昨年暮れに行われた、恒例の「M1グランプリ」で、ダークホース的存在として初めて決勝に進出し、見事七人の審査員中、三人の評価を得て、堂々の準優勝に輝いた「スリムクラブ」という沖縄出身の漫才コンビが気になってしょうがないのである。
ご存知の方も多いなのだろうが、私自身は昨年暮れの「M1」で初めて知って、その虜になりそうなカルチャーショックと言ってもいいほどの型破りの漫才トークに魅せられて、決勝の二回目のライブを真剣にテレビで見ようと思った矢先に、なんと沖縄からの携帯電話への電話がかかってきたために、約4分間の決勝トークを聞き逃してしまったためである。
「スリムクラブ」は、よしもと所属のお笑いコンビで、NSC東京の8期生で、二人とも琉球大学在学中に知り合って、2005年2月に正式にコンビを結成したというから、まだ経験は数年と言うコンビなのだが、二人ともB型の180センチ以上ある大男なのにも関わらず、ゆっくりとした喋りとノリ、ツッコミも独特のリズムで、いつのまにか引き込まれてしまう様な不思議な魅力を持った漫才コンビであることは間違いない。
前田ではなく、真栄田(まえだ)賢と内間政成からなるコンビなのだが、「エンタの神様」というテレビ番組では結構話題になっていたコンビらしいのだが、真栄田がフランチェン役で内間が博士役というキャラクターで活躍していたらしいのである。
真栄田のフランチェンは、フランケンシュタインをモチーフに「ザ・タカシ」をアレンジして、丸いサングラスをかけて、内間の演ずる博士の指示を行おうとするのだが、いつもズレたことをして、つっこまれて、最後は頭や股間を強く打って思考停止となって「思考停止・・・パニッパニ、パニッパニ。パニパニパニック、パラッパニ、パニッパニ、バニパニクニッパ!」と踊りながら言って終わるらしい。最後は博士の「次回もお前の力を見せてくれるか?」の問いかけに対して、「いいよ~」と答えるのだが、声質上、「ええょ!」と聞こえるらしい。
とにかく真栄田は、琉球大学教育学部卒業で小、中、高の各教員免許状を取得していて、中、高は保健体育科の資格を持ち、特技はラグビーで高校時代に沖縄県選抜で国体に出場もしたことがあり、現在も市町村選抜としてと沖縄県の社会人ラグビー選手権には招待されるほどの実力の持ち主でもあり、体力的にも大柄な如何にもフランケンシュタインと言った感じで、内間の坊主頭とは対照的なぼさぼさ頭である。
M1グランプリの最終大会で辛うじて優勝した「笑い飯」にも勝ると言っていいほどの不気味な笑いを誘う、彼らの芸はほんまものなのかどうかは定かではないので、もう一度機会があればじっくりと彼らの漫才を聞いて見たいと思っているのだが、2010年のM1決勝戦で審査員を務めた宮迫博之は「ツッコミではなく、説得ですね」と言ったし、今田耕司は「最小の言葉数で決勝に出た」と評するほど、彼らの漫才中のネタでのセリフは少ない様である。
今後期待される新しいタイプの漫才コンビとして、沖縄出身の「スリムクラブ」に注目である。
ご存知の方も多いなのだろうが、私自身は昨年暮れの「M1」で初めて知って、その虜になりそうなカルチャーショックと言ってもいいほどの型破りの漫才トークに魅せられて、決勝の二回目のライブを真剣にテレビで見ようと思った矢先に、なんと沖縄からの携帯電話への電話がかかってきたために、約4分間の決勝トークを聞き逃してしまったためである。
「スリムクラブ」は、よしもと所属のお笑いコンビで、NSC東京の8期生で、二人とも琉球大学在学中に知り合って、2005年2月に正式にコンビを結成したというから、まだ経験は数年と言うコンビなのだが、二人ともB型の180センチ以上ある大男なのにも関わらず、ゆっくりとした喋りとノリ、ツッコミも独特のリズムで、いつのまにか引き込まれてしまう様な不思議な魅力を持った漫才コンビであることは間違いない。
前田ではなく、真栄田(まえだ)賢と内間政成からなるコンビなのだが、「エンタの神様」というテレビ番組では結構話題になっていたコンビらしいのだが、真栄田がフランチェン役で内間が博士役というキャラクターで活躍していたらしいのである。
真栄田のフランチェンは、フランケンシュタインをモチーフに「ザ・タカシ」をアレンジして、丸いサングラスをかけて、内間の演ずる博士の指示を行おうとするのだが、いつもズレたことをして、つっこまれて、最後は頭や股間を強く打って思考停止となって「思考停止・・・パニッパニ、パニッパニ。パニパニパニック、パラッパニ、パニッパニ、バニパニクニッパ!」と踊りながら言って終わるらしい。最後は博士の「次回もお前の力を見せてくれるか?」の問いかけに対して、「いいよ~」と答えるのだが、声質上、「ええょ!」と聞こえるらしい。
とにかく真栄田は、琉球大学教育学部卒業で小、中、高の各教員免許状を取得していて、中、高は保健体育科の資格を持ち、特技はラグビーで高校時代に沖縄県選抜で国体に出場もしたことがあり、現在も市町村選抜としてと沖縄県の社会人ラグビー選手権には招待されるほどの実力の持ち主でもあり、体力的にも大柄な如何にもフランケンシュタインと言った感じで、内間の坊主頭とは対照的なぼさぼさ頭である。
M1グランプリの最終大会で辛うじて優勝した「笑い飯」にも勝ると言っていいほどの不気味な笑いを誘う、彼らの芸はほんまものなのかどうかは定かではないので、もう一度機会があればじっくりと彼らの漫才を聞いて見たいと思っているのだが、2010年のM1決勝戦で審査員を務めた宮迫博之は「ツッコミではなく、説得ですね」と言ったし、今田耕司は「最小の言葉数で決勝に出た」と評するほど、彼らの漫才中のネタでのセリフは少ない様である。
今後期待される新しいタイプの漫才コンビとして、沖縄出身の「スリムクラブ」に注目である。