ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

球春楽し滑り出し!!!

2014年04月30日 | プロスポーツ
 四月も末日、いよいよ本格的な春から初夏へと移る季節だが、私の大好きなプロ野球も、ようやく一ヶ月余が過ぎて、セ・パ両リーグとも、大半の評論家やファンの予想に反して、セリーグでは広島カープが勢いのよい滑り出しで首位をキープ、本日の首位攻防戦で我が阪神タイガースに負けたが、依然勝率の差で、トップを走り、パリーグではオリックスバッファローズが首位と言う、番狂わせ?、春の珍事を独走気味である。

 プロ野球開幕前のほとんどの予想がセでは巨人の独走、ぶっちぎりの優勝、パもソフトバンクの優位が大半の予想だったのだが、この例年下位に甘んじていた広島とオリックスが首位を走る展開は、とてもプロ野球ファンにとって新鮮でもあり、気持ちのいい球春だと感じている。

 毎年のシーズンを前に、巨額の軍資金でFA選手や外人選手を獲得して磐石の力を誇示する宿敵「巨人軍」が、今年も元西武の片岡、元中日の井端、元広島の大竹らを獲得し、外人選手もアンダーソン選手やセドン投手を得て、滑り出しは快勝のスタートだったのだが、ここに来て少し躓きだしている様で、アンチ巨人ファンにとっては、とても愉快であり、やはり巨人の独走などは面白くもないし、シーズン全日程をつまらなくしてしまうので、終盤で巨人が本領を発揮し優勝戦線に食い込んでくるのは結構なのだが、ともかくオールスター戦、もしくは前半戦は下克上的争い、すなわち現状の様な広島カープやオリックスの快進撃が見ものであり、プロ野球全体が盛り上がること間違いなしである。

 言い忘れたわけではないが、我が長年愛して止まない「阪神タイガース」も、開幕戦の東京ドームでのジャイアンツ戦での、西岡選手と福留選手の激突と言うアクシデントで、阪神タイガースにとっては無くてはならないムードメーカーでもあり、リードオフマン、名手西岡剛選手が大怪我をして戦列を離れてしまうという「悪夢」の様な出来事が生じて、「あぁ、今シーズンも終わったか」とも一時は感じたのだが、かえって選手の結束が高かまった様で、西岡選手の穴を埋めるどころか、レギュラーへのチャンスとばかりに、上本、大和選手らが大活躍し、新外国人ゴメス選手も開幕前の評判は期待されていない状態だったのに、打つわ出るわで、結局4月末でセリーグの打点トップの33点を稼ぐ大活躍をし、阪神の4番として開幕以来27試合連続出塁という記録までつくったのである。

 広島カープでは、新人の大瀬良投手が活躍したり、マエケンを中心に九里投手も新人投手として勝利を上げるという広島球団伝統の投手王国といわれるような守りの野球から、エルドレッド、丸、菊池、広瀬、ルナなどの攻撃陣も大活躍し、打ち勝つ野球で快進撃を果たしているし、オリックスでは、エース金子投手や西投手を中心に着実に勝利を積み重ね、元阪神の井川投手も何とか勝利に貢献するという「森脇新監督」の腕の見せ所が随所に見られる勝ち方で仰木監督時代以来の優勝の可能性も出てくる勢いである。

 とても、プロ野球がせ楽しくて、時間があればテレビ中継は必ず阪神戦を観るのだが、観れない時は妻が必ず録画していてくれるので、結果が勝利だとわかるときは、時間を短縮して「いい場面」だけを夜か翌日に見ることもあり、昨日の広島戦でメッセンジャーが完封し、福留が8回に決勝ホームランを打って勝った試合は、雨のため試合開始が30分も遅れたにも関らず、テンポよく試合が進み、両軍投手の好投もあり、試合時間は何とプロ野球としては珍しいほどの2時間で終了したので、中継録画なのだが、最後の勝利のヒーローインタビューとしての、福留康介選手とメッセンジャー投手の声と映像もしっかりと観ることができたので、とても気持ちのいいプロ野球鑑賞となった。

 明日から5月に入るが、鯉のぼりの季節に、広島カープがドコマデ勝ち進むか、我が阪神タイガースが早くも首位に踊り出るか、とても楽しみだが、今年の甲子園初観戦の5月11日の巨人戦では、どんな試合を見せてくれるのか、今から楽しみでもありワクワクしているのである。

 2003年のシーズン、星野監督の下でタイガースが18年有償ぶりに優勝した年以来の、甲子園10連勝を果たした阪神の1番から8番までの打者陣、上本、大和、鳥谷、ゴメス、マートン、新井良太、福留、鶴岡は、今日の広島戦では3回で早くも先発全員安打を記録するほどの活躍で、今後も
私たちファンを大いに楽しませてくれることはき間違いない。
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何だったのかオバマ来日。

2014年04月27日 | イベント
 アメリカ合衆国大統領、バラク・オバマが日本にやってきて、国賓として「おもてなし」を受けたというニュースが連日流れたのだが、日米間だけでなくアジア、世界の諸問題に対する日米協議、そたのだろうか。のほかでの成果はあったのだろうか。

 急ぎ足の二泊三日のオバマ大統領の滞在で、東京は数日前からの大警戒で、都市機能の一部が麻痺したり、普通の都民や仕事で都内を走る業者は大変迷惑をこうむっただけで、ほとんど成果といえるものは無く、ただ「すきやばし次郎」というミシュランガイドで三ツ星をいただいている高級すし屋での、おまかせ20カンの握り寿司が注目されただけではなかったか。

 日米間の関心の違いもあり、安部首相は「尖閣問題」や「集団的自衛権の行使」でオバマのお墨付きを貰いたかったのだろうけれど、オバマ大統領は、少なくともTPP交渉での一定の妥協点を見出して帰りたかったと思われる。

 しかし、二日目の日米首脳会談後の共同記者会見では、恒例の「共同声明」は愚か、多くの懸案事項の競技や確認がされたというよりも、ほとんどが「肩透かし」といった様相で、安倍首相が大統領を「バラク!」とファーストネームで呼んでも、大統領は「しんぞう!」とは呼応せず、「安倍首相」と呼ぶ感じで、すべてがすれちがっていた雰囲気で終わった。

 唯一、オバマ大統領が安倍首相の希望に応えたのが、来日を数時間早やめての「すきやばし次郎」での「寿司接待」だったのだが、これも報道によると、お一人3万円以上の「おまかせ」の20カン中、オバマ大統領は14カンしか食べず箸を置き、TPP交渉での首相の決断をせまっていたと伝えられるが、優柔不断の安倍は甘利担当相に再度の協議を促しただけで、結論を得るにはいたらたなかったらしい。

 オバマ大統領は、一応国賓としての来日という形だったので、天皇陛下御夫妻に表敬訪問された後、何故か明治神宮に参拝され、絵馬に世界平和を祈願する文字を記されたらしいが、肝心の安倍の望む、尖閣問題での日本の領土としてのお墨付きはなく、安保条約の対象区域になると言うだけであり、中国への配慮もあり明言かできなかった。

 また、韓国や中国への配慮もあってか、安部首相をはじめとする自民党などの国会議員多数の「靖国神社参拝」や「従軍慰安婦問題」についての言及も避けて、滞在時間30数時間の来日を済ませて、やや失望感を抱いて、韓国へと旅だった様子であった。

 隣国韓国では、あの貨客船の沈没事故での船員の呆れた旅客を置き去りにした避難と、政府の救援、救護の遅れなどもあって、300名前後の死者、行方不明者を出した直後だけに、朴大統領や政府は、日本の「従軍慰安婦問題」について、オバマ大統領が「人権侵害」だとするコメントをあたかも公表したかの如きビデオの編集を行い、国民に対して政府への非難を少しでも反日感情に絡めて和らげようとする工作を行なうなど、米国大統領の訪問を利用したメディアを利用した演出までしたようである。

 ともかく、今回の米大統領の来日の成果はほとんどなく、大相撲で例えれば「横綱に十両がニコニコと寿司をご馳走し、互角もしくは負けてほしいと懇願した如き「茶番劇」となったとごく評されても仕方がない国賓扱いのパフォーマンスだった。
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ボブディラン!ライブ。

2014年04月24日 | イベント
 お久しぶりです。4月21日、月曜日の夜、久々にコンサートライブに行きました。

 中高年の方々には、馴染み深いと思いますが、あの「ボブ・ディラン」の大阪でのスタンディング、ライブでした。

 あの、と改めて称したのは、私たちの世代にとって、60年代から70年代にかけてのポピュラー音楽のシーンに、とにかく革命的な影響を与えたと言っても過言ではない、アーチストであり、音楽家としてだけでなく、ビートルズの明るさと大衆性と比べれば、哲学者の様な風貌と共に、悩める青年と言う感じて我々には、多大な影響を与えた歌手だったのです。

 「風にふかれて」と訳されている「Bloing Window」が代表曲かもしれませんが、転がる石のようにと訳されている「Like a Rolling Stone」をはじめ数々の名曲、問題提起が感じられる、所謂フォーク、ロックの巨匠でもあり、人間的にはとても難しそうな哲学者風情の風貌と共に、ちょっと括弧つけの青年でもあったのです。

 私の場合は、70年代に東京で音楽関係の仕事をしていた関係もあって、当時の日本のフォーク音楽のさきがけに大きな影響を与えたことは間違いのない偉大なアーチストであり、岡林信康、友部正人らをはじめ、日本のアーチストには神様の様な存在でもあったと思われます。してて

 70年代に来日した若きボブディランのコンサートは、たぶん東京の武道館で見た覚えがあるのですが、一万人以上の観衆が入場し、とても熱気に包まれた会場のステージに近い、とてもいい席で見たはずなのですが、疲れていたのかも知れませんが、でかいスピーカーの前で、眠ってしまった記憶が鮮明にあり、今回は約40年ぶりのリベンジ的、コンサート鑑賞になりました。

今回の大阪のコンサートは、ZEPP NAMBAと称するライブ会場で、二階席は22000円の指定席でしたが、1Fのフロアは全て、スタンたディング席、すなわち立ち見席ということで、往年のボブディランをこよなく愛するファンの多くが中高年齢の男女ということもあって、私自身も含めて、最後まで聴衆として踏みとどまることが出来るのか、少し不安でしたが、ステージ上の「ボブ・ディラン」は72歳になっているということで、歌い手のエネルギーとサービス精神には負けまいと、約2時間余のコンサートを最後まで楽しみました。

一部、二部、そしてアンコールと、ボブ・ディランは、20数曲を歌いましたが、今回のコンサートでは何故かギターを演奏することは無く、ピアノを弾き、得意のブルースハーモニカを奏で、独特のしゃがれた声でいまだ衰えない迫力ある歌声を聞かせてくれました。

 ただ、多くのファンが聞きたいと思っていたであろう、誰もが知る名曲、「風に吹かれて・Blow in the Window」や、転がる石の様にと訳されている「Like a Rolling Stone」などの馴染みのある曲は聴くことが出来ませんでしたが、同じ時刻に目の前に「ボブ・ディラン」がいるという現実を多くのファンは、とても感動的 数々の伝説や時代をリードしたことは間違いないと思われる、フォークの巨匠、神様が今もなお健在で、今もそこに居るという現実に酔いしれた二時間余でした。 
日本のフォークやカントリー、ロックミュージックを歌い、演奏する多くのアーチストも、彼、ボブディランに多大な影響を受けた人が多く、岡林信康、友部正人、佐渡山豊、吉田拓郎、泉谷しげるらは、たぶん今回のディランのライブを、何処かの会場で再び見ていたことだろうと想像できるほど、彼の偉大さと共に、ひょっとしたら最後の来日コンサートになるかもしれないという思いもあり、見納めの気持ちでもあった。

 当のボビーこと、ボブ・ディランは日本でのコンサートを昨日終えて、帰国途中にマウイ島によって英気をやしなって、疲れを癒して帰るというニュースも伝わっているので、本当にお疲れさんと言いたい気持ちである。

 バラク・オバマ大統領が来日した日に、小さな巨人のボブディランが、日本を離れて多くの感動を私たちの心のーに残してくれたのである。

 ありがとう! Thank You!
 

 
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