JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

デブ猫監禁事件

2006年03月07日 | a-c

今朝、車庫のシャッターを開けると(車庫といっても、アメリカ映画の住宅地に良くあるような大きなものじゃなくて、車1台がピッタリはいるヤツですよ)、とんでもないデブ猫が悠々と出てきました。見ればボンネットの上は足跡だらけ、
「まったくもう、糞でもしてんじゃないだろうな」とにらみつけても、悠然と私を見ています。
手を出してみると、逃げるどころか逆に近寄ってくるありさま。
「こんだけ、おデブちゃんだと飼い猫だろうな」なんて思いながら、首のあたりをなでていると、ふと先日のあずきさんのブログ「ねこや雑記帳」での肉球の記事を思い出しました。
(肉球さわりてぇ)「おまえ、ちょっとだけさわらしてくんねぇ?」
と前足を取ろうとしましたが、さすがにこれは拒否され逃げて行ってしまいました。

逃げた後でふと思ったのですが、彼は何時からうちの車庫にいたのでしょうか?
昨晩、帰宅したのは8時頃、すぐにシャッターを閉めましたので、彼が車庫に入ったのはそれ以前でしょう、
「えっ?帰ってきたときにはいたってこと!ひかなくて良かったぁ、えっえっ?ということは、あいつは一晩ここに閉じこめられていたってことか」
そのわりには、ゆったりと出ていったデブ猫君、きっと大物に違いありません。

「申し訳ありません。私は昨晩、どこかの可愛いデブ猫君を監禁いたしました。(ペコリ)」

さて、今日は、30年近く前、サド・メル・オーケストラで、ライブ演奏を聴かせて頂いたペッパー・アダムスのアルバムを紹介します。リズム・セッションは同オーケストラの仲間達、ワン・ホーンでは初のリーダー盤だと思います。
私は、ジャケットの顔がなんとも好きで、おもわず買ってしまった一枚でもあります。
こんな顔して、なかなか野性味ある豪快なバリトンを聴かせてくれるんですよ。
そういえば、サド・メルのライブに一緒に行った先輩は、リチャード・ディビスのベースを楽しみにしていたのですが、「わけのわからないベーシストに代わってしまった」と嘆いて、ライブに出掛けました。(当時、ジョージ・ムラーツはまったくの無名のベーシストでした。)
ライブが終わると、「いやぁ、ベーシスト良かったねぇ、ムラーツだけにムラムラきたよ」なんてバカなこと言って喜んでいたことを思い出します。

EPHEMERA / PEPPER ADAMS
1973年9月10日録音
PEPPER ADAMS(bs) ROLAND HANNA(p) GEORGE MRAZ(b) MEL LEWIS(d)
1. EPHEMERA
2. BOUNCING WITH BUD
3. CIVILIZATION AND IT'S DISCONTENTS
4. JITTERBUG WALTZ
5. QUIET LADY
6. PATRICE
7. HELLURE (How Are You're)