ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

アオバズク

2016年01月21日 | 動物:鳥

 ほぅほぅの主

 4月11日の深夜、「ほぅほぅ、ほぅほぅ、ほぅほぅ」と鳴く声が聞こえた。窓を開けて外を覗いたが、暗闇には何も見えなかった。声は断続的に続いていた。アパートからすぐ近くにある小学校の方から聞こえる。しだいに遠ざかっているようで、声はだんだん小さくなっていき、声に気付いてから10分も経つと、聞こえなくなった。
 「ほぅほぅ、ほぅほぅ」という鳴き声を生で聞いた記憶が私には無い。聞いた経験は無いけれど、テレビで観たり、話で聞いたり、本で読んだりした経験から、それはおそらくフクロウの類であろうと想像はできた。しかしながら「こんな所にフクロウ?」と不思議に思った。何故なら、「森のフクロウ」というくらいだから、フクロウは森の住人だと認識していたから。けれど、「ほぅほぅ、ほぅほぅ」は確かに聞こえた。

  『沖縄の野鳥』を調べると、「ほぅほぅ、ほぅほぅ」と鳴くフクロウの類が1種だけあった。アオバズクという。私が聞いた声の主はきっとこいつに違いない。「沖縄では留鳥で年中見られる」、「ホウホウ、ホウホウと低い声で鳴く」、「平地や山地の森林に生息する」といった説明が、私の聞いた「ほぅほぅ、ほぅほぅ」の条件に合う。すぐ近くにある小学校の庭は森林とは言えないが、徒歩30分圏内に弁が岳公園、末吉公園といった十分に森林と呼べる場所がある。いずれかに住んでいる1羽のアオバズクが、4月11日の深夜、「ちょいといつもと違う所を散策してみっか」と思ったに違いない。
 「ほぅほぅ、ほぅほぅ」はそれから数日後の未明にも聞こえた。図鑑のアオバズクはまん丸目玉のひょうきんな顔をしている。「ほぅほぅ、ほぅほぅ」を聞きながら「会いたいなぁ」と思ったが、夜の弁が岳公園、または末吉公園に行く気はしない。必ず奴が出る。暗い中では危険察知能力も劣る。私はきっと嚙まれるに違いない。ハブに。
     
 追記:2018.12.24
 畑仕事を辞め、時間に余裕ができて、物置作りなどしながら知人のH爺様に頼まれている薬草表作りを延々と続けていたら、10月終わり頃、使っていたパソコンが壊れるという事件があり、別に使っていた代わりのパソコンの中身の整理を始めた。
 パソコンの中身にはいろいろなデータが入っていて、もうすっかり記憶から消えていた画像なども出てきた。2010年8月に本部博物館で撮ったヤンバルの生き物たち、2012年6月に大宜見の山と水の博物館で撮ったヤンバルの生き物たちの写真がザクザク出てきた。記憶が蘇る。「自分で撮れない写真はこれらが使えるな」と喜んじゃないか。そう喜んだこともすっかり忘れて、もう6年も過ぎてしまった。やっと陽の目を見る。
 
 アオバズク(青葉木菟・青葉梟):フクロウ目の留鳥
 フクロウ目フクロウ科の野鳥 中国、朝鮮、日本などに分布 方言名:タカヂクク
 名前の由来は広辞苑にあった。「青葉の頃鳴き始めるからいう」とのこと。では、ズクとは何ぞや?となって調べてみたが、資料が無く不明。梟と漢字が充てられているのでフクロウの別称ということなのかもしれない。
 方言名はチクク、タカヂククとあり、共にフクロウ類の総称とのこと。同じフクロウ類でもミミズクの類(耳のように見える長い羽毛を持つもの)はマヤーヂククという。猫のようなフクロウということだが、であれば、タカヂククは鷹のようなフクロウということであろう。本種は、顔はフクロウの顔だが、体は鷹のように見える。
 全長は29センチ。耳羽は無く、体の下面は淡色に太い黒褐色の縦縞が目立つ。目は黄色。平地や山地の森林に生息。日本では夏鳥と広辞苑にあったが、沖縄には亜種のリュウキュウアオバズクが留鳥として生息し、年中見られるとのこと。夏にやってくるアオバズクとよく似ていて両者の識別は困難とのこと。
 山地や平地の森林の他、人家近くの林にも生息し、夜間、昆虫などを捕食する。鳴き声はいかにもフクロウらしいホウホウ、ホウホウで、活動している夜間に鳴く。
 ちなみに学名は、
 アオバズク Ninox scutulata
 リュウキュウアオバズク Ninox scutulata totogo

 訂正加筆:2018.12.24

 記:2011.5.1 ガジ丸 →沖縄の動物目次

 参考文献
 『ふる里の動物たち』(株)新報出版企画・編集、発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野鳥』沖縄野鳥研究会編、(株)新報出版発行
 『いちむし』アクアコーラル企画発行


シロチドリ

2016年01月21日 | 動物:鳥

 千鳥足

 海岸を歩く、若い頃は頻繁にあった。若い頃は海水浴に行き、ビーチパーティーをし、キャンプにも行き、デートで女性と海を眺め、浜辺でイチャイチャもしていた。オジサンとなってからは海岸のデートなんてほとんど無い。イチャイチャなんて皆無。
 海岸を歩く、オジサンと呼ばれる歳になってからは随分と減っていた。それがこのHPを始めるようになってから散歩が趣味となって、海岸端を歩くことも増えた。特に脱サラ農夫の友人Tが吉の浦に店を構えてからは、吉の浦海岸を年に数回歩いている。
 海岸を散歩していると、しばしば海鳥に出会う。海鳥って、いたんだ。そういえば、若い頃はちっとも気付かなかった。ヤンバル(沖縄島中北部の通称)でキャンプをしていれば、きっと多くの海鳥に出会っているはずだが、興味が無いものには気付かないということであろう。ヤンバルに多いカラスには気付いている。奴らは煩いから。

 去年(09年)、吉の浦海岸の散歩で何度も海鳥に出会い、その内、いくつかは写真が撮れた。後日調べると、チドリの類が2種、シギの類が2種であることが判明した。
 チドリ、という名前は若い頃から知っていたが、「そうか、君がチドリか」と、その姿を認識したのはこれが初めて。なので、チドリというとその姿よりも千鳥足とい言葉が先に思い浮かぶ。オジサンの私は、深酒すると決まって千鳥足になる。「ウソッ!」と思うくらい千鳥足になる。若い頃はそんなこと、全然無かった。
 ちなみに、千鳥足とは、「左右の足の踏みどころを違えて歩く千鳥のような足つき。特に、酒に酔った人の足つき。」(広辞苑)のこと。

 
 シロチドリ(白千鳥)
 チドリ目チドリ科の留鳥 全国に分布 方言名:チヅイ(チドリの総称)
 チドリ(千鳥)が広辞苑にある。名前の由来として「数多く群をなして飛ぶからか、また、鳴き声からか」とあって、正確なところは不明のようである。私としては、鳴き声からというより、群れで飛ぶからの方が風情があって好き。
 チドリは「チドリ目チドリ科の鳥の総称」(広辞苑)で、本種は胸や腹など白い部分が多い。参考文献に名前の由来は無いが、よって、シロ(白)なのだと思われる。
 『沖縄の野鳥』に「県内で繁殖する唯一のチドリ類」とある。同書には10種類のチドリ科が紹介されているが、他はみな旅鳥とのこと。シロチドリの項にはもう一つ面白い記述があった。「巣やヒナに人や犬などが近付くと、親鳥はケガをしたようにふるまい(擬態行動)、自分に注意を引きつけてヒナを守る」とのこと。親の鏡だ。
 『沖縄の野鳥』によると「海岸、埋立地の砂地などに営巣する」とのことで、生息場所も砂浜や干潟となる。私もそのようなところでしか見ていない。鳴き声は「ピュル、ピュル」、警戒時には「ピュイとかポイッ」とのこと。私は聞いたことが無い。
 全長17.5センチ。本土では夏鳥とのことだが、沖縄では留鳥となっている。

 記:ガジ丸 2010.1.4 →沖縄の動物目次

 参考文献
 『ふる里の動物たち』(株)新報出版企画・編集、発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野鳥』沖縄野鳥研究会編、(株)新報出版発行
 『いちむし』アクアコーラル企画発行


敵は作れない

2016年01月15日 | 通信-沖縄関連

 いかにもウチナーンチュの性質を表していると私が思う沖縄の諺がある。あるけど、全くのうろ覚えで正確には覚えていないので、その意味するところだけを述べる。「100人の味方を作るより、1人の敵も作らないようにせよ」というもの。
 「いちゃりばチョーデー」という言い回しも沖縄にはある。「出会えば兄弟」という意味。「みんな同じ地球の仲間」みたいなもの。みんなが仲間だから特別に自分を守ってくれる味方は必要なく、みんなが仲間だと思っているのに、その中から自分を攻撃してくる敵が1人でもいたら人生が不幸になる。よって、「100人の味方を作るより、1人の敵も作らないようにせよ」となる。南の島の暢気な諺である。
 小さな島で、あるいは、個人が生活する範囲内の小さな村では、隣近所との諍いがこじれると大きな不幸となる。よって、諍いが生じても「なーなー」で済ませるよう村中で協力し解決する。よって、村には特に不幸な人間は生じない、よって、村は平和である。
 南の島の暢気な気分には、植民地時代の西洋諸国のようなものは見えていない、大戦時代の中国朝鮮における日本帝国のようなものも見えていない、その昔、薩摩に侵略された時もおそらく、「何で?友人だろ?」という気分だったに違いない。

 沖縄にももちろん、他人の財産生命を脅かす悪い奴はいる。むしろ犯罪率は全国平均より上、もしかしたら上位、ひょっとしたら犯罪率全国一かもしれない。場所を私の周りに限っても、時期を300坪の畑を始めた3年前からに限っても、隣のTさんはキャベツを盗まれ、N爺様はバナナを盗まれ、私も脚立や鍋を盗まれた。
          
 泥棒だけでは無い。向かいの森には不法投棄されたゴミがわんさかある。「ウチナーンチュは素朴で優しい」なんてことは全く当たらない。「ウチナーンチュの一部には素朴で優しい人もいるが、公衆道徳に欠けた人は多い」と言い換えた方がいい。
 身内のことは棚上げして、島の外に向かっては「いちゃりばチョーデー」という姿勢を持ち続ける。私は私が生まれ育った沖縄のことが大好きなので、けして卑下するわけでは無い、と断っておいて、それが沖縄の処世術なのだと思っている。
 弱小沖縄は、「敵は作らない」のでは無く、敵を作ってしまったら、こんなちっぽけな島ひとたまりもないと自覚しているから、「敵は作れない」のだと思う。なので、島の360度を開いて、海の向こうからやってくるものを「よっ、兄弟」と受け入れて、仲良くし、海の向こうからやってくるものを敵にしないよう心掛けたに違いない。

 しかし、それでも、かつての西洋諸国や日本帝国のように敵は勝手に敵となって突然現れてくる。それを考えると、辺野古新基地建設に反対する沖縄に怒って、ある日突然、日本国が「煩ぇ、沖縄は日本の植民地だ、黙って命令に従え!」とさらに強硬な態度となるかもしれない。ある日突然、「沖縄は元々中国の属国である」と中国が攻めてくるかもしれない。テロリストが沖縄にも存在し、ある日突然攻撃してくるかもしれない。
 しかし、それでもだ、私は願う。日本国がテロリストに「人道に反することをしてはいかん」と非難するのであれば、「沖縄に過剰な基地負担を押し付けてはいかん」とも思って欲しい。さらに言えば、これは全くの夢物語であろうが、世界が「いちゃりばチョーデー」気分であったとしたら、世界は平和になるだろうなぁと思わずにはいられない。 
          

 記:2016.1.15 島乃ガジ丸


ニホンザル

2016年01月15日 | 動物:哺乳類

 似た人はいっぱいいるけど

 サルの類は沖縄に生息しない。生息しないけどここで紹介したいと思う。サル年だからという単純な理由。写真は数年前に北海道を旅した時、旭川動物園で撮っている。
 沖縄にサルはいないが、サルを表すウチナーグチ(沖縄語)があり、サルに関わる昔話もある。ウチナーグチでサルはサールー、サルを単に沖縄語読みしただけ。昔話の方は2つあり、優しくない金持ち夫婦がサルに変えられてしまうという『猿長者』、亀の甲羅にひび割れがあることやタコに骨が無いことの由来を解いた『猿の生肝』が沖縄大百科事典に紹介されている。そういったことなどもあって、サルという動物のイメージは、サルを見たことのない昔のウチナーンチュたちもあるていど持っていたのだろう。サルの関わる言葉もあって、サラカチャーというと植物のサルカケミカンのこと。それはまあまあ有名で、私も若い頃から知っていた。和語と同じで、サルを引っ掛けるという意。

 ウチナーグチでサールージラーというと、これも昔からよく耳にした言葉。
 「あれー、ぬー名ぁやたがやー?」(あいつは何て言う名前だったか?)
 「あれーでぃんねー、たーぬくとぅやが?」(あれと言ったら誰のことか?)
 「ありーてー、あぬサールージラーのイキガよ」(あれだよ、猿顔の男だよ)

 なんていう風な会話となる。サールージラーは猿面(さるづら)の沖縄語読み。沖縄にサルはいないが、サールージラーした人はいっぱいいる。先日、車を運転中、赤信号で停まっている時、ふとバックミラーを見たら女性の顔が映った。歯を剥き出して何かを口に入れたその顔が、歯を剥き出した猿にそっくりだった。彼女は運転しながらスナック菓子を食べていたようだが、食べるたんびに猿顔になっていた。それが面白くて、彼女が私の後ろを走っている間、ついついバックミラーを覗いてしまった。悪かったかな?
 
 ニホンザル(日本猿):霊長目の哺乳類
 霊長目オナガザル科 本州から九州に分布 方言名:サールー
 名前の由来、広辞苑に「(和訓栞に「獣中に智のまさりたる義なるべし」とある)」とあった。「智が勝る」からチガマが省略されてサルになったようだ。本種は日本に生息するサルなのでニホン(日本)と付いてニホンザルとなる。
 日本だけに住むサルで本州から九州に分布するが、北限は青森県下北半島で、そこがまた、世界中のサル類の北限にもなっているとのこと。確かに、サルは南の生き物というイメージがある。であるが、南の島沖縄には生息しない。南限は屋久島であるが、屋久島のニホンザルはヤクニホンザルと呼び、亜種とされているとのこと。
 体長は約60センチ、尾長は約10センチ。群れを作り、ボスザルと通称されるリーダーがいる。雑食性で、植物の葉、樹皮、果実などの他、昆虫も食べる。

 記:2016.1.11 ガジ丸 →沖縄の動物目次

 参考文献
 『ふる里の動物たち』(株)新報出版企画・編集、発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄身近な生き物たち』知念盛俊著、沖縄時事出版発行
 『いちむし』アクアコーラル企画発行
 『学研生物図鑑』本間三郎編、株式会社学習研究社発行


先人の知恵を借りる

2016年01月08日 | 通信-社会・生活

 300坪の畑地を借りて、農業で少なくとも自給自足、できれば年収36万円を目指している私は、他人がどう見るかは不明だが、少なくとも私なりの努力はしている。
 努力は、機械を使わず我が身一つで畑地を耕し、種を播き、収穫するという努力、機械を使わないのは耕す作業だけで無く、除草の際も鎌などを使っての手作業だ。もう一つ、無農薬、無施肥で作物が育ち、それなりの収穫ができるための努力もある。そのための試行錯誤、カッコ良く言えば実験もいくつかやっている。
 「機械を使わず我が身一つで畑地を耕し」については、最初に耕した時は土がとても硬くて「こりゃあ無理だぜ、耕運機を買おう」と挫けかけたのだが、1度耕して作物を育てた畝の土は最初に比べずっと軟らかくなっていて、「これならできるかも」となり、耕運機を買わずに済んでいる。手作業の除草はコツコツとほぼ毎日続けている。

 ほぼ毎日少しずつコツコツやっている除草作業であるが、全然間に合っていない。春になると畑は雑草天国となり、暖かくなるにつれてその成長はどんどん速くなる。雨の多い梅雨時から夏場にかけては先週除草した箇所も今週にはもう草が生え始め、3週間後には元通りになる。秋になっても秋の雑草が蔓延り、冬になれば冬の雑草が蔓延る。除草はいつ果てるとも無い農夫の仕事であると思い知らされている。
 雑草はまだいい。腰をかがめての作業で腰は痛くなるが、何とかかんとかやり続けて、取りあえずは、「ここは原野では無く畑です」といった見た目を保持している。雑草よりずっと厄介なのが害虫。見習い農夫はこれに酷く痛めつけられている。
          
 一昨年(2014年)のダイコンとカブは虫に葉が食われ、ほとんど成長しないまま枯れてしまった。近所の先輩農家から助言をもらい、2015年のダイコンはトンネル栽培で防虫ネットを張った。それでも2000円ほどの売り上げしかなかった。
 2014年、レタスを1畝分約60株ほど植えた。しかし、虫喰いでほとんど売れなかった。2015年は自家消費用の少量栽培とし、今年は1株も植えていない。
 2014年のエダマメは生育が悪かった。それでも「酒の肴だ、豆腐の材料だ」と優遇して、去年は4畝分(約250株)も播いた。しかし、その内収穫できたのは10株もなかった。原因は不明だが、花が咲いて莢も着けたのに、莢の中の実が成長しなかった。
 エダマメの実が成長しなかった原因は害虫かもしれないが病気かもしれない。いずれにせよ、原因究明しないと今年(2016年)もまた同じ失敗を繰り返すことになる。これは何度試行錯誤を繰り返しても究明できないであろう・・・と思い一念発起。
          
 約250粒の種を播いたエダマメが大失敗と判断した去年夏頃から、図書館から本を借りて読んでいる。本だけではなくDVDも借りて観ている。もちろん農業に関する本やDVDである。特に本は自然農法に関するものを選んで読んでいる。今のところ、気になる個所を選んでの飛ばし読みだが、いずれはきちんと読んで勉強しようと思っている。
 農業で生活費を稼ぐというのは難しい。結婚して子供をもうけ、家を建て、なんてのは夢のまた夢の話だが、一人生活だけでも難しい。試行錯誤では時間が足りない。私も若くは無いのだ。先人の知恵を借りて時間短借を図らなければならないのだ。
          

 記:2016.1.8 島乃ガジ丸