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社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

五輪報道はじめ、全ての報道にはフェミニズムが付きまとう

2010-02-16 20:49:48 | いじめ、DV

 巷ではバンクーバー五輪の話題が目白押しだ。しかしここにもフェミニズムの恣意的な報道姿勢が目立つ。例えばモーグル女子でメダルにあと一歩及ばなかった上村愛子選手の話題では、努力を称える論調などほとんどが好意的な報道だ。もしこれが男子選手だったら、本番に弱い、実力を出し切れないなど批判的な論調になっていただろう。

 また、宮城県石巻市で起きた3人殺傷事件では、交際相手の少年からのDVばかりを強調した報道に終始していた。だが少年と少女の間には既に子供がいることなど、事実上の家族であるはずだ。しかし少年だけを引き離して少女と子供だけを匿おうとした少女の家族の方針は決して円満な解決法とは言えない。何故なら、そもそもDV法を盾に女性が強気に出ることが逆に事態を悪化させた可能性は否めないからだ。まさにDV法が引き起こした事件と言えるのではないだろうか。大切なのは、暴力沙汰に至るまでの経緯を解明し、互いの主張を聞くなどしてトラブルの原因を突き止め、解決に努めるというのがあるべき姿だ。DV法はその理屈に適っていないのは言うまでもない。

 そんな中でも、亀井静香郵政改革・金融相が夫婦別姓や外国人参政権に関して改めて反対表明していることはせめてもの救いと言えるだろう。社会全体がフェミニズムに汚染された昨今では、世論調査などをしても若い女性などは夫婦別姓には女性差別の名残などと曲解し、安易に賛成してしまう。こうした考え方の不当性を説明出来るように我々も準備しておくことが必要だ。夫婦別姓の場合、鍵となるのは別姓により離婚し易い制度となり、結婚制度の形骸化を招き、家族解体へ繋がるということ、そして夫婦別姓に賛成しているのは高齢の独身女性などフェミニストが中心であるということなどを理由として説明すれば良いと思う。

 更に、郵便不正事件の村木厚子被告の公判も見逃せない。一貫して否認を続ける村木被告には、フェミニズムの権力があれば女は罪逃れが出来るという自信すら感じられる。


男性寄りに見えても実は女性中心の報道 --デートDVの男性被害--

2008-05-08 11:28:51 | いじめ、DV

 高校、大学男性の3割近くが交際相手の女性から暴力を受けていたことがある調査で明らかになった。暴力被害は女性だけという一方的な決め付けに一石を投じる結果ではあるのだが。

「デートDV」意外な真実 男の30%女性から暴力受ける 5月7日19時35分配信 J-CASTニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080507-00000003-jct-soci

 まずはニュースの表題が男、女性表記になっているのが滑稽だ。ここでは明らかに女が加害者、男性が被害者という構図なのだから、こんな表記がまかり通ること自体がやはりフェミニズム主導の報道だと言えるだろう。

 次に、ニュース記事では沖縄タイムスに掲載された女性の事例を紹介しているが、これも以前自分がDVの被害者だったから加害者になってしまったという趣旨の記事になっている。つまり、本を正せば原因は男性にあるとでも言いたげな内容だ。

(引用開始)
■暴力の被害者が逆に加害者になる
 沖縄タイムスの08年3月5日付けには、数時間にわたって殴られる「デートDV」を受けた女性(19)の記事が載っている。「デートDV」を受けた男と別れ、新しい恋人ができたときに、
 「自分がされたように相手をコントロールしようとしてしまった。気付かぬうちため込んだ怒りがふいに爆発したり、フラッシュバックを起こし苦しんだ」
 と、被害者が逆に加害者になる様子が書かれている。
(引用終了)

 更に、デートDVの命名者であるというある団体の代表の解説が掲載されているが、これもフェミニズム得意の、支配被支配関係を強調している。更にセックスと所有関係とをこじつけ、暗にセックスが悪であるかのような表現をしている。そして最後には、やはり深刻なのは女性被害であると結んでいる。

(引用開始)
 セックスすることによって、相手を自分の所有物のように思い、「支配」が始まるのだという。そして、相手を独占することが愛することだと勘違いし、「DV」だと気付かず、行為がエスカレートしていくことが多いのだという。
・・・中略・・・
女性と体格差がある男性に比べ、深刻なのはやはり暴力を受ける女性。
(引用終了)

 結論として、この記事はあたかも男性被害にも目を向けていると見せかけながら、実は暴力の根源は男にあり、女性は被害者であるということを巧みに表現しているだけで、何らフェミニズムからの脱却は見られないと言えるのではないだろうか。

 だいたい、DV加害女の全てが過去にDV被害者だったとは限らないし、暴力は肉体的なものだけではなく精神的なものもあり、むしろ言葉による暴力は男よりも女の方が攻撃性が強いとも言われている。

 そもそも、女の暴力などの攻撃性が増加したのは、何よりフェミニズムの影響ではないだろうか。女性の権利だけを強調し、不快なものは全てセクハラだの人権侵害だのと騒ぎ立てて男性をねじ伏せる。そうした女性の態度そのものがDVであるし、それを国家的に推進している男女共同参画そのものが暴力法律と言えるのではないだろうか。

 男女交際でも、友人との付き合いでも、必ず意見が分かれる時がある。その時には必ず妥協点を見出していくのが人間関係である。仮に支配という言葉を使うなら、自分の意には反しても、相手に合わせることによって関係を持続する場面は全て「支配」である。しかしそれはある時には立場が逆転する。つまり、お互いにある時は「支配者」となり、またある時は「被支配者」となることは実は普通の人間関係に過ぎないのであって、それを悪とするのなら、人付き合いそのものを絶つしか方法はない。

 しかし、ならば誰とも付き合わなければ良いのかとなるとそれが誤りなのは明らかである。非婚化による少子化が問題視されているが、結婚を求める男性は多いのに対し、それを拒絶する女性は多い。だが女性の拒絶行為は暴力にはならないのか。離婚でも同じだ。別れたいと思う女性の意識は最優先されるのか。それは相手男性に対する暴力ではないか。支配や被害という言葉を並べながら、実は実権を握っているのは女性だということは社会を注意深く見渡せばすぐわかる。

 フェミニズムとはそもそも支配思想である。自分を被害者と認定してもらうことによって、自分の欲求を相手に強制するという手法で権力を拡大していく。連中は全てが自分の思い通りになることだけをひたすら追い求める。そうした社会が女性の我侭を助長するだけだ。付き合いたい時だけ付き合って、要らなくなったら捨てる。まるで人を物のようにしか扱っていないのは何よりもフェミニズムなのだ。女性によるDVはそうした自己欲求が満たされないために引き起こされると考えるのが適切ではないだろうか。

 何れにせよ、社会の癌はフェミニズムであることはいうまでもない。

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世論の批判を避けた結果、曖昧な判決に --渋谷夫バラバラ殺人、歌織被告判決--

2008-04-28 22:27:52 | いじめ、DV

 渋谷の夫殺害バラバラ事件の三橋歌織被告に懲役15年の判決が下された(求刑は懲役20年)。この判決を重いと見るか軽いと見るかは意見が分かれる所だろうが、何か世論の批判が最も出にくいところに落ち着かせたという感がある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080428-00000908-san-soci

 国民から注目を集めたこの事件ではあるが、今回の懲役15年の判決に、「まあそんなもんだろう」と直感的に感じた人は結構多かったのではないだろうか。

 一時は無罪の可能性もあるという報道が流れた時には、何でもDV被害に結びつければ刑を軽くできるのかという声、短期精神病性障害という聞き慣れない病名に疑問を持つ声、犯行時は誰でも正常な精神状態とは考えにくいから、誰でも短期精神病性障害に当てはまってしまうだろうという声など、様々な意見が飛び交った。またそこまでフェミニズムの権力は強いのかという印象さえ受けた。それを考えれば、今回の判決は無罪にならなかっただけまだましだったと言えるかも知れない。

 但し、この判決では、心神喪失とする精神鑑定の結果を肯定しながら、それでも責任能力はあったとするなど矛盾を思わせる点や、歌織被告が祐輔さんから継続的にDVを受けていたことや祐輔さんが離婚に応じなかったことなど、同情の余地は相当あると判断したものの、そうした経緯は犯行を正当化しないと被告を諭すなど、論点が定まらない所謂「玉虫色」の部分があるように思える。

 事実関係についても疑問がある。特に祐輔さんが離婚に応じなかったというところなどは、歌織被告が離婚を自分に有利な形で進めたいと狙っていたことや、祐輔さんも離婚を考えていたことなどこれまでの報道とやや違う印象を受ける。

 精神鑑定の結果にも改めて疑問が感じられた。今日の夕方のフジ系のニュースで、事件後に歌織被告と電話で会話したという知人がインタビューに答えていたが、彼の話によれば、歌織被告との電話での会話の時には何も精神的におかしい点などは感じられず、心神喪失という鑑定結果を聞いた時にはやはり相当な違和感を感じたそうだ。

 だが、今回の一連の事件で注目すべきは、夫婦間殺人の刑事訴訟においてフェミ陣営がどこまで影響力を及ぼせたかということではないだろうか。加害者の妻がDV被害者であるという論理を作り上げ、それが犯行への引き金となった、しかし犯行時は心神喪失であり責任能力は問えない、よって無罪、これが連中の描いたシナリオだったのだろう。

 そしてその事例を利用して、妻が夫を殺害した場合でも夫からDVを受けていたと主張すれば限りなく無罪に近い判決を勝ち取れるという気運を定着させようということだと思う。当然その際のDVは次第に拡大解釈され、やがて妻が夫を殺害しても無罪という慣例が出来上がり、夫婦間における妻の絶対的地位を確保できることにも繋がる。

 つまり、夫婦は夫が実権を握り妻は従うだけの封建制度だと批判しているフェミニズムが、実はそっくりそのまま逆転させた力関係を目論んでいるに過ぎないのだ。ここにフェミニズムの主張する「男女平等の嘘」が垣間見える。

 フェミ陣営にとっては、今回の事件だけに拘る必要はない。少しずつ影響力を強めていけばいいと思っているのだろう。今回に関しては、弁護側、検察側双方の精神鑑定で心神喪失という結果を出させたというだけでも連中にとっては大きな戦果ではなかったろうか。

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緊急告知、DVシェルター運営人の講演会に抗議を!!

2008-01-13 12:02:02 | いじめ、DV

 フェミニストを講師とした自治体主催のDV講演会に関し、野牧雅子さんのサイトで抗議呼びかけが行なわれているので紹介します。

http://constanze.at.webry.info/200801/article_1.html

 是非皆さんも抗議のメール又は電話を致しましょう。連絡先はリンク先に記載があります。

尚、フェミナチを監視する掲示板などの情報によれば、講演会は中止となった模様です。
つくばみらい市のサイトにも中止のお知らせが載っています。
御協力下さった方々、ありがとうございました。

つくばみらい市
http://www.city.tsukubamirai.lg.jp/

(メール文例)
平成20年1月20日(日)に開催される平川和子氏の講演会に強く抗議します。

夫婦間のいざこざを全て暴力と見なし、男性を加害者と決め付けて離婚を推進するDV政策は、
家族破壊並びに結婚制度の破壊であり、到底許されるものではありません。
こうした偏見思想に基づくDV講演会の開催に強く抗議致します。

○○県○○市 ○○歳 男/女

(宛先)
https://www.city.tsukubamirai.lg.jp/mail/mail.htm
h01-koutyou@city.tsukubamirai.lg.jp

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男性から女性への「思いやり」だけを強調する活動 --デートDV講演--

2007-12-25 14:51:57 | いじめ、DV

 巷ではクリスマス。多くの恋人同士が楽しい一時を過ごしたことだろう。だが、楽しんでいる人ばかりではない。フェミニズムにより女性の心が破壊されている現状で、恋愛関係を築くことすら出来ない恋愛難民の男性が数多く存在する。しかも彼らに対する世間の評価は冷たく、女性との触れ合い方が下手糞だから彼女を作ることが出来ないのだといった一方的な論調だけがまかり通っている。

 因みに、昨年の同時期のブログ記事の中で興味深いものがある。

クリスマスは苦しみます ~♪むなし、この夜~
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/3c31703deb2aa78d113f6d8fd80586fe

 この中で、スーパーの店員に告白したが冷淡な態度を取られたという男性の話は、先日起きた佐世保の銃乱射事件と重なる部分があるように思う。不特定多数の人を相手にする仕事に就いている人の場合、お客から好意を持たれることは決して珍しくない。事件にはならなくとも、佐世保の事件のように、多くは女性が男性に対し冷淡な態度を取ったために女性が恨まれるというケースは至る所でおきていると考えて差し支えないだろう。しかし、そんな時こそ求められるのが、相手を思いやる気持ちなのではないだろうか。

 次に、デートDVと題する記事が中日新聞に掲載されたので紹介したい。クリスマスに照準を合わせて掲載されたのだろうか。

【暮らし】ストップ!デートDV 支配は愛じゃない <下>広がる防止教育
2007年12月23日
http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2007122302074421.html
【暮らし】ストップ!デートDV 支配は愛じゃない <上>暴力と気付いて
2007年12月16日
http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2007121602072545.html

 何れも、男性が女性を暴力で支配しているといったフェミニズム特有の偏向記事であるのだが、中でも、「娘に家事を手伝わせても息子にはさせない」、「妻には自分を立ててほしい」、「暴力を振るわれる側にも理由がある」など女性側に嫌悪感を煽るような設問で、参加者をフェミニズムの女性優位論に誘導しようという戦略が見て取れる。これではまるで霊感商法などと仕組みは全く同じだ。しかも、こうしたセミナーを全国の学校に入り込んで開催し、成長過程の生徒達を洗脳しようというのだから始末が悪い。

 連中の矛盾点は、全て暴力を行なった者が悪いと言いながらも、渋谷の夫バラバラ殺人などのように女性が加害者となった事件などでは、手の裏を返したように女性擁護をするところにある。本ブログ前記事でのコメント欄にも女性の暴力は正当化するような投稿がなされるなど、まさにフェミニズムはダブルスタンダードどころかマルチスタンダードと言えるだろう。

 また、連中は何かと「相手を思いやる気持ち」を強調する。しかしそれは男性から女性への場合だけで、女性から男性に対しては主張しない。自治体などのDV相談では男性の受けた暴力は一切取り扱わない点を考えても、如何にフェミニズムのDV政策が不当なものかを物語っている。

 その時都合で、自分勝手な主張だけを女性が男性に強引に押し付けて、それに男性が反発すれば何でもDVだのセクハラだの思いやりに欠けるなどと言って女性の思い通りを実現させようとする。そんなフェミニズムの姿勢こそ女性が男性を権力支配する構図であり、最も卑劣なDV行為と言えるのではないだろうか。

 またこうした不道徳な活動により、女性がより我侭になり、恋愛や結婚がより困難なものとなってしまうのだ。それは女性は勿論男性の心も破壊し、社会のあらゆる紛争を誘発し、犯罪社会をもたらし、更には戦争社会へと国家を導いてしまうのだ。

*** お知らせ ***
 本記事を以って、今年の最終記事と致します。皆様今年一年間本ブログにお付き合い下さいましてありがとうございました。尚、来年の開始時期や運営形態につきましては現在検討中でございます。

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安易な対症療法ではなく、根本の原因を究明せよ --いじめ認知件数調査--

2007-11-16 13:33:36 | いじめ、DV

 全国の学校での06年度のいじめ件数が12万5000件に上ることが文科省の調査で判明した。また、自殺した生徒は171人で、そのうち6人はいじめが一因だという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071116-00000096-san-soci

 今回のいじめ調査では、いじめの定義変更や、対象とする学校を拡大するなど調査方法が変更されたため、前回調査より認知件数が6倍に増えた。但し、都道府県毎の件数にばらつきがあるなど、課題は多い。

 だが、それより問題なのは、何を「いじめ」と判断するかその判断基準と、いじめに対する学校や保護者の対応と、更に家庭環境などいじめが発生する背景と、それらに対する対策が一貫してないことではないだろうか。

 文科省は06年度からいじめの定義として「一定の人間関係のある者から、心理的・物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」としている。しかしこれは非常に抽象的な定義である。

 いじめが発生するきっかけというのは、非常に些細なことがほとんどだと思われる。それを放置するうちにいじめへと発展し、更に深刻になってしまう。大切なのは些細なことをいかにして教師が発見し、改善するなどいじめを未然に防止することではないだろうか。

 家庭での親の役割も欠かせない。普段から子供と接していれば、子供の小さな変化にも気付くはずだ。共働きの増加などで子供のことはよくわからないという親が増えていることが、いじめに気付かず放置する背景として考えられるのではないだろうか。親の役割というのは、いじめる子、いじめられる子、双方にとって重要なのだ。

 更に、親のリストラや離婚など家庭不和が多くの家庭で起きていることや、学校でのフェミニズム教育などが子供達の心を蝕み孤立化させ、ストレスとなっている背景がある。

 いじめの発端となる些細な原因の中には、いじめる子、いじめられる子双方の意識のずれがあるはずだ。そこを解決していくことが大切なのだ。いじめというのはDVなどの暴力と同じで、時系列的なやりとりの一部を切り取ったに過ぎない。それは前記事のDV関連の論考でも示した通りだ。

 そうした現状を踏まえていじめ問題に取り組む必要がある。従って、重要なことは、安易に加害者、被害者という二分化をしないことだと思う。何故なら安易な分類はフェミニズムのDV対策と全く同じになってしまうからだ。それではいじめ当事者の家庭環境の問題などを疎かにしてしまうばかりか、逆に被害者権力を助長させてしまう可能性もあるからだ。

 このように考えると、いじめもDVと全く同じ構図と考えられるのではないだろうか。従って、対策は勿論必要ではあるが、それを逆手に取って、本来いじめる側の者があたかもいじめられているかのように装い、相手を制裁してもらう手段として悪用されるという逆転現象も起きかねない。

 フェミニズムは、全ての国家政策に横断的に影響を及ぼしている。特にいじめ問題などは、フェミニズムに付け入られ易い。以前にも、学校でフェミ教育を取り入れたらいじめが減ったなどということを田嶋陽子がTVタックルで主張していた。具体的にどんなことかは私の記憶にないが、少なくともフェミニズムはいじめの原因にはなり得ても、解決策にはなり得ない。

 今後のいじめ調査や、その原因と対策にしても、例えば女子生徒の被害数を誇張したり、家庭での母親育児の必要性を敢えて主張しないなど、権力的なバイアスを見破るような見方が必要になるだろう。

<ご案内>
・NPO法人「家族の絆を守る会」講演会が11/19に行われます。
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/95851079bfa1758de38590179cdbf398

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DV冤罪、その実態とは、対処法はあるのか。

2007-09-12 11:24:08 | いじめ、DV

 DV冤罪に関しては以前から言われている事ではあるが、その実態を知ることはなかなか難しい。だが今回紹介するサイトでは多少なりともその実態の深刻さがわかると思う。

・DVに関するデータ 5 DV冤罪編 1
http://blogs.yahoo.co.jp/oninomehassingo/20092273.html
・DVに関するデータ 6 DV冤罪編 2
http://blogs.yahoo.co.jp/oninomehassingo/20203540.html
(「鬼ノ目発進号の書斎☆~男性への差別行為を根絶せよ~☆」より。
このサイトも「にほん村ブログランキング」に参加しています。)

 詳細はそのサイトを見て頂きたいのだが、注目すべき点は、ありもしない暴力を妻がでっちあげ、実際に夫から慰謝料を奪うというケースが発生していること、また実際に嘘のDV訴訟で勝訴してしまった女性からも、法のありかたに「こんなんでいいの」と疑問を呈していること、またDV冤罪や妻から夫へのDVに関して言及しているサイトが思想チェックされているらしいこと、ざっとこんな程度である。

 DVが家族解体の道具としてフェミニズムが仕掛けた罠であることは至る所で指摘されていることであるが、そのような法律でも、悪用する女性がいなければ機能しない。ところが実際には悪用が至るところで起きているのが現状だ。もっとも、全て悪用が成功するかというとそうでもないらしく、嘘がばれて逆に妻が慰謝料を支払う羽目になるケースもあるようだが。

 何れにせよ面倒なことに巻き込まれないのが一番いい。そのためには、フェミニズムを批判する一方で、女性はそれだけ権力を握っているという前提で付き合っていくことも考えなければいけないだろう。互いに信頼出来る相手を結婚相手として選ぶことが大切であるのは言うまでもない。だがそうした「大和撫子」が今時存在するかというと疑問は残る。何故なら、フェミニズムは大和撫子撲滅運動だからだ。

<参考>DV防止法犠牲家族支援の会
http://www5f.biglobe.ne.jp/~constanze/nomarin258.html


*** ブログランキングに関する私見 ***
 ブログランキングに関しては、誰しも自分のブログや自分の支持するブログの順位を上げたいというのが心理であろう。そのため、自分と接近した順位のブログのバナーをあえてクリックしないなどの事態は日常的に起きていると思われる。

 しかし、こうした政治社会問題を扱うブログに関しては、自分のブログのみならず、関連するブログと連携を図ることにより、共同で読者層を開拓しアクセスを伸ばしていくといった、全体的な底上げが大切なのではないかと思っている。

 今後も、相互リンクを増やすなどして他サイトとの連携を強化していきたいと思う。

(ランキングにご協力下さい。このリンク先にも関連サイト多数。)


解釈次第で幾らでも人を攻撃出来る社会 --久間発言辞任劇はいじめの温床に--

2007-07-04 16:25:54 | いじめ、DV

久間防衛相が辞任 「しょうがない」発言で引責 (朝日新聞) - goo ニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070704-00000030-mai-pol

 久間防衛相の原爆に関する「しょうがない」発言が波紋を呼び、ついに辞任にまで追い込まれた。だが、この一連の動きこそ現代の社会病理を反映していると思うのは私だけだろうか。

 今回の騒動は、以前の柳沢厚労相の「産む機械」発言と全く同じ構図だと思う。両者とも、野党やマスコミなど安倍政権に対する反対勢力が言葉を敢えて悪く解釈し、それを基に世論を煽り、あらゆる勢力を見方に付けて安倍政権の支持率低下を狙うというものだ。特に今回の場合は参院選を控えているだけに、反対勢力は大きな成果と捉えているだろう。

 だが、こうした言葉の揚げ足取りだけで人を悪者扱いし、社会的印象を悪くしようというやり口は、小中学校などで横行している「いじめ」や、女性が自分の嫌いな男性に対しセクハラの言いがかりをつけるなどというのと全く同じではないたろうか。

 久間氏は、原爆を歴史的事実として解釈しているに過ぎない。決して原爆を正義と解釈しているわけではないのだ。柳沢氏も、比喩表現として機械という概念を用いただけだ。決して女性を機械だと思っているわけではない。

 そうした彼らの真意というものを全く度外視して、受け手側の勝手な解釈で相手を攻撃するなどというのは、誰かが自分の方を振り向いたのを、相手に顔を睨み付けられたと勝手に解釈して、「がん付けやがって」と暴力をふるう不良学生と何ら変りはないではないか。まさに集団いじめである。

 学校でのいじめや、自己中心的な女性が男性を弾圧する社会が当たり前のように起きている現代社会、しかしそれら社会病理の根本にはこうした国家規模でのいじめ行為が存在するからだということを忘れてはならない。そして国家規模での行動が可能なマスコミや各種勢力はフェミニズムが実権を握っているというのは言うまでもない。


女性から男性へのDVは認定されるのか

2007-02-26 13:27:17 | いじめ、DV

妻が夫に暴力「逆DV」道内激増 道、男性の一時保護検討 昨年相談最多42件(北海道新聞) - goo ニュース

詳細はこちらをご覧下さい。

「男性差別」認知の動きは拡大されるのか?
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/a62a131d9d99d64575a26316834f48ed


「男性差別」認知の動きは拡大されるのか?

2007-02-26 12:47:00 | いじめ、DV

独司教が「産む機械」発言 政府の保育所増設計画批判(共同通信) - goo ニュース

 ドイツでも、「産む機械」論争が起きているそうだ。しかし日本と違うのは、あちらの発言者は謝罪も撤回もしていないという点だ。

 日本では、マスコミや女性団体が騒げば必ず謝罪をするのが当然のようになっている。しかしこれではガキ大将のいじめに屈しているのと同じだ。

 ネット上や新聞の投稿欄でも、例の柳沢発言については、単なるものの例えであるとか、そこまで騒ぐほどのことなのかといった、過剰反応に疑問を呈する声も徐々に目立つようになってきた。

 特に、日経BPのサイトでは「産む機械」を「亭主元気で留守がいい」や「濡れ落ち葉」など過去の男性差別的な表現と比較して今回の騒ぎ方を批判している。(*1)

(*1)数字で見る男と女の働き方【第2回】語られざる男性差別
男性に“職業選択の自由”はあるのか
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20070220/119382/?P=1

 更に、北海道では男性のDV被害についても取り上げているという地元紙の報道もあり(*2)、これまで専ら女性のみを被害者としてきた男女共同参画の動きに変化の兆しも見られる。

(*2)妻が夫に暴力「逆DV」道内激増、
男性の一時保護検討、昨年相談最多42件
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20070225&j=0022&k=200702258136

妻が夫に暴力「逆DV」道内激増 道、男性の一時保護検討 昨年相談最多42件(北海道新聞) - goo ニュース

 但し、これらの動きを社会正常化の流れと見るのは早計だと思う。例えば日経BPのサイトで言及されている雇用の男性差別にしても、まだそれを是正する法律は存在しないし、また北海道のDVにしても、「逆DV」と表現してDVの既定値を男→女としている点など、改善の動きの中にも問題点はある。

 特にDVに関して、あるフェミ系女性団体では、海外の事例で女性が加害者として訴えられるケースに懸念を示し、女性が「定義権の奪回」をすべきという趣旨の意見を主張している。これは女性に決定権を与えるべきという女性権力の主張そのままである。

 従って、女→男のDV認知など男性差別に関しては様々な女性権力が今後新たな抵抗を見せるのは必然的と言えよう。