長寿ランキングが発表されて、男女とも長野県が一位で、長年日本一と思っていた沖縄県は女性が三位、男性は何と30位という結果だった。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/c5/bcb3700eb037e7f1246969e069bb1f46.jpg)
長野県の結果は、偶然ではなく長年の県をあげての健康で長生きできる施策を地道にこつこつと積み重ねて来られた成果であり、いろいろと参考になることが多い。
一方の沖縄県は、1985年の調査では男女ともに一位だったが、それ以降の特に食生活が経済的にも豊かになったこともあり、肉食中心のアメリカナイズされた食生活が盛んになり、塩分や脂肪分の過剰摂取や運動不足による、健康水準の低下が原因とみられ、ショックを隠しえない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/42/be55f62bbbda23749e736228ee853cc7.jpg)
かつては、塩分の濃い食品を好んで食べていた内陸部の長野県の人たちに、脳や心臓などの疾患で亡くなる人が多く、生活習慣病などの状況を改善すべく、県や地元行政と共に地域医療を掲げた地域の病院と医師、看護士、栄養士やボランティアの皆さんが、真剣に減塩の食事と軽度な運動の奨励を目指して、県民への具体的な提案や指導を行ってきた成果が、大きな長寿という結果として出たらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/36/d42083dcfb47d9aa1563e59a8a2c3691.png)
厚生労働省が5年ごとに行う「都道府県別の平均寿命」調査の2010年の結果で、長野県は男性80.88歳、女性87.18歳で、男女ともに全国一となり、男性は1990年から連続5回も1位で、女性の1位は今回初めてだが、その背景には数々のたゆまない努力と継続的な取組があった様である。
長野県は雪の多い冷寒地であり、かつては冬場に野菜が採れないこともあって、野沢菜をはじめとする塩辛いお漬物をたくさん食する習慣があり、味噌も産地であることから多く摂取していて、そういう食生活の習慣から血圧が高くなり、体には決して良くないことは明らかだったので、危機感を持った県が「減塩」と共に「野菜をよく食べる」そして、「運動を根気く取り組む」ことを奨励したという。
その結果、厚労省の2010年の国民健康・栄養調査では、長野県は20歳以上の男女の野菜摂取量は全国トップであり、地域での住民の保健指導に当たるボランティアがほぼ全市町村に配置されて、一人暮らしのお年寄り宅を訪問したり、生活習慣病に関する住民向け研修会への参加を呼びかけたりの努力を重ねてきた。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/33/5c67dfe5cfb6c9c616bb441191fae46d.jpg)
女性の長寿が長年トップだった沖縄県は、本土復帰後初めて1位から3位に転落と言うショックを受け、沖縄県の仲井真知事は、結果を厳しく受け止めているとガックリ、また男女とも全国で最下位と言う不名誉な青森県は、長野県同様に寒冷地の特徴は似ているので、長野県に習い今後の県民の健康長寿への対策と指導に力を注ぎたいと関係者は語っている。
一日平均、350グラムの野菜をとり続けるのが健康維持の基本とされているらしいが、塩分を控えめで多くの野菜を旬の季節に多様な料理で食し、グラム数や数値的栄養摂取にとらわれずに、楽しく多種類の野菜を食べるのが大切だと思う。
最後に、やはり気になるのは多くの野菜と言っても、農薬がいっぱい使用されている農産物も多いし、福島原発事故以降は放射能汚染も気になるし、現代の子供たちに特に多いアトピーをはじめとする症状が、高度経済成長期以降に多くなっているのは、間違いなく食品添加物や化学薬品などによる弊害であり、できる限り目には見えないが、添加物が少なく農薬も使用されていない食品や農産物を食べれる様に、農業、食品製造、そして市場も消費者も選択の余地がある食品選びを心がけたいと思う。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/0a/f842f27fdeb0d35e09f5ab09e0ef2ec0.jpg)
本当に「おまえ百まで、わしゃ九拾九まで」の健康な長寿を誰もが望んでいる。
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長野県の結果は、偶然ではなく長年の県をあげての健康で長生きできる施策を地道にこつこつと積み重ねて来られた成果であり、いろいろと参考になることが多い。
一方の沖縄県は、1985年の調査では男女ともに一位だったが、それ以降の特に食生活が経済的にも豊かになったこともあり、肉食中心のアメリカナイズされた食生活が盛んになり、塩分や脂肪分の過剰摂取や運動不足による、健康水準の低下が原因とみられ、ショックを隠しえない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/42/be55f62bbbda23749e736228ee853cc7.jpg)
かつては、塩分の濃い食品を好んで食べていた内陸部の長野県の人たちに、脳や心臓などの疾患で亡くなる人が多く、生活習慣病などの状況を改善すべく、県や地元行政と共に地域医療を掲げた地域の病院と医師、看護士、栄養士やボランティアの皆さんが、真剣に減塩の食事と軽度な運動の奨励を目指して、県民への具体的な提案や指導を行ってきた成果が、大きな長寿という結果として出たらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/36/d42083dcfb47d9aa1563e59a8a2c3691.png)
厚生労働省が5年ごとに行う「都道府県別の平均寿命」調査の2010年の結果で、長野県は男性80.88歳、女性87.18歳で、男女ともに全国一となり、男性は1990年から連続5回も1位で、女性の1位は今回初めてだが、その背景には数々のたゆまない努力と継続的な取組があった様である。
長野県は雪の多い冷寒地であり、かつては冬場に野菜が採れないこともあって、野沢菜をはじめとする塩辛いお漬物をたくさん食する習慣があり、味噌も産地であることから多く摂取していて、そういう食生活の習慣から血圧が高くなり、体には決して良くないことは明らかだったので、危機感を持った県が「減塩」と共に「野菜をよく食べる」そして、「運動を根気く取り組む」ことを奨励したという。
その結果、厚労省の2010年の国民健康・栄養調査では、長野県は20歳以上の男女の野菜摂取量は全国トップであり、地域での住民の保健指導に当たるボランティアがほぼ全市町村に配置されて、一人暮らしのお年寄り宅を訪問したり、生活習慣病に関する住民向け研修会への参加を呼びかけたりの努力を重ねてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/33/5c67dfe5cfb6c9c616bb441191fae46d.jpg)
女性の長寿が長年トップだった沖縄県は、本土復帰後初めて1位から3位に転落と言うショックを受け、沖縄県の仲井真知事は、結果を厳しく受け止めているとガックリ、また男女とも全国で最下位と言う不名誉な青森県は、長野県同様に寒冷地の特徴は似ているので、長野県に習い今後の県民の健康長寿への対策と指導に力を注ぎたいと関係者は語っている。
一日平均、350グラムの野菜をとり続けるのが健康維持の基本とされているらしいが、塩分を控えめで多くの野菜を旬の季節に多様な料理で食し、グラム数や数値的栄養摂取にとらわれずに、楽しく多種類の野菜を食べるのが大切だと思う。
最後に、やはり気になるのは多くの野菜と言っても、農薬がいっぱい使用されている農産物も多いし、福島原発事故以降は放射能汚染も気になるし、現代の子供たちに特に多いアトピーをはじめとする症状が、高度経済成長期以降に多くなっているのは、間違いなく食品添加物や化学薬品などによる弊害であり、できる限り目には見えないが、添加物が少なく農薬も使用されていない食品や農産物を食べれる様に、農業、食品製造、そして市場も消費者も選択の余地がある食品選びを心がけたいと思う。
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本当に「おまえ百まで、わしゃ九拾九まで」の健康な長寿を誰もが望んでいる。