毎日のできごとの反省

 毎日、見たこと、聞いたこと、考えたこと、好きなことを書きます。
歴史、政治、プラモ、イラストなどです。

安倍首相よお前もか

2007-05-13 17:16:08 | 政治

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 支那大陸は4000年の歴史があると思っている方は是非上のサイトを見て下さい。あなたは間違っていると分かります。また朝日新聞は反権力の新聞だと思っている方へ、朝日新聞は強きを助け、弱気をくじく正義の新聞だと納得します。芸術は役に立たないものが最良だと考えている方へ、役に立たないものは芸術と呼ぶに値しないと理解していただけます。

さて以下が本文です。

なぜ騒がない安倍首相の榊の奉納

 安倍首相が靖国神社に榊を奉納したと報道されている。靖国神社関連であれば何でも大騒ぎするのが、わがマスコミ、中共政府、韓国である。ところが今回は通り一遍の批判で盛り上がらない。いつもは日本のマスコミ、ことに朝日新聞やNHKが中共政府よ批判して下さいと音頭をとる。

 ところが今回は何も盛り上がらない。これは八百長である。安倍首相は中共政府に、靖国神社を参拝しない替わりに、せめて支持者の顔をたてるために、榊の奉納くらいさせて下さいとお願いする。

 おおよろし、しかし通り一遍の批判くらいはしまっせと中共政府は答える。中共政府の批判が本腰ではないと見抜いた忠実な犬たる、朝日、NHKは今回は本気で批判してはならぬのだと賢くも悟るのである。そこで今回の八百長成立。

 だが安倍首相に言う。たとえ中共政府が喜んだところで、朝日NHKは安倍支持にまわりはしない。野党や国民で反安倍の勢力も支持にはまわらない。しかし安倍首相が靖国神社参拝をやめれば、私のごとき声無き多くの支持者は反対にまわる。

 かくして安倍首相の支持者は減るだけだ。信念を曲げずに支持者が減るのは政治家の真骨頂である。しかし信念を曲げて支持者を減らすのは、政治家として最悪である。

 小泉首相が靖国神社を参拝しなかったために、首脳会談ができずに日中関係が悪化したと多くの批判があった。だがその間に日本の経済は回復して、最長の好況を楽しんだ。日中関係の悪化は何の不利益ももたらしていない。

 首脳会談を開くのは仲良くするためだと日本の外務省は心得ている。国家は小学校ではない。外交は仲良くするためのものではない。首脳会談は国益を増進させるためのものである。

 しからば安倍首相は首脳会談で何を得たか。尖閣諸島の問題は何の進展も無い。不法な日本の経済水域での中共の資源開発は止まらない。首脳会談は単に日中が仲良くするという雰囲気を作ったのに過ぎないなら功罪はない。

 だが、硬派と見られていた安倍首相は、実は圧力をかけさえすれば、信念たる靖国神社参拝をも止めると言う根性なしであることを世界にさらしてしまった。今後の外交的不利益を国民は覚悟すべきである。