JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

歌うなら

2006年03月14日 | m-o

明日あたりから、また暖かくなるとの予報ですが、なんとも寒い1日でありました。
ある方が「体内時計って知ってるだろ?それの類似品みたいなもので、季節時計もしっかり体の中にはあるんだよ。だから春にちょっと寒い日があると、『なんだよ春なのに』って、春に切り替わってる季節時計が怒るんだな、だからなおさら寒い」と言っておられました。まさにそんな感じですね。

今日は、これから仕事のお付き合いで、カラオケに行かなくてはいけません。
けして歌うことが嫌いなわけでもなく(上手い、下手は別ですけど)、むしろ好きなんです、・・・・だだね、カラオケはどうも苦手でして、できれば、「飲む」に徹したい。

そういえば、先日とある飲み屋さんにギターが置いてあって、他に客がいないことをいいことに、ギター片手にみんなでガンガン歌ってきたことがありました(同年代の人たちだから出来たのかも)。
はて?カラオケとどこが違うのか?
思うんですが、共有感があるというか、みんなで歌っているという感覚が良いのかもしれません。
カラオケって、聞かせるでも無く、聞くでも無く、勝手に歌うって感じがありません?
もちろん、みんなで歌うことも出来るのでしょうが、なんか違うんですよね。

あーぁ、行きたくない.....
かといって、ギター持参というわけにも行きませんしね。
我慢して行ってきまーす....お付き合い、お付き合い

さて、今日もモンクになってしまいました(いちおうこれ、文句とモンクをかけてるんですけど)。リヴァーサイドでの第1弾アルバムです。
モンクが他の人のカバー集をやることに、抵抗がなかったのか?とふと思いがちですが、キープニューズのこの企画にモンクはいたってノリノリで、エリントンの楽譜を山のように持って、ちょっとだけ引っ込んだあと「じぁ、やろう」とすぐに出てきたなんて話があります。エリントンはモンクの憧れの人だったですからね。
「BGMにモンクは難しい」とおっしゃるあなた、一度このアルバムをお聴きになってみて下さい。私はじゅうぶんBGMとして使える一品だと思っています。

THELONIOUS MONK PLAYS DUKE ELLINGTON
1955年7月21,27日録音
THELONIOUS MONK(p) OSCAR PETTIFORD(b) ART BLAKEY(ds)
1.IT DON'T MEAN A THING IF IT AIN'T GOT THAT SWING
2.SOPHISTICATED LADY
3.I GOT IT BAD AND THAT AIN'T GOOD
4.BLACK AND TAN FANTASY
5.MOOD INDIGO
6.I LET A SONG GO OUT OF MY HEART
7.SOLITUDE
8.CARAWAN