ガリバー通信

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いよいよ開幕!

2005年03月25日 | プロスポーツ
 いよいよ開幕!と書けば、多くのブログファンは「愛地球博」と言う名の愛知万博と思う人が多いだろうと思うが、私は「万博」自体に大いなる疑問を持つひとりとして、敢えて「万博」という国家的プロジェクトではなく、昨年からの大きな動きと改革の途上にある、「プロ野球・パリーグ」の開幕を書く。

 私は幼い頃から50年の生粋の阪神ファンであると同時に野球を愛する一人として、プロ野球機構が昨年年6月の突如発表された近鉄のオリックスとの合併問題から始まった、プロ野球改革の第一歩を見守りながら、約9ヶ月を経て、いよいよ始まる問題のパリーグに、まず注目をしてみようと思っているのである。

 一昨年から言うと、日ハムが北海道日本ハムファイターズとなったことを皮切りに、今年は、オリックスバッファローズ、福岡ソフトバンクホークス、そして新球団、東北楽天ゴールデンイーグルスの3球団が名前が変ったり、新加入し、来年には西武ライオンズも球団の経営が変ることがほぼ明らかになったことで、何と千葉ロッテマリーンズだけが変らないという、大きな変化を経たパリーグになったのである。

 しかし、私はこの「新生パリーグ」の開幕に注目するのには、大きな理由がある。

 今日、大阪の駅ポスターなどで、あの合併球団、その名も「近鉄バッファローズ」と「オリックスブルーウェーブ」を足して2で割っただけの名前の「オリックスバッファローズ」のファンの行方が大変心配なのだが、ポスターのメインは、何と元阪神タイガースの「北川博敏」選手であった。

 柔らちゃんの旦那の谷佳知選手でもなければ、仰木彬監督でもなくて、近鉄バッファローズの一昨年の優勝の劇的な立役者でもある、愛すべき笑顔の北川選手がメインで、同じく元近鉄の大西宏明外野手が一緒に小さくレイアウトされていたのである。

 阪神ファンとしては、元阪神のプレーヤーが、こうした形で脚光を浴びるのは、何とも嬉しいもので、嫁にやった親父が娘の奥さんとしての成長した姿に再会したような喜びである。

 そうした気持ちで、パリーグの各球団の陣容を選手名鑑を頼りに、よーく見ていくと、いるわ、いるは、元阪神タイガースの選手達が、どの球団でもスター選手になれる位置で巣短スタンバッテいると言っても過言ではないのである。

 今や誰もが知っているし、押しも押されぬスーパースターは、まず日ハムの「SHINJYO」として登録されている,新庄剛志であり、同チームには、坪井智哉、山田勝彦、伊達昌司らもいるのだ。

 列挙すればキリがないが、嬉しいついでに主な阪神タイガースから移籍した選手を上げると、ライオンズでは、平尾、高波両選手がいて、マリーンズには、平下選手、バッファローズには北川のほかに、塩谷もいるし、新球団楽天には、何と田尾監督をトップに川尻、山村、星野おさむ、関川、そしてカツノリまで5選手も移籍しているのである。残念ながらホークスには見つからなかったが、パリーグ5球団の元タイガースの著名な選手だけで、1チームの先発メンバーをラインナップできるぐらいなのである。

 パリーグの開幕を「楽天イーグルス」の田尾監督を中心とした元阪神選手を主体に、大いに応援したいと思っている。先発で起用されるであろう関川浩一を筆頭に川尻哲郎の先発も見たいし、星野おさむの代打もあるだろうと期待している。ただ山村宏樹投手とカツノリ捕手の活躍の機会はあまりないだろうが、大阪泉尾高校、同志社大学を経て、中日、阪神、西武でプレイした田尾安志監督には、ぜひ多くの元阪神スター選手としてエールを送りたいものである。
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