ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

「参院選挙」が終わった。

2013年07月25日 | イベント
 あの真夏の参院選挙が終わり、テレビや新聞の報道も自民党の大勝という結果だけでなく、これからの課題や問題点を語るようになり、マレーシアで開催されているTPPの日本としてははじめての本格的交渉のニュースと共に、惨敗した民主党や維新の会、社民党などの責任論などが上り、細野民主党幹事長の辞任、福島社民党党首の辞任など野党勢力は大騒ぎの責任論と野党再編論でごったがやしているのが現状である。

 もともと私自身は政党や大きな組織に属して活動したり働くことが、あまり好きではないという性格?からか、常に国会議員の選挙から自分自身も4期16年務めた地元の市会議員選挙に至るまで、政党よりも候補者個人の姿や演説、または人となりを観察して一票を投じてきたものだから、今回の参院選においても同様の選択、つまり消去法や個人的確信を持ちえた候補者への投票をしたので、自らの一票には悔いはない。

 しかし、全体的な選挙結果については、予測されていたといえばそれまでなのだが、やはり落胆せざるを得ない自民党の大勝利と創価学会政党の連立与党の大勝利と言う状況に、心も胸中もざわめくほどの痛みと怒りを感じざるを得なかったのである。

 議席数がどうのこうのではないのだが、選挙制度そのもののシステムが結果的にはオカシイと思うほど、自民党の全国での得票数が4割にも満たないのに、議席数の約6割近くを獲得するという矛盾が、今回の選挙でも露呈したし、参院選終了直後には全国の選挙区、比例区とも選挙制度上の定数なども含め、憲法違反ではないかという訴訟が持ち上がっているほどである。

 負け犬の遠吼えの様にも聞こえるが、参院選に限らないことだが、国民、市民、有権者の多くの票が「死に票」、つまり有効票にはならないという状況を生み出しているという現状の選挙制度そのものにメスを入れないと、いつのまにかというより、現実的に迫り来る「憲法の改正」という大問題に対しての、国会での可決要件である「2/3」という規定が96条の改定と言う形で改正され、時の議席数が過半数以上を占めた勢力がイッキニ「憲法改悪」を提起する危険性が出てきたのである。

 辛うじて現状では数の上では「2/3」というハードルはまだ少し守られている様子だが、衆参の国会議員に対するアンケートによれば、「憲法改正」に前向きな議員数は、両院とも7割近くに及んでいるらしく、決っして自民党をはじめとする与党、保守勢力だけでなく、維新の会やみんなの党、公明党、民主党などにも改憲への意見を持つ議員が増えているのが現状の様である。

 そんな中、改憲絶対反対の社民党と共産党の選挙結果には大きな違いが出て、共産党はまるで大勝利の如く喜び、社民党は全国の比例区で辛うじて一議席を獲得したにとどまり、土井たか子さんの後を受けて党首として頑張ってきた福島瑞穂さんが責任をとって辞任するというニュースが飛び込んできた。

 共産党の議席増は、勝利なのではなく民主党をはじめとした野党の体たらくの中、持って行き場のなかった選挙民の一票がたまたま今回だけは共産党にでも入れようかとなつただけで、共産党が躍進したとか勝利したのではないのであって、勘違いしては困るのであるが、社民党の惨敗体たらくはいかんともしがたい現実となってしまって、日本社会党時代を知るものの一人としては、残念至極である。

 そんな選挙結果の中で唯一に近い胸をなでおろしたのが、東京選挙区の「山本太郎」の勝利と沖縄選挙区での沖縄大衆党の糸数さんの勝利であり、これからの日本の政治に小さいけれど、まだ暗黒とは言わせない「小さな光」を見たというのが心境である。

 ただ、山本太郎氏も糸数さんも「一人では戦えない」という大きな数の論理が議会では大きく、「正論でも利害に抗することが大変難しい」という現実の中での奮闘を期待したいが、やはり国民、有権者たちが彼らと彼らの行動、考え、施策をサポートする力量とエールを送るという持続した応援を続けなければならないのである。

 「みどりの風」や「生活の党」そして「社民党」もグループや政党としての体をなさない時期に差し掛かるが、新たな市民参加政党の「緑の党」が初めて国界議員選挙にデビューした今回の参院選だったが、今後の「反原発」「弱者支援」「自然を大切」にする市民グループとしての成長と発展を期待するものである。
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「あんころ餅を食べる日」

2013年07月19日 | 季節の話題
 祇園祭のハイライト、山鉾巡行が終わって、京都も本格的な真夏の到来です。

 ともかく「今日も暑いですね!」の合言葉でお訪ねしたご高齢の京都生まれ育ちのおばぁちゃんのお宅で、「今日は土用の入りですね」との何気ない挨拶をしたら、そのおばぁちゃんが「あんころ餅を食べる日やね」と仰ったのである。

 誰もが夏の「土用」と言えば、「土用の丑の日」、つまり今年は来週の月曜日の21日がその日だが、「ウナギを食べる日」として有名なのだが、私は「あんころ餅を食べる日」という習慣や認識がなかったので、とても新鮮かつかわいく感じたのであった。

 その80歳を過ぎたおばあさんは、京都市内のお生まれ育ちで、現在は府下の城陽市にお住まいなのだが、いつも「京都ことば」や「日本語の美しい言葉」を自然に話されて、私自身は時折はっとさせられる場合がある方で、以前にもこのブログで記したことがあると思うが、冬の寒い朝には「つめとおすな」、つまり「冷たいですね」という京都言葉を美しく話されたり、桜の季節に「満開ですね」と話すと、「私は咲き誇る桜より、秋のテルハが好きですねん」と仰った方なのです。

 秋の「テルハ」、つまり桜の葉の紅葉は、もみじの如く赤くはならないが、照り輝くような渋い紅葉の葉が大好きだと仰る方で、なかなか「テルハ」などという語彙を日常会話で自然に使われる方はあまり存知あげないので、びっくりと言うか感心してしまいました。

 とにかく、土用とは年に四回、立夏、立秋、立冬、立春の直前約18日間のことを指す暦の雑節を示す言葉なのだが、夏の土用、つまり「立秋の前」をさす土用の丑の日には、ウナギを食べる習慣があるのだが、昨夏以降の国産ウナギの高騰ぶりは異常な状況であり、鰻の稚魚である「しらす」が激減していて、まだ養殖で生産できていない鰻は入荷量が極端に少ないために、一昨年と比べても約4割から5割以上卸値でも高騰していて、私は昨年からは仕入れを自重し、お客さんからの注文だけ注文することにしているのである。

 それでも、やはり土用の丑の日」には、「鰻が食べたい」と思われるお客さんがいて必要な注文だけしているが、自家用となれば考えてしまうほど高値となっているために、「あんころ餅」なら安くていいなぁと感じたのであった。

 午前中の仕事を終えて、今日は金曜日なので恒例の宇治の「ゆめカフェランチ」を電話で予約してから出かけたのだが、今日のメニューが「かやくご飯とキツネうどん」におひたしとデザートとして「あんころ餅」が添えられていたので、同じテーブルのお客さんたちの「あんころ餅」をめぐる会話に花が咲いたのであった。

 友人の女性は「あんこ」が大好きなので、同じ職場の同僚の男性に「あんこ」は甘いので食べられない方のは私に下さいとか言いながら、嬉しそうに食事をされていたし、鰻は高いし、長いものが嫌いな女性もいて、やはり「餡子餅」の方が安いし美味しいと笑顔で話されていたと方もいて、本格的な暑さが増すこれからに、「土用の入り」を迎えた庶民の食生活でのちょっとした習慣をめぐっての楽しい会話が面白かった。

 ところで、明後日は参議院選挙の投票日ですね。暑い日が続いていますが、必ず投票には行きましょうね。

 今回ほど、「誰に、どの党に投票していいかわからない!」と仰る方が多い選挙はないかもしれませんが、じっくり考えるか、消去法でても貴重な一票をお忘れなく投票して下さい。

 これからの日本、私たちの生活を徐々にではありますが、方向付けて行く大切な選挙です。投げやりになったり、どうせ誰に投票してもどの党に入れても「変わる筈がない」なにんて、諦めたり、いい加減な「長いものには巻かれよ」的選択ではなく、しかりとした選択を自らの意思で決めて投票しようではありませんか。

 未来の私たちの生活と、子や孫の将来に大きな負担や不安、危惧を持たせない私たちの責任を自覚して、自民党、公明党などの権力志向や利害誘導的与党にだけは投票すべきではありませんよ。よろしく。
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期日前投票済ませました。

2013年07月16日 | 季節の話題
 京都は祇園祭の宵山ですが、先日の自分の誕生日に、早々と参議院選挙の期日前投票に妻と共に市役所へ行って、地方区と全国区の各々の一票を投じて来ました。

 今回からのインターネット選挙の解禁とやらで、スマホの世界でも各党それぞれの主張や応援が以前にもまして繰り広げられていて、それなりに参考にはなりますが、戦後の日本の政治の大半を担ってきた自由民主党が、ともかく「アベノミクス」とやらのわけのわからない造語で自信過剰気味の選挙戦を戦っている様子が窺がえて、とても結果を危惧せざるを得ません。

 京都地方区では、自民党の現職と共産、民主の新人候補がしのぎを削る戦いを展開していると新聞、テレビなどのメディアは報じていますが、日常的な選挙活動を垣間見ることは、ほとんど出来ないばかりか、候補者本人の顔を見たり、街頭での演説をたとえ運よく聴けたとしても、政党のスローガンと政策の一端を語っているに過ぎないので、あまり参考にはならないように感じました。

 自民党、公明党の与党対、民主、維新、みんな、生活、共産、社民、みどりの風などの野党という構図での選挙戦ということになっていますが、何処の党も「我が党こそは・・・」と自党の議席獲得へと有利な方便を語っているに過ぎない様子で、テレビ討論などで少しは本音が見えるものの、本来の候補者本人の人間性や心情、ましてや本心などはわかる由はありません。

 私は今回の選挙は、以前にも書きましたが、自民党、公明党の連立内閣が言う「ねじれ国会」をなくすという目標を達成させてはいけないと言う思いが一番強く、特に経済面での大手企業や高額所得者への配慮と利権を優先する自民党内閣が、憲法を改悪し国防軍を持ち、原発の存続と輸出を福島事故の反省や究明もせずに推進するという、無謀な政策の推進に「No!」を突きつけなくてはならないと思うのみです。

 1000兆円という未曾有の借金を生み出した長年の自民党政権が、何の反省も無いままに、今後の日本を牽引して突っ走ることは、まるで「火の車」が暴走するに等しい、危険きわまる事態に突入させることとなると思うのです。

 少しでも、冷静に多くの選挙民、有権者が考えて、議論のできる国会、すなわち与野党が均衡する議員数で無いと、参議院の存在価値もなくなりますし、ともかく多数は力なり、その数の論理で何が何でも推し進めるという、非民主的な強権政治が行なわれる危惧が、そこまで迫ってきているのです。

 市民による良心、子供たちや将来に大きく危険な荷物を担なわさない選択を、正直にしなくてはなりません。

 目先の利益や誰かから頼まれたからと言う安易な選択はしてはならないと思います。

 私は、グリーンジャパン、日本初の「緑の党」に全国区の票を入れました。みどりの風は、生活の党、小沢一郎と袂をわかっただけの一派ですし、共産党や社民党の既成政党には、もはや市民の代弁が出来る真摯な態度はみられません。

 東京選挙区では、無所属で原発の危険性と既成政党の矛盾を訴える「山本太郎」が、定員5名の選挙区の最後の議席を獲得すべく、大変なセンセーションを巻き起こしていますが、全国で政治を諦めない若者たちと真剣に子供たちの将来を考える母親や父親たちが動き出している現実
があり、大きな力、組織力に負けない戦いがあります。

 あと4日、参議院選挙は、大変重要かつ大切な選挙です。必ずあなたの1票を大切に投じてほしいものです。
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「ねじれ」てても、いいんだよ。

2013年07月09日 | ちょっと可笑しいよ
 参議院選挙が公示されて約一週間が経ち、新聞、テレビを中心とするマスメディアの、参議院選挙事前予想なる報道が目に付き始めている。

 一方、各党は党利党略、自画自賛の政策やキャッチフレーズのみの宣伝合戦に巨額の資金を投入したり、初のネット選挙とやらで、ブログやツイッター、フェスブックなどのSNSなどを駆使して、我が陣営と候補者に対するアクセス数などを競い合い、来る21日の投開票日の獲得議席数へ、期待の数をはじき出している様子である。

 特に自民党と公明党の連立内閣を構成する二党のキャッチフレーズは、自民党が「日本を、取り戻す。公明党は「安定が希望です」と簡単明瞭ではあるが、自民党は果たして「どんな日本を取り戻そうとしているのか」は全然語らず、記さず、つまり憲法を変え、財界を中心とした期待のアベノミクスとやらの経済優先社会、弱肉強食の強靭な国土と経済を作ろうとしているのである。

 公明党のキャッチフレーズは自らの勢力、つまり国会での議席数の安定が、自分たちの生活の安定であり、創価学会と共に組織希望であると目標に掲げているに過ぎなく、山口委員長自らが全国遊説演説で手にする「ねじれ解消グッズ」などは、自らの結党当時のスローガンである「平和と福祉」などはないがしろにした、自民党の補完勢力としての「キャスティングボード」を力と勘違いした権力志向そのものではないだろうか。

 安倍首相自身も、相当な強気であり、当初の参院選での獲得議席数の目標を上方修正し、70議席以上の獲得に自信を持ち、公明党との連立内閣での衆議院での絶対多数を背景に、参議院でも過半数ではなく絶態多数をもくろんでいる様子である。

 「ねじれ」の解消などいらないのである。

 日本の衆参両院の二院制度が形骸化していると言われて久しいが、今ここで参議院まで自民党、公明党を中心とする絶対多数の「ねじれ解消」状態を作り出してしまったら、ますます強権政治と言わざるを得ない暴走が始まる危険性が大なのである。

 まず「憲法改正」という大きな課題を衆参両院での絶対多数勢力として、打ち出してくるだろうし、経済、教育、年金、介護など社会的弱者の市民、国民を守るという絶対的な国の仕事が、大きなものに動かされてないがしろにされて行くのが明白である。

 尖閣、竹島、北方領土などの中国、韓国、ロシアなどとの領有権争い、北朝鮮の拉致被害者の返還交渉と、長年拉埒が明かない課題に対して、国軍を有して戦争を始められる国へと日本がなったら、つまり現日本国憲法ではない、大日本帝国憲法に戻るような憲法改悪がなされたとしたら、日本の将来は再び暗黒の歴史へと逆戻りである。

 期日前投票も始まっているが、参議院選挙で決っして「ねじり」を解消させてはいけないのである。

 「ねじれ状態」を維持継続するためには、自民党、公明党を中心とする現在の与党勢力の大勝だけは何とか防がなくてはならないのである。

 大半の国民にとっ化て、「アベノミクス」は、絵に描いた餅であり、給料や年金収入が上がるはずもなく、消費税や物価が徐々にあがるのみであり、マスコミと共に如何にも「経済が持ち返した様に宣伝されているイメージに騙されず、まるで「振り込め詐欺」の様な口だけの美味しそうな言葉とパフォーマンスに誤魔化されない、大切な一票を、「ねじれ」の維持のために投じたいと思うものである。
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