ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

有機八百屋15周年。

2009年09月19日 | 感じたこと
 1994年9月14日に始めた、有機八百屋ガリバーが満15周年を迎えた。

 これもひとえにお客様のご贔屓と家族やみなさんの理解、ご協力があってこそと感謝するとともに、よくも何とか続いてやれて来れたと感心している。

 そもそも、私自身は子どもの頃から「八百屋」をやりたかったわけでもないし、40代半ばに突然「有機無農薬野菜と無添加食品」を販売する八百屋にになるとは夢にも思ってはいなかった。

 なのに、その「夢から出た誠」のような体験から、実は私の八百屋稼業が始まったのであった。

 それは話せば長いことになるが、かいつまんで語れば、以前に私の職場にも一週間に一度「訪問販売」でやってきていた「有機八百屋」があって、その主人から私も時折、納豆や豆腐など数点を出会えば購入していたのであった。

 その主人が、私のライフワーク的な旅行となった「内モンゴルツアー」に1992年の夏に娘さんと共に参加されたのだが、翌年突然に心臓発作で若くして亡くなられてしまったのであった。

 私は彼の一周忌の記念会に参加し、彼がモンゴルの旅で果たせなかった「イトウ」という大きな淡水魚を釣りたいという思いを、彼が八百屋の自動車の運転席の後ろに常時積んでいたという「釣り道具」をその年の夏のツアーに、未亡人から預かって蒙古族の友人に託したのであった。

 それから数日が経ったある日の私の夢に、彼が笑顔で出てきたのであった。

 これぞ「正夢」?「夢のお告げ」なのかは知らないが、ちようど地方議員としての生活が始まっていた私は、日常的生活空間で、生活者である奥さんたちとの接点が持てる仕事か活動を求めていたので、きっぱりとはまった感じで、私自身が「やおや」を始めることになったのである。

 今まで彼が週一でやってきて、「無添加食品や有機農産物」を販売していたので、アトピーを持つお子さんのお母さんや安全な食品を求める消費者の方々が困っている実情があった。

 私は、彼の夢への登場を、私なりの早合点で「ガリバー八百屋」をしてほしいとの彼の伝言と受け取って、早速京都での「有機八百屋」のリーダー格の友人に電話して、翌月から「八百屋ガリバー」を始めたのであった。

 「八百屋」とは言っても、有機、無農薬の農産物だけではなく、無添加食品の販売もするので、豆腐、パン、牛乳、魚、肉、果物、お菓子、海産物、乾物、調味料、お米、卵など多種多様な食品と洗剤、石鹸類も販売している。

 この15年は、私にとっては地方議員としての4期16年とほぼダブっているのだが、現在は「おっさんフリーター」としての月~金のお勤めと両立させる形で、日本中にただ一人だろうと推察する「ウイークエンドだけ」の「有機八百屋」を営業しているのである。

 ただ「赤字を出さない」ことと、「お客さんに喜んでもらう」ことをモットーに、健康で体が動く限りは続けたいと思っている。感謝。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
親しくなりたいです。 (橋本淳史)
2013-12-03 18:27:14
 初めまして、この前ヘルパー帰りに車を運転しているとあなたの名前の車が通り過ぎられて、興味をもちまして、一度お電話をおかけして、お話したいと思います。
 私のEメールアドレスはatsushi.hashimoto9@gmail.comです。どうか連絡を取りたいと思います。私なりに、藁の灰から作る蒟蒻を作っておられる方も知り合いです。どうか、ご連絡をくださいませ。お願いいたします。
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メール返信できません。 (ガリバー)
2013-12-09 22:26:10
橋本さん、あなたのアドレスにはメールを届けない様です。他の手段で連絡をいただければ。。。
返信する
親しくなりたいです (橋本淳史)
2013-12-12 11:13:51
 八百屋ガリバーさま、メール返信をご確認いたしました。私の携帯番号にお電話をお願いいたします。携帯は080-6166-4989です。よろしくお願いいたします。
返信する

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