今日は8月31日で「野菜の日」だそうです。1983年(昭和58年)に、全国青果物商業連合会と食料品流通改善協会が主体となって、野菜の栄養価の高さと優れた食品としての価値を再認識してもらおうと、身近な食材としての野菜の栄養価と効率的な摂り方を奨励するために定めた日だそうです。
という私自身は、12年前から小さな軽自動車での「有機八百屋」を週末に営業しているのですが、最初に譲り受けた「引き売り用」の軽トラックの登録ナンバープレートは何と「8081」、すなわち八百屋一番だったのですが、八百屋を始めるので銀行口座を新設したところ、その口座番号が偶然だったのですが、「831001」すなわち野菜001番だったのです。
それ以来、私の『八百屋』は、8081番の車で営業し、その収益や支払いは831001番で処理されるという、数字遊びが続いているのです。
ところで写真は、ご存知の「なすび」の花なのですが、わが町は野菜と言えば、少々ですがブランド的出荷の出来るのが「なすび」だけなのですが、最近は出荷量が減っているようなのです。
それというのも地域に住む住民にとっては、なすび畑やビニールハウスのなすびの栽培を見ていて、農薬が相当使用されているのを肌身で感じている人が多くて、これからの「秋なすび」は、嫁に食わすなと言われる程、美味しいはずなのだが、どうも農薬の使用量を思うと食したくないとの声も聴くのです。
幸い、私の有機八百屋に入荷する「なすび」をはじめとする野菜たちは、殆どが無農薬栽培ですし、どうしても初期の成長期の病虫害に対して、最小限の化学肥料を使用した「減農薬」「有機栽培」の農産物としての保証のあるものばかりですので、喜んで食していただいています。
土に親しみ、土の栄養分を十分に摂取して、季節の太陽と雨の自然の恵みで育まれた「野菜たち」は、人手と堆肥を初めとする自然の肥やしで大きく成長し、たとえ見栄えが悪くても、無農薬、有機栽培を期待する消費者のもとへ、顔の見える関係での流通を通して運ばれ、販売されているのです。
私達が有機の八百屋として、町の中でささやかな商いをしていると、時折地元の百姓さんが通りかかって、「兄ちゃん何売ってるんや?」と聞かれる場合があるのですが、「無農薬や有機農産物」と応えると、「そんな無農薬で出けへんで」と意外な反応が返ってきます。
そうでしょうか。日本でも戦前、戦後を通じて、今から3.40年前までの農業は、今みたいな農薬過多ではない、堆肥を中心とした自然農法が主体だったはずです。
なのに、出荷のための形と数量を求める卸小売業や消費者の安価な価格への要望から、ゆがんだ農業、すなわち農薬に依存した農産物生産に急激に成り下がってしまったのです。
「野菜の日」に、もう一度本当の野菜の旬と味を思い出して、出来るだけ農薬のかかっていない自然な野菜を求めて食するように務めていただきたいと思います。
という私自身は、12年前から小さな軽自動車での「有機八百屋」を週末に営業しているのですが、最初に譲り受けた「引き売り用」の軽トラックの登録ナンバープレートは何と「8081」、すなわち八百屋一番だったのですが、八百屋を始めるので銀行口座を新設したところ、その口座番号が偶然だったのですが、「831001」すなわち野菜001番だったのです。
それ以来、私の『八百屋』は、8081番の車で営業し、その収益や支払いは831001番で処理されるという、数字遊びが続いているのです。
ところで写真は、ご存知の「なすび」の花なのですが、わが町は野菜と言えば、少々ですがブランド的出荷の出来るのが「なすび」だけなのですが、最近は出荷量が減っているようなのです。
それというのも地域に住む住民にとっては、なすび畑やビニールハウスのなすびの栽培を見ていて、農薬が相当使用されているのを肌身で感じている人が多くて、これからの「秋なすび」は、嫁に食わすなと言われる程、美味しいはずなのだが、どうも農薬の使用量を思うと食したくないとの声も聴くのです。
幸い、私の有機八百屋に入荷する「なすび」をはじめとする野菜たちは、殆どが無農薬栽培ですし、どうしても初期の成長期の病虫害に対して、最小限の化学肥料を使用した「減農薬」「有機栽培」の農産物としての保証のあるものばかりですので、喜んで食していただいています。
土に親しみ、土の栄養分を十分に摂取して、季節の太陽と雨の自然の恵みで育まれた「野菜たち」は、人手と堆肥を初めとする自然の肥やしで大きく成長し、たとえ見栄えが悪くても、無農薬、有機栽培を期待する消費者のもとへ、顔の見える関係での流通を通して運ばれ、販売されているのです。
私達が有機の八百屋として、町の中でささやかな商いをしていると、時折地元の百姓さんが通りかかって、「兄ちゃん何売ってるんや?」と聞かれる場合があるのですが、「無農薬や有機農産物」と応えると、「そんな無農薬で出けへんで」と意外な反応が返ってきます。
そうでしょうか。日本でも戦前、戦後を通じて、今から3.40年前までの農業は、今みたいな農薬過多ではない、堆肥を中心とした自然農法が主体だったはずです。
なのに、出荷のための形と数量を求める卸小売業や消費者の安価な価格への要望から、ゆがんだ農業、すなわち農薬に依存した農産物生産に急激に成り下がってしまったのです。
「野菜の日」に、もう一度本当の野菜の旬と味を思い出して、出来るだけ農薬のかかっていない自然な野菜を求めて食するように務めていただきたいと思います。