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早くも2005年の1/4の3ヶ月が終わろうとしている。月日の経つのは、ほんとに速い。一月行って、二月は逃げて、三月去ってとはよく言ったものだ。
そして迎える4月1日。子どもの頃から何となく愉しみにしている日でもあるのだが、なかなかエイプリルフールと称される、「嘘をついてもいい日」を具体的に愉しむことが毎年出来ないでいるのは、私だけではないだろうと思う。
毎年、4月1日の午前中に一回は、誰かに罪のない嘘をついてみようと思うのだが、後腐れのない、かわいい嘘というのか、冗談だよと、後で笑えるような嘘が思いつかない内に、時間が経ってしまって、あぁ、今年も何も実行できなかったとなってしまうのである。
しかし逆に、見事にエイプリルフールの罠にはまってしまって、してやられた経験ならあるのである。
それは、もう20数年前のことだが、私が東京は杉並区浜田山に居住していた頃の話であるが、朝いつもの様に出勤のために、仕事の事務所が渋谷にあり、仕事上始業時間が比較的遅かったのだが、9時30分頃自宅を出て、井の頭線の最寄の小さな西永福という駅まで歩いて行ったのである。
何故か、その日は駅の時計が故障していて、9時40分頃なのに、まだ8時台を示しているのである。少し首をかしげながらも、何の疑いもなく電車に乗って15分くらいで終点の渋谷駅に着いて、いつもの様に急ぎ足で改札を出て、職場に向かおうとして、渋谷駅の時計を見た。
何と渋谷駅の時計も、まだ9時前を指しているのである。自分の左腕にはめてある愛用の腕時計は既に10時5分前で、急ぎ足で歩いて、やつと始業時間の10時に間に合う時刻である。
しかし、しかし京王線の全ての駅の時計が何故狂っているのかと、最初は不思議に思ったのだが、「あ、やられた!」と気づいたが後のまつりであった。その当時は今の様に携帯電話もない時代なので、駅の公衆電話から自宅に電話をかけると、「何時気づいたん?、西永福の駅で何で気づけへんの・・・」と電話口で妻の声。
まんまとしてやられたのである。自宅の3つ4つはあると思う時計を全て1時間早めて、僕が起きる前に私の腕時計も1時間早めてあったのである。夜は遅くなる仕事だったため、朝は起きて急いで朝食だけ済ませて、何の疑いもなく家を出たというわけである。
あまりにも見事にひっかかったために、私自身も怒ることもできず、1時間早く出勤しただけで、何ら他人に迷惑をかけたり、謝らなくてはいけないような事態は生じなかったので、笑うことしか出来なかったのだが、全くの不覚であり、奥さんの作戦勝ちの「エイプリルフール」完全エピソードとなってしまったわけである。
それ以来、私自身もチャンスがあればと数年は、仕返しではないが笑えるような見事な、これぞエイプリルフールを仕掛けたいと思っていたのだが、その日が4月1日であっても、「冗談として笑えるような嘘」を演出する余裕もなく、時間が経過してしまい、夕刻や夜間のニュースや番組の話題として、そうか今日はエイプリルフールだったんだと、遅くに認識することが度々であったような気がする。
いよいよ明日はと、前日の3月31日に、記してはいるが、さて明日の午前中に、何か愉しいひらめきやアイデアが浮かんだら、実行してみたい密かに思っているが、一晩寝ると忘れてしまうかもしれないだろうと、少し不安も抱きながら、床に付くまでの貴重な時間に、ちょっぴり企画を考えてみようと思っている。
このブログを家族が今晩から明日の午前中だけは読まないことを祈りながら、真剣に愉しいアイデアを搾り出したいものである。
エイプリルフールを愉しもう!
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