おかあちゃん牧師の日記

新船橋キリスト教会の牧師です!
日々の生活のこと、教会のこと、
家族のことなどを書いています!

神のわざが現れる

2020-02-29 21:05:08 | 信仰 聖書
先週木曜日のチャペル
ヨハネ9:1~5から、
廣瀬理事長のメッセージでした。

この世には災いがある。
生まれたときから目が見えないこの人がまさにその人。
この人が生まれたときに親はどう思ったか。
目の見えない子がそれを自覚するようになったとき、
その子は何を思い、感じたか。
どうしてこの世には苦しみがあるのか。
なぜこんな目に合うのか…。
それは全人類の永遠の問い。

弟子たちはイエスさまに問う。
世界は神の支配にある。
だったらこの人に起こっている悪いことも神の支配の内。
そして、神はよいことしかなさらない。
だとするとこの悪いことの原因は何か。
それはこの人の罪か。
それとも両親か。

男性の痛みに寄り添うことなく、
腕組みして議論する弟子たち。

もしこの人の罪が原因だと言えば、
この人は、自分を否定し、
自分が悪いんだから仕方ないと
生きて行かなければならない。
もし両親だと答えれば、
両親は責任を感じ、
この人は両親を責めながら生きていく。

しかしイエスさまの答えは、どちらでもなかった。
「原因は、この人の罪でも両親の罪でもない」と。
では、苦難の責任は神にあるのか?

「この人を通して神のわざが現れるためです!」
苦しみの原因を過去に求める弟子たち。
そこには救いも生きるための力も解放もない。

しかしイエスさまは未来を指し示す。
さあ、神を見上げなさい。
未来にこそ苦しみの目的がある。
だから神を見上げ、前を見なさい。
そこに神のわざが現れるから。

神のわざとは何か。
目が見えるようになったことか。
そうではない。
心の目が開かれてイエスさまが見えるようになったこと。
人の最大の苦難は、イエスさまが見えないこと。
それが生まれながらの私たち。

しかし目が開かれた私たちは、
目をイエスさまに向け、
神が私たちに何をしてくださるか見ることができる!
神はすでに準備がある。

さて、目が開かれたこの人は何を見たか。
1、この世界の姿、
 それはひどいものだった。
 目が見えるようになったこの人に、
 だれもおめでとうも言ってくれない。
 実質破門されてしまう。
2、イエスさま
 いやされた後もずっとフォローしてくれた。
 そして「人の子を信じるか」と信仰告白を促す。
3、救いが必要な自分の姿
 
苦しみの中でもイエスが見えればそれで十分。
神のわざとは何か。
神が私たちを見出し、目を開き、救ってくださったこと。
神と共に生きる永遠の世界を与えられたこと。
そして神のみわざが
こんな自分を通して顕されるようになったこと。

ハレルヤ!
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