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JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

ついに登場「酔っぱらいデブオヤジ」

2008年02月20日 | s-u

いやいや温かな一日でした。今日は陽気に誘われて久しぶりの公園駐車場食堂(笑)でのコンビニ弁当昼食、昨晩の深酒が日差しに洗われ、どんどんと蒸発していくのが分かるような昼休みでした。

話はその昨晩の深酒・・・・・
え?また飲んだ話かって?まぁまぁそうおっしゃらずにお聞きください。
一昨日の晩2本の連絡が入りました。1本はMさんから
共通の友人であるO君が来月クラシック・コンサートを企画しているのですが(音大出の立場を利用して...笑)、チケットの販売見通しが未だ立たないとのこと、
「バブちゃんも一枚付き合ってやってくれる?」
もちろん、私もそのつもりでいましたので
「いいですよ」
「あっ、それとポスターはもう無くなっちゃったらしいんだけど、チラシが残っているからOバーに置いてもらえないかなぁ」

そこへ、もう1本の連絡です。誰あろうその「Oバー」のママからのものでした。
「バブちゃん、明日△ちゃんとEさんのとこに飲み行くんだけど、付き合わない?」(火曜日はお店がお休みなもので)
まるでチラシを持っていく話を聞いていたかのようなタイミング、
「いいよ」

てなわけで、昨晩はチラシ片手に飲みへ出かけたというわけで、午後7時半、待ち合わせ場所は先日紹介したEさんの店「Bラシーヌ」です。

先日はEさんの写真ばかりで料理をアップしていませんでしたので、「一の皿」(この後二の皿、三の皿と続くのですが・・・・私は二の皿でストップ)だけ写真を撮ってきてみました。

こんなんのをつまみながら私とママは赤ワインを、△さんは白ワインを、ガッパガッパ。
「△さんは、何でも飲むの?」
「う~~ん、けっこう好き嫌いあるんだよ。ウイスキーだってママのところにあるようなのは(シングル・モルトのこと)ダメだけど、普通のは(ブレンディット・ウイスキーの事のようですが)好きだったりするし・・・」
「アルコールなら何でもいいのはバブちゃんでしょ」とママ
「そんなこと無いよ。ブランディーは飲まないし、カクテルも飲まないでしょうが、あっでもね、飲んだこと無いけどママんとこのマティーニはムチャクチャドライみたいだから今度飲んでみてもいいかなぁ、なんて思ってるけど」
「何?マティーニって、いろいろあんの?」と△さん
「あるよ、甘いのから究極のドライまで・・・・ママのところのは見てるかぎりじゃかなりドライだよね」
「うん、まぁね、でもほらチャーチルだっけ、究極のドライ・マティーニ、ベルモットのボトルを眺めながらジンを飲むってヤツ、あれほどじゃないけどね」
ハハハハハハハハ

するとそんな話を聞いていたEさんが、
「はい」
「って、マティーニじゃん、しかもベルモットはグラスに回しただけで捨てちゃうし」

さて、その後私は、何を何倍飲んだのでしょう?女性二人とEさんと私、お尻に根子が生えたように「Bラシーヌ」を一歩も動かず、宴は延々と午前2時まで続いたのでありました。とさ。(ダメだこりゃ)
でもちゃんと最後にはコンサートの宣伝をしっかりお願いしてきましたよ、O君、成功するといいね。


ついに登場「酔っぱらいデブオヤジ」
Oバーのママは相変わらずの出演拒否
「バブちゃんずるいジャン、自分の写真は出さないくせに」
ならばと、私初お目見えであります。
いっしょに写真に収まってくれたのは△さん
・・・・・・・・・それにしても、完全な酔っぱらいだ

さて、今日の一枚は、一昨日の「SMOKIN' AT THE HALF NOTE Vol.2」からのウエスつながりということで、同じヴァーヴでのジミー・スミスとの共演盤にしてみました。

このアルバム、よくよく考えてみると、オルガン、大人数と私があまり聴かない要素が揃っている一枚でもあります。事実、ジミー・スミスの「THE CAT」も、今日のアルバムと同時期に録音されたウエスの「CALIFORNIA DREAMING」も 飛び上がるほど好きなアルバムとは言い難いわけです。「やっぱりスモール・コンボが好き」という感覚はいかんとも捨てがたいというのが本音かな。

ただ、「CALIFORNIA DREAMING」のような木管過剰装備オーケストラがイージー・リスニングを前面に出したといった感じではなく、オリバー・ネルソン率いるいわゆるジャズ・ビックバンドがバックを勤めているといった点で、私的にはずいぶん助かっていますし、スミスとウエスの小気味よいスイング感を引き出したネルソンに感心もしてしまいます。
それとも、やっぱり「JAMES AND WES」や「BABY, IT'S COLD OUTSIDE」といったスモール・コンボでの演奏が入っているから許せるのかなぁ?????
いやいや「DOWN BY THE RIVERSIDE」や「NIGHT TRAIN」なんてじつにノリが良くて嫌いじゃないぞ・・・。

スミスはブルーノート時代、ウエスはリヴァーサイド時代、この時代をどうしても追ってしまう私には、このアルバムはギリギリのライン上に存在するアルバムであり、「どうして二人はコマーシャリズムに走って行ってしまったんだぁ」と思わざる得ない一枚でもあります。

それにしてもこの二人が二人とも楽譜を読めなかったというのは、本当なのでありましょうかねぇ?楽譜の苦手な私としてはじつに心強い話ではありますが。

JIMMY & WES THE DYNAMIC DUO
1966年9月21[4], 23[1,2], 28[3,5]日録音
JIMMY SMITH(org) WES MONTGOMERY(g) OLIVER NELSON(arr,cond) 他

1.DOWN BY THE RIVERSIDE
2.NIGHT TRAIN
3.JAMES AND WES
4.13(DEATH MARCH)
5.BABY, IT'S COLD OUTSIDE