JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

あま~~い初体験?!

2008年02月11日 | g-i

昨日は休日らしいといえば休日らしく一日家族に付き合わされてしまいました。最後は「風呂にも入りたい」とのたまわり、健康センターにまで行って
「ついでにここで晩飯食べていこう」
別に風呂が嫌いなわけじゃないので、それはそれでいいんですけど、ここで飯となると
「車なんだからビール飲めねぇじゃん!え~いこうなったらエスケープエスケープ」
家族を健康センターに置き去りにて、逃げ出しました。(笑)
もちろん、家に帰っても夕食は無し、いくら日曜日でも自分用に何かつまみを作るのも寂しい気がして、けっきょく飲みに・・・・・・いつものパターンです。

そんなこんなで家に帰った時間は内緒にしておいて(金曜の晩ほどにはなりませんでしたよ)、今日はママにいただいた貴重品『ミラクルフルーツ』のお話です。

みなさんは『ミラクルフルーツ』を試されたことはありますか?
私は今回が初体験でありまして、さっそくレモンで試してみることに
「え~と、果汁を飲まないように気を付けながら口の中で飴のように転がして1分と・・・・・・・それじゃあ、バブ君いきま~~す。」
レモンをガブ
「おおおおおおおおお~~~~~!!!」
不思議です、たしかに酸っぱさを感じません。いや、正確に言えば酸っぱ味は多少あるものの甘くて・・・・・そう、美味しいグレープフルーツくらいの甘み。
「たしかにこりゃレモン一個くらい平気で食べられるわ」

でもね、よくよく考えてみると「だから何なんだ」という話でありまして、だってそこまでしてレモン一個を食べる必要性もないし、つまりこれは「話題作り」「話の種」みたいなもんですよね。私としては『ミラクルフルーツ』=『驚きを楽しむ遊び道具』という結論に達したわけです。
でもね未経験の方は一度は試してみる価値があるかもしれないですよ。「驚きの初体験」は経験した者にしか分からないのですから。

さて、今日の一枚は、スタン・ゲッツです。
このアルバム、疲れない一枚として最近聴く機会の多いアルバムでもあります。
中身がとても軽い、重厚さのかけらもない、あはははは、何だか汚しているような言い方ですけど、それがこのアルバムの魅力なんだと思います。
そもそも、ゲッツ、チック・コリア、ロン・カーター、グラディ・テイトと聞いて、私好みのわけがないのでありまして・・・・でも聴いちゃうんですよねぇ(笑)

そうだなぁ、私にとってはアルコールを飲みながら聴くアルバムじゃありませんね。だからといっておしゃべりのBGMには合わないように思うし、珈琲、そう珈琲をゆったりとしたソファかなんかで飲みながら、明るい自然光で長編小説でも読むときに聴くのが、私には合っているかな。

音楽もTPOに合わせて聴くことが肝心ですよね。だっていかにコルトレーン好きの私でも、目覚めに「至上の愛」は無いでしょ(笑)
もちろんTPOにも個人差がありますから、このアルバムをアルコールの友にする方を否定はしません。「個々人のTPOに合わせ音楽を楽しむ」それこそが大切なことでしょ。

今日はCDでの紹介です。

SWEET PAIN / STAN GETZ
1967年3月30日録音
STAN GETZ(ts) CHICK COREA(p) RON CARTER(b) GRADY TATE(ds)

1.LITHA
2.O GRANDE AMOR
3.SWEET RAIN
4.CON ALMA
5.WINDOWS

おまけ、
昨日は料理当番を回避して喜んでいると、今日作るように命じられまして、月曜日ではありますけど『料理当番、今日の一品』です。

休肝日にしてシチューでも食べようかとも思ったのですが、やはりアルコールは抜けず、つまみにもなる「中華っぽいホタテと海老の白身餡かけ」になってしまいました。
作り方はいたって簡単、青梗菜とキャベツを塩茹で(サラダ油もちょっと入れて)して、青梗菜を皿のまわりに、一口大に切ったキャベツを真ん中に並べます。
海老とホタテは下処理して、フライパンで油を使わずに焼きます。それをキャベツの上に。
白身餡は、鶏ガラスープにオイスターソース、酒、塩、胡椒、醤油(少々)で味付けして、卵の白身を溶き入れます。水溶きカタクリでとろみを付け、最後にごま油少々。
これを具材の上にかけたら出来上がりです。