![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/26/b875e9eea80d79ae949088788ee8747f.jpg)
以前から予告されていたニューヨークのサックス奏者クリス・ピッツィオコスの来日スケジュールが発表された。ヒカシュー、吉田達也、大友良英、広瀬淳二、JOJO広重、スガダイローといった日本の先鋭的ミュージシャンとの共演を含み、13日間で13公演という過密スケジュール。ピッツィオコスへの注目度の高さが伺える。各公演でソロ演奏も行う予定だという。最新ソロアルバム『Valentine's Day』で見せた新たなサクソフォン独演の形を披露してくれることだろう。
CHRIS PITSIOKOS JAPAN TOUR September 2017
solo shows, performances with Hikashu, Tatsuya Yoshida, and Otomo Yoshihide
9月17日(日) 東京 Jazz Art せんがわ 2017
ヒカシュー×クリス・ピッツィオコス
ヒカシュー[巻上公一(Vo,Theremin,Cornet)、三田超人(G)、坂出雅海(B)、清水一登(Pf,Synth,B-Cl)、佐藤正治(Ds)]
Chris Pitsiokos クリス・ピッツィオコス(sax)
19:30 - 21:00
1Stageチケット(1公演) 一般3,000円、市民2,700円、学生1,500円
1Dayパス(1日通し券) 6,800円
2Dayパス(2日通し券) 12,500円
フリーパス(全ての公演) 18,000円 ※限定20枚
ニューヨークでここ数年で頭角を現したサックス奏者のクリス・ピッツィオコスは、初来日。とてもサックスとは思えない音が超ハイスピードで連射されます。そんな彼のソロとヒカシューとのコラボレーション。これは刺激的な組み合わせになるはずです。すでにヒカシューの秋の新作アルバム『あんぐり』の録音にクリスが参加するなど、交流ははじまっていて、息もぴったり。(巻上公一)
9月18日(月) 静岡 FREAKYSHOW
クリス・ピッツィオコス(as) + 吉田達也(ds)
9月19日(火) 名古屋 なんや
Sax Ruins: 小埜涼子(as) 吉田達也(ds)
クリス・ピッツオコス(as)
開場18:30 開演19:30
9月20日(水) 大阪 Studio T-BONE
クリス・ピッツィオコス(as) + 吉田達也(ds)
9月21日(木) 和歌山 MOMENTS
クリス・ピッツィオコス(as) + 吉田達也(ds)
9月22日(金) 高松 TOO NICE
クリス・ピッツィオコス(as) + 吉田達也(ds)
9月23日(土) 愛媛 松山 音溶
クリス・ピッツィオコス(as) + 吉田達也(ds)
9月24日(日) 広島 福山 BOOM BOOM BAR
クリス・ピッツィオコス(as) + 吉田達也(ds)
9月25日(月) 兵庫 神戸 BIG APPLE
クリス・ピッツィオコス(as) + 吉田達也(ds)
9月26日(火) 札幌 PROVO
大友良英スペシャル3days
・Filament:大友良英 (ギター)、Sachiko M (サインウェーブ)
・大友良英 (ギター) × 山崎比呂志 (ドラムス)
・大友良英 (ギター) × クリス・ピッツィオコス (Chris Pitsiokos:サックス)
・大友良英 × Sachiko M × 山崎比呂志 × クリス・ピッツィオコス
開演20:00(開場19:30)
3,000円(当日、会場受付でSIAF2017パスポート提示された場合は2,000円)
9月27日(水) 札幌 くう COO
大友良英スペシャル3days
・クリス・ピッツィオコス (Chris Pitsiokos:サックス)
・ショロー倶楽部:大友良英 (ギター)、不破大輔 (ベース)、芳垣安洋 (ドラムス)
開演20:00(開場19:30)
3,000円(当日、会場受付でSIAF2017パスポート提示された場合は2,000円)
9月28日(木) 千葉 稲毛 CANDY
クリス・ピッツィオコス(as) + 吉田達也(ds)
9月29日(金) 東京 千駄木 Bar Isshee
クリス・ピッツィオコス(as) SOLO
9月30日(土) 東京 秋葉原 Club Goodman
<CHRIS PITSIOKOS JAPAN TOUR>
クリス・ピッツィオコス 吉田達也 広瀬淳二 JOJO広重 スガダイロー
開場 19:00 / 開演 19:30
予約 ¥3,000/当日¥3,300(+1drink)
Chris Pitsiokos solo @ The Stone 11-25-16 1/3
進化する
音楽の今
体験する
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/47/c0ef54ae167855308ad254b81c113809.jpg)
BIOGRAPHY
●活性化するニューヨーク即興シーンから登場したハードコア・ジャズの彗星、クリス・ピッツィオコス
古くは60年代「ジャズの10月革命」以来、アヴァンギャルド精神が現代まで継承されるニューヨークに彗星のように現れた若きアルト・サックス奏者クリス・ピッツィオコス。高校時代にクラッシック・サックスの第一人者フレデリック・ヘムケに師事し高度な演奏テクニックを身につけ、コロンビア大学時代に前衛ジャズと電子音楽に傾倒。2012年大学卒業と同時にブルックリンの即興シーンに登場。ノイズと同質のノンブレス奏法の高速タンギングで数多くの前衛ミュージシャンと対等に渡り合い、ソロ、デュオ、トリオで完全即興作品をリリース。一方では様々な音楽要素を融合し既存の枠組に捕われない作曲能力を発揮、「Chris Pitsiokos Quartet」「Chris Pitsiokos Trio」「CP Unit」といったリーダー・グループを率いて、作曲と即興、そしてジャンルの境界を超えた新たな音楽領域に挑戦している。2016年11月にはジョン・ゾーンが経営するニューヨークの伝説的ライヴハウス”The Stone”で1週間のレジデンシー・コンサートを行った。活動範囲はアメリカに留まらず、2度に亘るヨーロッパ・ツアーで現地のミュージシャンと共演している。
ジャズ、フリー・ミュージック、パンク/ハードコア、ノー・ウェイヴ、ノイズ、エレクトロニック・ミュージック、現代音楽といった幅広い音楽性を含有し、高度な作曲能力と驚異的な演奏テクニックでサックス一本で世界中の音楽シーンと交歓するピッツィオコスこそ、21世紀アヴァンギャルド・ミュージックの台風の目と言えるだろう。
DISCOGRAPHY
Weasel Walter & Chris Pitsiokos – Unplanned Obsolescence (ugEXPLODE 2012)
: Weasel Walter (ds), Chris Pitsiokos (as, electronics)
Chris Pitsiokos, Weasel Walter & Ron Anderson – Maximalism (Eleatic Records 2013)
: Chris Pitsiokos (as, electronics), Weasel Walter (ds), Ron Anderson (g)
Chris Pitsiokos – Oblivion/Ecstasy (Self Release 2015)
Chris Pitsiokos & Philip White – Paroxysm (Carrier Records 2015)
: Chris Pitsiokos (as) , Philip White (electronics)
Weasel Walter & Chris Pitsiokos – Drawn And Quartered (One Hand Records 2015)
: Weasel Walter (ds), Chris Pitsiokos (as)
Chris Pitsiokos Trio – Gordian Twine (New Atlantis Records 2015)
: Chris Pitsiokos (as), Kevin Shea (ds), Max Johnson (b)
Chris Pitsiokos Quartet – One Eye With A Microscope Attached (Eleatic Records 2016)
: Chris Pitsiokos (as), Andrew Smiley (g), Henry Fraser (b), Jason Nazary (ds)– drums
Protean Reality – Protean Reality (Clean Feed 2016)
: Chris Pitsiokos (as), Noah Punkt (b), Philipp Scholz (ds)
CP Unit – Before The Heat Death (Clean Feed 2017)
: Chris Pitsiokos (as), Brandon Seabrook (g), Tim Dahl (b), Weasel Walter (ds)
Chris Pitsiokos - Valentine's Day (Self Release Digital 2017)