5月18日(水)に、「枕草子を読む会」の皆さまと
国立新美術館で開催されている
《ミュシャと草間彌生展》に行ってきました。
私は、9時50分に美術館に到着。
ミュシャ展の前で友だちと10時に待ち合わせる
ことになっていましたが、それどころではなくなりました。
すでに長蛇の列ができていて、友達はどこへやら…。
結局、携帯で連絡を取り合って、
バラバラに絵の鑑賞をすることになりました。
既に前売券を買っていたので、
すぐに入場するための列に並ぶ事ができました。
前売券を購入して下さったTAさん、有難うございます。
けれども、入場制限をしていましたので、
30分位待ってやっと会場に入れました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hekomu.gif)
これでも早い方でしたよ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_acha.gif)
ヤレヤレ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/38/7f80ea3c06eb70b7c852a0201bf2a819.jpg)
ミュシャ展ちらしです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/f3/bc5591418ff4c3dc1448eb873f07e432.jpg)
美術館2Fの、ミュシャ展会場入り口で並ぶ人々。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/13/31ab0bfe8fff9aa9ddd6c60de7cf72cc.jpg)
美術館の外で入場券を求める人々の列。
ミュシャ展は、作品が大きいので、
人が多くても充分鑑賞できました。
パソコンで前もって作品の詳細を
調べて行きましたのでよかったです。
一部屋だけ、写真撮影ができる部屋がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/b6/a0e41a2a82d97628f4197b77c6e04338.jpg)
こんな具合です。
ミュシャの『スラヴ叙事詩』は、他国の支配を受け続けた
チェコの苦悩の歴史が描かれています。
描かれている人物のこちらを見つめる眼が、
支配の苦悩を物語っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/7a/81283efcf42acfc6c3b86161dab9eb29.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/61/99855cac6c0cf263e5bd5c9fcb1e36d5.jpg)
こちらは、盲目の老人に本を読んでやっている少年を
描いています。この少年は、ミュシャの少年時代の肖像だそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/af/3c648895c14de09949a0d0c6ecc052e8.jpg)
こちらは、『スラヴ菩提樹の下で宣誓する青年たち』という
題名の絵です。この絵は、19世紀から20世紀初頭の
チェコを描いています。
この絵の宣誓する青年たちの顔が描かれていません。
人物の特定をミュシャが避けたと考えられています。
ですが、前の方に描かれている少年少女は、
顔がはっきり書かれています。
左下のハーブを弾く少女は、ミュシャの娘ヤロスラヴァを
モデルにしているそうです。
右側の少年は、息子のイジーがモデルだそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/6b/c3dfa4f6b06dd2efc5729a8832cbfd51.jpg)
最後に飾られている絵は、『スラヴ賛歌』という題名が
付けられています。
『スラブ叙事詩』は、壮大なスラブの歴史を描いています。
とても一口には説明できません。
アールヌーボーの絵の作者であるミュシャとは
違う側面を見せてくれました。
最後の部屋では、ミュシャのポスターが展示されていました。
手持ちの切手が少々ありますので、
展示されていたポスターを切手で紹介します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/9b/96be42d83f07752e0786d12e67c2bd7e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/a9/7cbd2887ff4042debc805aff87b22bb7.jpg)
こちらは、ミュシャの肖像と、
チェコの一番切手『プラハ城』を表わしています。
プラハ城の切手が全部揃って展示されていました。
私は、本物のプラハ城の切手は持っていません。
せめて上記の「切手の中のプラハ城」の切手を
眺めてなぐさめて居ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/36/0d3e4978d2661caf765473eede21e99d.jpg)
こちらは、ミュシャの『黄道十二宮』を切手にしたものです。
ミュシャ生誕150周年記念に発行された切手のFDCです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/fe/b9f76fd9c7ba86c867b0516b41daa450.jpg)
こちらは、女優サラ・ベルナールの依頼で
ミュシャが描いた『ジスモンダ』のポスターを切手にしたものです。
このポスターでミュシャは名声を博しました。
また、サラ・ベルナールが扮したギリシャ悲劇メディアを
描いたポスターも展示されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/ce/904c36021eccd94adc1500a171713cf6.jpg)
この時に、サラ・ベルナールが付けていた
蛇のブレスレットと指輪も展示されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/f1/87984adc90b36fee3f0b51ccf312e291.jpg)
ポスターの腕の部分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/9e/5b2043ef7c53fded5d0ebdb450a2d3c0.jpg)
ブレスレットと指輪です。
これもミュシャがデザインしたものです。
本物は、本当に美しかった。
最後にグッズ売り場で買い物をしようと思いましたが、
これまたレジに長蛇の列ができていて、
時間がかかりそうなので、
お買い物は止めました。
出口でお友達4人と出会ってランチにしました。
六本木の東京ミッドタウン「酢重ダイニング六角」で
和風・味噌味カツランチを頂きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/44/be87678dc62db3ec2e324dcb932c5ea0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/d1/53512d2ff30c5c10389ac4bd1fd23aa4.jpg)
ボリュームいっぱい。
力をつけて、これから《草間彌生展》に挑戦です。
そちらも、ものすごく混んでいた。
明日、ブログにアップします。