JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

歳ぞすてたき...

2006年03月01日 | g-i


いよいよ、今日から3月ですね。何故いよいよかというと、私がまた1つ大人になる月だからであります。(ようはまた歳をとる月だということですよ!)
まあ、1つ2つ歳がかわったところで、何の影響もない歳になってしまいましたけどね。
それなのにふと振り返れば、5年前より確実に体力・知力・精神力全てが落ちてきているのは何故なのでしょうか?
それでも、可憐な花をつける老梅をみて、「いかに私でも、まだこの域ではないだろう」と、花咲くことを夢見るのは、人間のかぎり無き欲のなせる技でしょう。

本日、第1回の桜の開花予報が出たようですが  
    「ねがわくは花の下にて春死なんそのきさらぎの望月の頃」
の心境には、まだまだ立てぬスケベおやじであります。
    「ねがわくは花の下にて春想い歳ぞすてたき望月の頃」

さて、マイルスのマラソン・セッション以降、プレスティッジのボブ・ワインストックは、レッド・ガーランドをことのほかお気に入りだったらしく、リーダー・アルバムはもとより、ブローイング・セッションでもリーダーとして数多く起用、売り出しを始めました。
今日の1枚もそんなブローイング・セッションの1つです。
ガーランド、コルトレーン、ドナルド・バードのセッションは、計8枚のアルバムに振り分けられ、ガーランドとコルトレーンが4枚ずつリーダーとして発売されました。
プレスティッジは、マラソン・セッションが得意だったのでしょうかね、この時の録音も11月15日の録音は、全部で10曲を一気に行っています。

HIGH PRESSURE
1957年11月15日,12月13日録音
RED GARLAND(p) JOHN COLTRANE(ts) DONALD BYRD(tp) GEORGE JOYNER(b) ART TAYLOR(ds)
1.SOFT WINDS
2.SOLITUDE
3.UNDECIDED
4.WHAT IS THERE TO SAY
5.TWO BASS HIT

追伸、
一曲目の「SOFT WINDS」は、ベニー・グッドマンの曲ですが、チャーリー・クリスチャンも入ってのセックステットでの演奏が有名ですね。そこで宣伝を1つ、今日更新した「BABU HOUSE」のジャズ四方山話でチャーリー・クリスチャンを、ちょっとだけ取り上げているので、よろしければご覧下さい。
あっと、それと先日けいさんより、コメント頂いたジャズ喫茶「ちぐさ」の記事もちょっとだけ書いておりますので、よろしく。