅いってですか?
それでは、来年ぜひともお使い下さい。(笑)

「わかった、そうして寝りゃいいんだよK君。」
留学生K君と初夢の話をしていた時もそんな「いい夢を見る方法」の話になりましてね。
「でもバブさん、シチフク???も、和歌もよくわかりません。どうしましょ?」
「う~~~ん・・・・何でもいいや、ギリシャの七賢人かキリスト教の七聖人でも書いて、英語の回文・・・・回文ってわかる?」
(ちなみに、七賢人は、ソロン、タレス、キロン、ビアス、クレオブロス、ピッタコス、ミュソン。七聖人は、ボンフィリオ、ヨハネ、ベネディクト、バルトロメオ、リコヴェロ、ゲラルヂノ、アレキシオ。かな?????)
「なんですかそれ?」
「う~~~~~~ん、だから『竹やぶ焼けた』、上から読んでも下から読んで同じのを回文って言うわけよ。ね、た・け・や・ぶ・や・け・た、わかる?」
 「あ~~、『Madam, I'm Adam.』ですね。」
「???M・A・D・A・M・I・M・A・・・・・・・そうそう、それを書いて寝りゃいいよ」

話はつながったけど、それで良かったんでしょうか?欲求不満の夢を見る私が語る話じゃないような・・・・(笑)

さて、今日の一枚は、マックス・ローチです。

チューバを含めた三管ピアノレスというちょっと変わった編成のアルバムです。
夢の話をしていて「YOU STEPPED OUT OF A DREAM」を選択するあたりは「なかなかかな」なんて思ったのですが、考えてみりゃレッド・ガーランドかゲッツにでもしとけば良かったかな?(笑)

この「YOU STEPPED OUT OF A DREAM」は、ジュディ・ガーランドが出ていた映画『美人劇場』で使われていた曲です。ブッカー・リトルのトランペットとチューバ、テナーサックスという低音フロントが独特のハーモニーを聴かせてくれてますよね。

とある方向に傾きかけた初期のローチが、若いの集めて奏るとこんな感じになるんでありまして、これが60年代ではなく50年代であるところに斬新さが感じられると思います。

DEEDS, NOT WORDS / MAX ROACH
1958年9月4日録音
MAX ROACH(ds) BOOKER LITTLE(tp) RAY DRAPER(tuba) GEORGE COLEMAN(ts) ART DAVIS(b) OSCAR PETTIFORD(b)

1.YOU STEPPED OUT OF A DREAM
2.FILIDE
3.IT'S YOU OR NO ONE
4.JODIE'S CHA-CHA
5.DEEDS,NOT WORDS
6.LARRY-LARUE
7.CONVERSATION