先日、地方自治体の首長選挙における「ローカルマニフェスト」の制作費をA4サイズで2種まで16000枚を限度に公費負担できる法律が可決し、我が京田辺市でも追加提案として、3月議会最終日に即決で条例改正案が可決する見通しとなった。
この「ローカルマニフェスト」は、最近では談合汚職で逮捕、辞任した前宮崎県知事のあとの知事選に立候補し見事当選した「そのまんま東」東国原英夫氏が、選挙前に急遽早稲田大学の学生らの協力で作成した「マニフェスト」を配布し、有権者県民の投票行動にも大きな影響力を果たしたとされ、無党派層の支持が増加し当選に至ったのではと言われたのである。
最近の国政選挙では、政党によるマニフェストづくりが常套手段となりつつあるが、地方自治体選挙では、まだ政策方針や具体的数値目標や財源、達成目標などを細かく明記した「マニフェスト」を公表し戦う候補者は少なかった。
「地盤・看板・カバン」と俗に言われる、地域の地縁、血縁を武器にする「地盤」と有名な政治家秘書や息子などの「看板」、それに多額の選挙資金の「カバン」の有無で選挙の結果は決まると言われていたのである。
そんな政治状況、選挙活動は徐々に変化してきてるが、まだまだ「××党の○○です」という連呼型の選挙が主流で、ともかく「名前を売る」だけの「政策や人柄」などは二の次、三の次の選挙実態なのである。
統一地方選挙が迫り、昨年12月の地方分権改革推進法成立で、分権改革は第2ステージに入り、国から地方への本格的な税財源委譲と共に、団体自治の基盤の「住民自治」の強化に結びつく「ローカルガバナンス」のあり方が検討課題となっている。
統一地方選の第一波は府県議会議員や政令指定都市の議会議員選挙で、市町村議員と首長選挙などは、第二波として、4月15日告示22日投票で、1週間の選挙戦が行われる予定です。
分権時代に対応する自治体改革のあり方が大きく問われ、市民が安心、安全な暮らしを営み、未来に夢や希望が抱ける、生活支援とまちづくりが期待されている選挙なのです。
そういう意味からも、立候補予定者が提案するマニフェストを通して、政策の質や中身が大きく問われる選挙であると思います。
今週土曜日には、大阪市立中央区民センターで午後2時より、ローカルマニフェスト推進ネットワーク主催の「私のマニフェスト」発表会が行われ、ローカルマニフェストをめぐるパネルディスカッションも開催されます。
首長マニフェスト、議員マニフェスト、市民マニフェストのあり方の議論と、実際のマニフェストの発表がなされ、自治、分権時代に求められる政策内容についての議論を展開するとしている。
コメンテーターは、西寺雅也岐阜県多治見市長と大橋松行滋賀県立大学助教授があたり、コーディネーターは、ローカルガバナンス研究所所長の木原勝彬氏が務め、新川達郎同志社大学教授がオブザーバー役です。
私は週末八百屋で残念ながら参加できませんが、ぜひご参加を。
この「ローカルマニフェスト」は、最近では談合汚職で逮捕、辞任した前宮崎県知事のあとの知事選に立候補し見事当選した「そのまんま東」東国原英夫氏が、選挙前に急遽早稲田大学の学生らの協力で作成した「マニフェスト」を配布し、有権者県民の投票行動にも大きな影響力を果たしたとされ、無党派層の支持が増加し当選に至ったのではと言われたのである。
最近の国政選挙では、政党によるマニフェストづくりが常套手段となりつつあるが、地方自治体選挙では、まだ政策方針や具体的数値目標や財源、達成目標などを細かく明記した「マニフェスト」を公表し戦う候補者は少なかった。
「地盤・看板・カバン」と俗に言われる、地域の地縁、血縁を武器にする「地盤」と有名な政治家秘書や息子などの「看板」、それに多額の選挙資金の「カバン」の有無で選挙の結果は決まると言われていたのである。
そんな政治状況、選挙活動は徐々に変化してきてるが、まだまだ「××党の○○です」という連呼型の選挙が主流で、ともかく「名前を売る」だけの「政策や人柄」などは二の次、三の次の選挙実態なのである。
統一地方選挙が迫り、昨年12月の地方分権改革推進法成立で、分権改革は第2ステージに入り、国から地方への本格的な税財源委譲と共に、団体自治の基盤の「住民自治」の強化に結びつく「ローカルガバナンス」のあり方が検討課題となっている。
統一地方選の第一波は府県議会議員や政令指定都市の議会議員選挙で、市町村議員と首長選挙などは、第二波として、4月15日告示22日投票で、1週間の選挙戦が行われる予定です。
分権時代に対応する自治体改革のあり方が大きく問われ、市民が安心、安全な暮らしを営み、未来に夢や希望が抱ける、生活支援とまちづくりが期待されている選挙なのです。
そういう意味からも、立候補予定者が提案するマニフェストを通して、政策の質や中身が大きく問われる選挙であると思います。
今週土曜日には、大阪市立中央区民センターで午後2時より、ローカルマニフェスト推進ネットワーク主催の「私のマニフェスト」発表会が行われ、ローカルマニフェストをめぐるパネルディスカッションも開催されます。
首長マニフェスト、議員マニフェスト、市民マニフェストのあり方の議論と、実際のマニフェストの発表がなされ、自治、分権時代に求められる政策内容についての議論を展開するとしている。
コメンテーターは、西寺雅也岐阜県多治見市長と大橋松行滋賀県立大学助教授があたり、コーディネーターは、ローカルガバナンス研究所所長の木原勝彬氏が務め、新川達郎同志社大学教授がオブザーバー役です。
私は週末八百屋で残念ながら参加できませんが、ぜひご参加を。