blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

2011年6月29日 木陰のある農園

2011-06-30 | 農作業
  福祉農園が開園して13年。
土作りを基本に荒れ地を開墾して
営農活動を行ってきた。
夏日、
天日の下の露地栽培は過酷を極める。
炎天下の作業にとって必要なのは
エアコンではなく木陰。
福祉農園の樹木は
近隣の植木農家や
農園ボランティアの方々から寄贈されたもの。 
   開園して4年したころ、当時の県の担当主幹から[農作業に樹木は必要ない、
農業だけをやってください。」
 「福祉農園は障害者の強制労働の場ではない。木々は開園時、
県が植栽として植えたものに、木陰を確保するたに寄贈された木を植えた」
と話すと主幹は、「県が植えたもの以外は、農地法に触れるので撤去にするように」と言っていた。
 
 木陰の下の農作業。
  役人の脅しに屈せず木陰を守ってきた。
想定外の猛暑が続く日々、木陰の持つ意味と価値を痛感する。
農園スタッフで3年前千葉の香取で就農した人見君が農機具のメンテに来てくれた 
   
人見君のメンテにより運転休止中の
「こまめ」2台が運転再開可能に
 

木陰での作業そして昼食

  
ぺんぎん村 引き売りの出荷準備

2011年6月26日 賑やかな1日

2011-06-27 | 様々な農




【作業内容】 第3農園 ・ジャガイモの収穫 ・サトイモとにんにくのそばの除草 ・モロヘイヤの種まき
 ガールスカウトによるジャガイモ掘り 除草作業   
 
  第2農園 ぺんぎん村 ジャガイモ掘り
 
第1農園 ・落ちたたまねぎ吊し直し・ナスのそばの除草
・ハーブ園のキャベツ撤去、かぼちゃの誘引
 
  
 
 

途中で何度かポツポツと雨が降りましたが、暑すぎず作業ができました。
夏本番が近づいてきて、雑草たちも勢いを増しています。
こちらもどんどん除草したり、イナワラマルチなどで工夫しなければいけないと感じました。
また、浦和北ロータリークラブの方々主催のバーベキュー大会にじゃがいも堀をしたガールスカウトや
ぺんぎん村のみなさんが参加して、賑やかな1日でした。
サバキャンでもお世話になる浦和北ロータリークラブの方やぺんぎんの方と交流する

機会を持てて良かったです。
 byかなた


2011年6月25日 サバイバルキャンプ2011に向けて

2011-06-27 | 共生社会のデザイン
  野良猫の親子、

カラスが子猫を狙っている。
 ◆作業内容
第1農園:なす周りの除草。第3農園:除草
◆感想
途中で雨が降ってきました。作業は除草しかしませんでしたが、
作物が埋もれるくらい雑草がはびこっていたのでとてもやりがいがありました。
サバイバルキャンプ2011に向けて
夜に語る

原発は防爆仕様ではないのだろうか

2011-06-27 | 風の備忘録 

原発は防爆仕様のはずだが
海江田万里経済産業相は18日、
事故を踏まえた追加対策として電力11社に指示していた、
過酷事故(シビアアクシデント)対策について「安全性について厳しいチェックをし、
着実に実施されていることを確認した」として、安全確認が完了したと宣言した。


原子力安全・保安院は6月7日、
シビアアクシデントが発生した場合でも迅速に対応する観点から措置すべき事項のうち、
直ちに取り組むべき措置として、
福島第一以外の原子力発電所においてシビアアクシデントへ
の対応に関する事項について実施するとともに、
その状況を報告することを求め、
原子力保安検査官が立入検査等を行い、
シビアアクシデントへの対応に関する措置の実施状況について厳格な確認を行った。
これについて6月18日に発表した。
他の原子力発電所におけるシビアアクシデントへの対応に関する
措置の実施状況の確認結果について
確認事項は以下の通り。
? 中央制御室の作業環境の確保
? 緊急時における発電所構内通信手段の確保
? 高線量対応防護服等の資機材の確保及び放射線管理のための体制の整備
? 水素爆発防止対策
? がれき撤去用の重機の配備
? 水素爆発防止対策は、
炉心損傷等により生じる水素の爆発による施設の損壊を防止するため、
緊急時において炉心損傷等により生じる水素が
原子炉建屋等に多量に滞留することを防止するための措置が
講じられていることを確認する。
これについての確認結果(沸騰水型原子炉:BWRの場合)は
以下の通りとなっている。
・ 全ての交流電源が喪失した時において、
炉心損傷等により発生した水素が原子炉建屋内に漏れ出した場合、
原子炉建屋内への多量の水素の滞留を防止するため、
原子炉建屋屋上に穴あけにより排気口を設けることとし、
穴あけ作業に必要な資機材(ドリル等)を配備し、
または手配済みであることを確認した。
また、水素が滞留する前に作業が完了できること等、
作業の安全性や確実性を十分に考慮した手順書を整備するとともに、
訓練等を通じ継続的に改善することを確認した。
・ 穴あけ作業に関する訓練への立会い等により、
原子炉建屋屋上に梯子を通じて登り作業資機材を運び上げる作業、
建屋天井を模擬したコンクリートに資機材を用いて穴を開ける作業が実施可能
(事例として、事務所出発から穴あけ完了までに約80分)であることを確認した。
・ 中長期的措置として、
原子炉建屋の頂部に水素ベント装置を設置するとともに、
原子炉建屋内に水素検知器を設置する計画であることを確認した


原発は防爆仕様のはずだが
爆発には次の三つの要素が重なることにより発生する。
可燃性ガス・空気(酸素)・点火源 → 爆発

水素などの可燃性ガスが、空気と混合すると燃発性のガスになり
このガスが電気火花や高温度の物体などの点火源に触れると、
爆発が起きる可能性が大きい。

福島事故でもドリルで穴を開けて水素ガスを逃がす議論があって、
電気ドリルでやれば引火するとして避けられたとという話を聞いている。


2011年7月10日(日曜)14時 「早期帰村」実現の課題―福島県飯舘村

2011-06-24 | 風の備忘録 

2011(平成23)年7月10日(日曜日)午後2時から5時半まで、
東京都文京区弥生1丁目の東京大学弥生講堂一条ホールで、
中山間地域フォーラム5周年記念シンポジウム

東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故で
「全村避難」を強いられている福島県飯舘村の菅野典雄村長に、
現状の報告と早期帰村プランについて、思いのたけを語っていただきます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
中山間地域フォーラム5周年記念シンポジウム
「早期帰村」実現の課題――福島県飯舘村

 東日本大震災および東京電力福島第一原子力発電所の
放射能漏れ事故の被災地域には、中山間地域も少なくない。
その一つに全村避難を余儀なくされた福島県飯舘村がある。
飯館牛や野菜、花卉などの農畜産業、
それに女性の力を活かして

地域コミュニティを築く独自の村づくり=「までいライフ」が、
原発事故で一瞬にして崩れようとしている。
しかし、村民たちは負けてはいない。
「早期帰村プラン」を掲げてチャレンジしようとしている。
菅野典雄・飯舘村長を迎えて、

人と人、
人と自然がつながる地域コミュニティをどうしたら再興できるのか、
考えてみたい。

【テーマ】  「早期帰村」実現の課題――福島県飯舘村
【日時】   2011年7月10日(日曜)14時~17時30分
【会場】   東京大学弥生講堂一条ホール
      (東京都文京区弥生1-1-1  地下鉄南北線「東大前駅」から徒歩3分)
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/map.pdf
【主催】   中山間地域フォーラム
【共催】   (財)農学会、東京大学大学院農学生命科学研究科
【後援】   全国水源の里連絡協議会、地球緑化センター
【プログラム】
1. 現地報告「飯舘村は訴える」  菅野 典雄 氏 (福島県飯舘村長)
2. 現地報告「飯舘村の土はいま」 溝口  勝 氏 (東京大学教授)
3. パネルディスカッション
 菅野村長、溝口教授のほか、


飯舘村で「までい民宿どうげ」を経営する佐野ハツノさんにも加わっていただき討論
コーディネーター 守友 裕一 氏 (宇都宮大学教授)
※ シンポジウムに参加のみなさまには、


資料代等として3000円(学生は1000円)をいただきます。先着300名。
※ 終了後、報告者らの参加を得て懇親会(会費制)を予定しています。
※ シンポジウムおよび懇親会にはフォーラム会員でなくてもどなたでも参加できます。

申込み方法
 中山間地域フォーラムのホームページ
http://www.chusankan-f.net/)の専用申込みフォームよりお申し込みください。
【問合せ先】 中山間地域フォーラム事務局
メール: tebento+@+cyusankan-f.net[@マーク前後の+を消してお送りください]


晴耕雨読人類往来記: 「雪が降って、ミツバチが死んだ」


東北各県搬入の牛、肉骨粉から放射線

2011-06-23 | 風の備忘録 

東日本大震災:東北各県搬入の牛、
肉骨粉から放射線 青森の産廃施設で検出

2011.4.30毎日新聞青森県版

 県は4日、福島県など東北各県から県内に搬入された牛を処理した肉骨粉から、
1時間当たり最大0・16マイクロシーベルトの放射線が検出されたと発表した。
周辺に影響を与えるものではないという。
 県によると、2日に青森市の産廃処理施設で廃棄物の肉骨粉を受け入れる際、
肉骨粉を積んだトラック3台が放射線検知システムに反応した。
肉骨粉は福島県などから運び込まれた死んだ牛を八戸市の工場で処理したものだった。
 福島第1原発の事故の影響が考えられるという。
放射線が測定された廃棄物の取り扱いが法令上で決まっていないため、
青森市の施設で当面保管するという。
週刊 新大土壌研


岩手県企業局の15発電所 震災時にパワー生かせず

2011-06-23 | 風の備忘録 

岩手県企業局の15発電所 震災時にパワー生かせず

 


岩手県企業局の水力発電所の一つ、
岩洞第2発電所=盛岡市玉山区門前寺

  東日本大震災直後に全80万戸が停電した岩手県で、
県企業局の15の発電所が被災を免れたにもかかわらず運転を停止した。
連結する東北電力の送電網がダウンしたためで、
最大で県内の電灯需要(一般家庭の需要)の半分を
カバーできる発電能力を生かせなかった。
 岩手県企業局は水力発電所14カ所、
風力発電所1カ所を運用し、
発電した電力を東北電に販売している。
2009年度の販売電力量約5億6000万キロワット時は
全国の地方公営電気事業者で2位。
新潟を含む東北7県で東北電の火力、
原子力といった大規模発電所がないのは岩手だけだが、
企業局の発電能力は計14万5000キロワットあり、
最大で県内の電灯需要全80万戸の約半分をカバーできる。
 15の発電所は3月11日の大震災でも設備の損壊はなかったが、
連結する東北電の送電網が震災直後、
電圧の低下でダウンしたため発送電を停止。
送電網の電圧の回復を待ち、
全ての発電所が再稼働したのは3月15日午後5時だった。

 東北電によると、送電網は震災直後、
停電が東北7県全域に及ぶのを防ぐため、
同社の宮城県内の変電所を境に北部(おおむね青森、岩手、秋田)
と南部(おおむね山形、宮城、福島、新潟)に分離された。
 北部では、東通原発1号機(青森県東通村)が定期点検中で、
八戸、秋田、能代の3カ所の大規模火力発電所が全て自動停止し、
需要電力量に発電量が追いつかず送電網の電圧が低下。
連結する企業局の水力発電所なども運転停止に陥った。
 岩手県は現在、他県から移入する電力で需要を賄っているが、\
企業局のほかにも県内最大の発電能力約14万9000キロワットを持つ
新日鉄釜石製鉄所火力発電所(釜石市)もあり、
最大で県内すべての電灯需要をカバーする設備は整っている。
 ただ、震災の広域停電では発電能力が生かせなかった。
東北電は予防策として今月、
東北の北部と南部をつなぐ新たな基幹送電線の一部を前倒しで開通させた。

 県企業局は
県民のために発電能力が生かせなかったのは残念だが、
今の発送電制度では仕方がない
」と話す。
 福島第1原発事故を契機に、
国は大型発電所から地域全体に電力を送る「集中型」から、
中小規模の発電所で地域の需要を賄う
「分散型」への転換など電力事業の改革を検討している。
放送大岩手学習センターの斎藤徳美所長(地域防災学)は
「中小規模の発電所は安定した
出力を保てないことや送電網維持の負担など問題もあるが、
地域の発電能力を地元で活用できるのが、
自然な発送電の在り方だ」と指摘する。
2011年06月23日木曜日河北新報
河北新報 東北のニュース/岩手県企業局の15発電所 震災時にパワー生かせず


2011年6月21日 見沼巡り

2011-06-22 | 風の備忘録 
経済紙の記者している石井君の学部時代の友人を、武蔵浦和駅で待ち合わせをして
見沼田んぼ福祉農園と見沼田んぼを案内する。
県立西高校から見沼に入り、西校下の市民農園地帯を回りそのまま東進して福祉農園へ向かう 
農園では「わらじの会」農園班が除草作業をしていた 
空には夏の雲  
 農園を出てトラスト1号地、見沼自然の家を周り通船堀、八丁堤を回る
 差間の「見沼自然の家」へ
 記者は4月に関東への異動してきた。
奥さんと乳児と幼児の3人を関西の実家において単身で暮らしているという。
福島が落ち着くまでは安心して関東で子育て出来ない現実があることを改めて思い知らされる。

見沼田んぼ福祉農園通信


2011年6月19日 郡上から友

2011-06-21 | 農作業

 

【作業内容】
第1農園・えんどう豆の撤収・リカルドさん苗の植え付け(ナス、ピーマン)ハーブ園除草
・ルバーブ植え付け・かぶ収穫
 ・にんにく皮むき ・乾燥小屋整理(ジャガイモ、玉ねぎ)
・お茶の木剪定 ・ゴーヤのグリーンカーテン(乾燥小屋横のテーブル周り)・ゴミ捨て・芝刈り
 
 
 第3農園 
・キャベツ撤収
・リカルドさん苗の植え付け(ナス)
 
突然の来園者も多く通常作業日としてはとても賑やかで、
各区画で作業を進めることができました。
郡上から実家で栽培した苗を持ってきてくださった上にがっつり作業もしていた
リカルドさんのアドバイスが印象的でした。
除草には刈払機などの機械を適正な時期に使用すること。
またをそれを扱えるスタッフの育成などを指摘していただきました。
全体的な感想としては廃棄が多いことがあげられています。
それぞれの来園頻度が異なるなかで大きな課題だとは思いますが、
ハーブも野菜も育てたものを使い切ることを楽しみながら考えていきたいです。

お疲れ様でした。by早紀
 

レーニングキャンプ2011 ~知恵をつなげる~ - 見沼・風の学校 農的若衆宿&サバイバルキャンプ2011ブログ


2011年6月18日 梅雨の合間の農作業

2011-06-21 | 農作業


【作業内容】
第3農園・ダイコンの収穫 ・そら豆の撤去 ・ねぎの土寄せ ・除草
 
第2農園 カモが営巣している
 第1農園・梅の木、シャッター小屋、乾燥小屋まわりの木の剪定 ・プレハブ小屋の上にテグス張り
 カラスが麦を餌にするので麦のまわりにテグスを張る
 
どうも盗まれたらしいぺんぎん村のキャベツ   
 
感想】人数も少ないし、雨も降ってきたので早めに上がりました。短い時間の作業でしたが、
なかなか充実していました。個人的には自分の区画が気づいたらスカスカなので早めに
次の野菜を検討しておかなきゃいけなかったなぁと思いました。
雨の日で少人数だとできる作業がまだよくわからないので考えていきたいと思いました。by南美
  
 見沼・風の学校 農的若衆宿&サバイバルキャンプ2011ブログ

2011年6月14日 明治学院大学での講義の反響 1

2011-06-21 | 共生社会のデザイン

私はずっと除草という行為が好きではなかった。
中学でも高校でも家でも雑草を抜くと言うことは当り前にやっていたけれど、
草は地球に、土に還ることが出来るのに、なんでビニール袋入れて、
ゴミとしてすてるのだろ、
ゴミでないものをゴミとして出して、何か変だと思っていた。
 だから見沼田んぼ福祉農園では、
集めて堆肥として畑にもどす、馬糞も畑にもどす、
そうやって土を作ると聞いてとても納得してしまった。
 そうやって人のつながりを、農業を持続可能に、
ずっと続けることによって保ち続けることが出来るのだと思った。
 原発と農園が対象的なものとして
位置しているというのは何となく感じてはいたけれど、
なんか頭で理解することができた。
原発が分断してしまうものを、
農業が持つコミュニティーの力がつないでいく。
その逆もあり、そうしたものを無理矢理、原発が引き離してしまう。
生きていく上で、精神的にもとても大きなものを簡単に壊してしまう。

福島川俣町計画避難地区山木地区の酪農家が
3,11後に描いた福島に吹いた風の絵

晴耕雨読人類往来記


2011年6月14日 明治学院大学での講義の反響

2011-06-21 | 風の備忘録 

学校で原子力発電所について学んだ記憶はありません。

世界史での中での「チェルノブイリ」について学んだくらいです。
日本の原発があるのは知っていたのですが
火力や水力と同じようなものだと思っていました。
原発はあっても2基ほどしかないと思っていました。
それが50を超えるほどもあるなんて。

原発の話、私が習ったにはCO2が削減できるというメリットしか学びませんでした。

原子力帝国によって自分は制御され、管理されて、
生きてきたから電気がなくなったとき、
自分は生活のコントロールが全くきかない人間になるのだろと思う。
その時、ネットワークまで分断されていくのは一番怖いことだと思った。
原発事故によって人間関係が、人と生きものの関係が、
人と食べものがの関係が分断されることが、今後もずっと増えていくと思う。

分断、つながりについて深く考えさせられた時間でした。
「制御」管理」されていると考えると恐くなりました。
自分は小学生の時に東海村での事故で地元の千葉県でも
窓を閉めさせられる等の体験をしたので恐ろしいものだと感じていました。

福島の酪農家が描いた絵と詩
 「風の知らせ」

風のしらせ
絶対です 絶対です
絶対に安全です
安全です 安全です 安全です

あれ あれ
想定外の事態が勃発しまいした。
危険です 危険です 危険です
このエリアは危険です
ただちに避難してください

ボクは タカツムリの靴しか持っていません
年老いた家族や家畜もいます
どこで難を避けろというのでしょう
明日からの生活はどうすればいいのでしょう
危険と言われても
すぐに逃げ出すことは出来ないのです

どこか遠くの危険なの及ばないところから
誰かがさけんでいます
このエリアは、危険です

安全です
ただちに健康への影響はありません
ただちに健康への ただちに健康への
ほんとうのことは何一つ知らされずに
右往左往する情けないボクがここにいます

晴耕雨読人類往来記


復興構想に「脱原発」 福島県検討委 姿勢明示へ

2011-06-16 | 風の備忘録 

2011年5月19日福島相馬釣師浜海水浴場
 

福島県復興ビジョン検討委員会は15日、
復興計画の前提となる復興ビジョンに「脱原発」の文言を盛り込み、
原子力に依存しない持続可能な社会への転換を目指す姿勢を打ち出した。
7月初めに基本理念と主な施策を盛り込むビジョン素案をまとめ、
県民から意見を募った上で、7月末に佐藤雄平知事が正式決定する。
 同日県庁であった第5回会合で委員10人の意見が一致した。
福島第1原発事故の収束の兆しが見えない中、
3項目の基本理念の筆頭に「原子力に依存しない、
安全・安心で持続的に発展可能な社会づくり」を提示。
政策的には「『脱原発』という考え方」に立ち、
自然エネルギーの飛躍的な推進、省エネ、リサイクルの強化を目指す。
 委員に異論はなく「脱原発の分かりやすいスローガンを作るといい」
「国の責任も明示するべきだ」などの意見が出た。

2011年5月19日福島 相馬港

 委員の福井邦顕日本全薬工業会長は
「首都圏に電力を供給してきたメリットもあった」と指摘。
「自然エネルギーや医療福祉の分野で、
東京電力と良好な関係を築けないか」と述べた。
 座長の鈴木浩福島大名誉教授は閉会後の取材に対し
「スタンスを明確にしないと福島の復興は始まらない。
(県として東京電力に強く廃炉を求める)意思を表明した。
世界に発信し、事故収束に向けた英知を福島に結集させたい」と語った。

2011年5月19日福島 相馬市

 復興ビジョンは、
具体的な施策を盛り込む復興計画(計画期間10年)の方向性を示す。
検討委は5月13日の初会合から内容を議論してきたが、
原発事故収束の見通しが立たず、
完全な脱原発を目指すかどうかで委員の間に温度差があった。
2011年06月16日木曜日
河北新報 東北のニュース/復興構想に「脱原発」 福島県検討委 姿勢明示へ

2011年6月11日 福島飯館村 水のない水田